花苑 恋歌 2015-06-27 22:26:41 |
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そう……
《相手から何もしなくていいよ と言われれば逆に何をしていればいいのか迷ってしまい結局先程のように壁に背中を合わせて体操座りで座り込むとボーッとしていて、相手が料理を作り終わったのを読み取るとテーブルに置いてあった台拭きで汚れをふきナフキンを二枚置いて綺麗にして
あ、ありがとう
(相手がテーブルを綺麗にしてくれたのを見れば微笑みながらお礼を言って、料理を盛った皿をテーブルに持っていけば向かい合うように皿を置いて「出来たよ、レンの口にあったらいいんだけど…」と相手に少し自信がなさそうに心配しながら言えば自分の席に座って相手が来るのを待ち
別に、これくらいしか出来ないし
《相手からお礼を言われるとそれほどの事をした訳でもなく当然の事をやっただけと思ったのでそう言い、拭き終わって席に座ると目を丸くして「これ……本当にヨリ君が」相手の作った料理のクオリティに驚かされ見た目だけでびっくりし、それを口に運ぶと「女子力高っ、自分の女子力無さに泣けてくる……」相手の料理が美味しすぎて自分も料理は好きだが圧倒的に負けてしまい苦笑いをして言い
そうかな…?口にあったみたいで良かった、ありがとう
(相手の言葉を聞くまで心配だったが相手の美味しそうな表情と言葉を聞けば安堵したのかホッとし、ニコニコしながら相手にお礼を言えば自分も料理を食べ始めて。「レンは強いからね。喧嘩的な意味で。レンも料理作るの…?」相手の女子力が低いと言う言葉を聞けば苦笑いしながらホローのつもりで言い、相手も料理を作るのだろうかと少し疑問に思えばそう聞いてみて
一応作れる……と思う
《本当は料理は好きで作れると言おうと思ったが相手の料理を見ると自信をなくしてしまい多分が付け足され苦笑すると「ヨリ君……何でもできるのに何で学校ではポケーッとしてんの」今日の事をふと思い出し体育の事や今出されている料理を見ると人の何倍も上手いと思うのに何故か学校ではいつもボーッとしていた事をしていて疑問に思い聞いてみて
ん~…あんまり目立ちたくないからかなぁ…
(相手の言葉を聞けば少しん~っと悩めば曖昧な答えを答えれば苦笑いをして。「俺、勉強出来ないよ…?」苦笑いしながら勉強だけは苦手だと言えば相手の顔をじっと見て「レンは勉強出来るから羨ましい…また教えてほしいな」とお願いするように言えば頬を少しかき
それぐらい知ってる、
《相手から勉強の事を聞くと出来ないのを知っていたので別にそれは関係ないし なんて思いながら返事をすると、勉強を教えてと頼まれたので「同然でしょ、これ以上成績下がったら先生から怒られるんだし」相手の怒られているところは見たくない と思って言うと「ごちそうさまでした」食べ終わったのでキッチンに行き食器を下げると洗い出し
レンは怒られないと思うけど…?
(相手の怒られるの発言を自分のことだとは気がつかずに相手の事をだと思うとそう言って。「ごちそうさま」と手を合わせて相手の後に続いて台所に行き食器を下げると自分も相手の隣で食器を洗い始めて。「女子力が無いレンでも今のレンは頭いいし、カッコイイし…俺は憧れるよ…?」と相手の方を見ずに先程の話の続きを話し
女子力ないって……0じゃないし、それにカッコよくなんてないよ威張ってるだけ
《相手から女子力無いと言われると少しは傷ついたのか肩で相手の腕を押し自分なりに攻撃すると、次はカッコいいと言われまぁ嬉しかったが自分はいつもただ威張ってるだけだと思っているので相手の言葉を否定し
ちょっ…押さないでよ
(相手が肩で自分を押してくるので苦笑いをしながらそう言えば相手が威張っているだけだと言ったがそうかなと少し疑問に思って「俺はカッコイイと思うよ?俺、あんまりはっきりと人に言えないしさ…」とははっと軽く笑えば洗い物を済ませてリビングに行き
確かにヨリ君、断れないもんね何でも……
《確かに相手は頼まれごとは断れないでいるし、それを考えるとそうかもと思うと相手がリビングに行ったので自分も皿洗いが終わるとリビングに行きフローリングに座ると「明日さ、◯◯町で夏祭りあるんだって友達誘って行かない?」ふと明日夏祭りがある事を思い出し、行ってみたいなぁなんて思っていたので聞いてみて
もうそんな季節かぁ…うん、いいよ?
