《NL》ロールキャベツ男子／幼馴染み

あ……
（相手が急いで体育館を出ていく後ろ姿を見れば軽く溜め息をついて。頭を少しかけば自分も教室に向かうと鞄を持って自分も自宅へと歩きだし。一人での帰りも久々だなと思い、家へと着けば鞄を部屋において私服へと着替えて

はぁはぁ……ふぅ
《一度家に帰るとぶかぶかのスウェットと部屋着の半ズボンに着替えると家の近くにある考え事をするときに来る裏山の水平線の見えるお気に入りの綺麗なウッドデッキがある場所に自転車で来て 寝そべり今日学校で起きた事を考え

見つけやすいようあげておきます、

………
（リビングに行くと置き手紙がおいてあり、今日は両親が帰ってこない旨の手紙を読むと晩御飯はどうしようかと考え、冷蔵庫を覗くも材料がなく買いに行くかと思えば財布を持って家を出て。「何作ろうかな…」と頭で考えながらスーパーへと向かい

はぁ……皆んな変わっていくなぁ……ヨリ君も
《考え事をしながら今のクラスメイトを一年前と比べてみるとヨリの事が出てきて、（前は弟みたいだったのにちゃんとした男子になったよぁ）なんて内心で思いながら夏に入ったばかりの青々とした空を見つめては寝返りをうち

そう言えば…レンはどうしてるかな…
（ぼぉっと晩御飯のメニューを考えていると今日の放課後の事を思い出しては相手の事が少し心配になり。「電話してみよう…」と携帯を取り出せば相手の携帯に電話をかけて。耳に携帯を当てると相手が出るのをじっと待ち

ん、…もしもし……ヨリ君？
《電話が鳴っているのが分かり上半身を起こしてポケットに入っている携帯を取り出すと、かけてきたのがヨリだと分かり何か特別な用事がないのになぁ…なんて思いながら電話に出て

あ、レン…？大丈夫…？あのあと一人で帰ったけど
（と相手を心配して相手の様子を聞いて。相手は体育館での事を気にしているのか、自分を嫌いになったのではないかといろいろ心配になり相手の声が聞きたくなり電話したとは言えず、相手の返答をじっと待ち

大丈夫だし、うちは強いんだから
《電話に出ると自分のことを心配してくれている相手がいて先ほどの雰囲気とは違ういつものヨリであるのと声が聞けて少し安心し「大丈夫だからさ」相手も自分が急に出て行って怒っていると思われないように電話越しでも笑顔で言っているような優しい声で言い

レンは強いんだね
（相手の声を聞けばどこか安心した気持ちになり、自分も相手と同じように優しい声色になりながらそう言って。「あ、今日俺が晩御飯を作るんだけど…食べにくる…？」と自分が晩御飯を作ると相手に伝えて

あっ行く、親が今日いないくて
《今日は、母親は祖母の家に父は出張で居らず、少々ビビリなところがあり一人は嫌なのでヨリの家にでも寄ろうと思っていたので丁度良いと思い、行くと伝えると「あっ、今どこいる？」相手が家にいるとは限らないと思ったので聞いてみて

えっと…街のスーパーだよ？
（場所を聞かれたため周りをくるりと見回してスーパーに居ることを思い出してそう言い。「レンはどこに居るの…？」と相手のことも気になったので相手が何処に居るか聞いてみて。「あ、何が食べたい…？」と相手に今晩の晩御飯は何がいいか聞いてみて

今は裏山にあるえっと……あの水平線の見えるウッドデッキの所にいる
《立ち上がり相手のいるスーパーを探すようにキョロキョロしながら街を見下ろし「あっ、うち何でもいいよ」特にこれという食べたい物はなかったので相手に任せると伝え

あぁ…レン好きだよね
（クスッと電話越しで笑えば相手が好きだった事を思い出して。「なんでもかぁ…何にしよっかな…レンの好物にしようかな…？」せっかく相手が来るのだし相手の好物を作ろうと思い訊ねて

好物かぁ、楽しみにしとく
《相手の口から好物と言われると自分の好きな物を思い浮かべてみて、楽しみにしておくと伝えると「あっ、何処で待っておけばいい？」相手のスーパーは此処から少し遠いいのでどうやって合流するか聞いてみて

じゃぁ…俺の家にあがってて
（待ち合わせをすると時間がかかると思い、相手に自分の家にあがっていてもらうように言い。「じゃぁ、買い物がすんだら直ぐに戻るね」と相手に告げれば電話を切って買い物の続きをして、買い物が追われば直ぐに家へと向かい歩き出して

おじゃまします……
《山から降りると相手の家につくと、鍵は閉まっていなかったので中に入ると隣の家に住んでいるがいつも自分の家が多く久しぶり来た相手の家を変わってないなぁ なんて思いながらキョロキョロと観察し、中に上がると何をしていいのか分からず変に物を触ってもあれかなと思い壁に背中を当てて座り相手を待つことにして

ただいま～…
（家に帰り着けばドアを開けながらそう言って、リビングに行けば相手の姿を見て相手にただいまと言って。「じゃぁ、さっそく作るね」と食材を台所に持っていけばさっそく晩御飯を作る準備をし始めて

おっ、おかえり……
《相手がただいま と言うと自分の家じゃなく不思議な感じもするがおかえりと言い、キッチンで料理をする相手を見てただ見ているだけじゃ申し訳ないと思い無言で立ち上がりキッチンに行くと「何すればいい、」何を手伝えばいいか聞いて

ん…ゆっくりしててもらっていいよ？
（相手が後ろから話しかけて来たことに気がつけば相手の方をチラッと見てニッコリと笑えばそう言って。「レンはお客なんだし」と再び料理を作り始めれば同時進行で料理以外のこともしていき、数十分後に料理が完成すれば盛り付けをしていき