有栖川 杏紗(樒) 2015-06-29 22:08:39 ID:596ad0cfd |
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>主
お昼寝は後!君の為でもあるんだからね、
(憶測通り彼女はお小言の一つくらい甘く見てほしいものだ。こう言った会話の度己は自分の母親か兄妹なのかと軽い目眩を感じるがきっとこの遣取がなければ寂しく想うのだろう。ふ、と柔らかな笑みを浮かべて。パーソナルスペースとやらが狭いのか主のこういった行動は日常茶飯でもう既に慣れたもの。腕に絡みつく主の腕は特に気にする事なく歩み始め。鯰尾との一件は悪夢でしかなく彼の事は嫌いではないのだが彼が畑当番の際は警戒を怠らなくなり。勿論彼には説教染みた事を長々と申し述べたが彼は未だ畑当番の度に馬糞を玩んでいる様であり。「……確かに、ね。ぞっとするよ」苦笑を滲ませて。真新しい井戸に辿り着けば小綺麗にしてある桶に手を欠けて井戸中に下ろしていき。「まずは君を綺麗にするからね、僕の支える主がいつまでも泥塗れなんて顔がたたないし」井戸奥でちゃぽん、という水音を響かせたのを確認すれば慣れた手つきで桶を引き上げながら前記を述べて)
>紫蘭さん
とても良いものだよ!一輪挿しの花器なのだけど、楽しみにしておくといいよ。
(彼女からの同意を得られれば綻ぶ様な笑みを浮かべて。「僕の部屋はこの近くなんだ。余り雅な行いではないけど…縁側から入ってしまおうか」丁度良いことに自身の割り当てられた部屋は現在地から程近い美しい庭が窓から見える場所であり此ればかりは主に感謝して。玄関口から屋敷内へ入る事を普通とするのだが今回ばかりは彼女に見せたいという逸る気持ちもあってのことで。真新しく綺麗な縁側へ踏み出して廊下を歩み始め。暫く歩いて居れば自室があり襖に手をかければ彼女を優先する様に中へ招いて。「そこに座蒲団があるから腰かけて。どうぞ楽にしていて」新調したばかりの濃紫の座蒲団を指差してどうぞ、と述べて)
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