(もう夏祭りをやる季節かと思うと今日暑かったしと思いながら相手の誘いに答え「レンは浴衣着るの…?」と夏祭りだし女子は着るのだろうかと疑問に思えば相手に聞いてみて、自分も久々に浴衣を着てみようかなんて考えると浴衣持ってないことを思いだし
浴衣は着る予定……あと友達も誘って行かない?とかとか言ったけどもう呼んでて◯◯と……
《浴衣は着る予定だったのでうなずくと、メンバーは相手が男子の中で一番?と言っていいほど絡んでいる人と自分の親友だけで相手も大勢は苦手かなと思い四人だけで行く事にしていると伝えると「現地集合で…歩いて1時間ちょいかな…あの二人一緒に行くんだって、嫌だったらいいんだけど、ヨリ君もうちと行かない?」メンバーの二人は一緒に行こう と話しているのを聞いていたので自分も1人は少々不安だったので聞いてみて
俺は何人でもいいよ
(みんなの後ろを付いていくだけだし…と思いながら言い「あ、うん。じゃぁ、一緒に行こっか…?あ、じゃぁ、明日浴衣買いに行くからついてきてもらっていい…?」相手が一緒に祭りに行くことを誘ってきたので特に断る理由もなかった為に了承して。浴衣を持っていなかった為、相手に一緒に選んでもらおうと思い誘ってみて
なら明日は昼間から出かけなきゃね
《浴衣を持っていないと相手が言い、家には男物の浴衣もあったので貸そうかなと思っていたが相手が買いに行くと言ったので別にいっかな、と思い明日買い物に行くことにし買い物をするなら早めから出なきゃなぁと思ったので昼間から出ると言い「ヨリ君、うち化粧したらおかしいかな?」浴衣と聞けば明日浴衣に合う軽いメイクしようと思っていたがいつもスッピンなので似合わなかったら嫌だなぁと思い、いつも近くにいる相手に尋ねてみて
化粧…?いいんじゃない…?
(相手は常にスッピンな為、相手の化粧した顔も新鮮で見てみたいと思えば首を傾げながらそう言って。「あ…逆に男装してみるとか…?レン似合いそうだよね」ふと頭の隅に思い付いたことを何となくの気持ちで相手に進めてみて
男装……ね、なら浴衣買うときにして行く
《男装は、友達からも似合いそうとか言われていたので興味があったのか賛成すると、「買い物の時男友達といるみたいに接してね、でも夏祭りはちゃんと着て行くからから」男装をやるならやるで、ちゃんとなりきりたいと思いお願いすると床に寝そべり「眠くなってきた……」体を縮めて言い
あ、うん…分かった
(何となくの一言がまさか相手がやってくれるとは思っていなく、少し驚きながらも相手に答えればニコッと笑い。「そんな所で寝たら風邪引くよ…?」相手の姿を見れば頭を撫でながらそう言って、相手が体を縮ませているところを見ればクスッと笑い頬をつついて
うちは猫じゃないんだから
《相手から頭を撫でられると、その手を握り自分から離すとまるで自分がペットみたいな体勢をしていると気づき立ち上がると「明日もあるしそろそろ帰るよ」もう遅いし明日、結構歩くので疲れがなくなるように早めに寝ようと考えたので言ってみて
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