《NL》ロールキャベツ男子／幼馴染み

あっ……
《相手の行動に可愛いと思ってしまい頭をぶんぶん振ると相手の顔を隠している手を握り「その仕草…止めて、」目線を逸らして言うと携帯をとりだして遅れている二人に電話すると30分程遅れると聞き相手に伝え

え…なんで…？みんな見てるから…
（相手に手を掴まれて顔を隠せなくなれば周りの目が気になったため、周りの目を気にしないように相手の方を見ながら聞いて。「あ、そっか…じゃぁこのまま待ってる…？それとも先に祭りに行く…？」相手の友達が遅れると聞けばどうするか悩み、提案してみて

待っておきたいけど……ヨリ君がじろじろ見られて何か嫌だから先行っとこう
《あいつの質問に少し顔を赤面にさせて言うと、手を引っ張って祭りがある場所まで連れて行くと人の多さに驚き「よっヨリ君……迷子にならないでよね」少し心配そうな顔で言い

顔赤いよ…？
（相手の顔を見れば赤いことに気がついて疑問に思い、首をかしげながら相手の顔を見ながら聞いて。「人が一杯だね…迷子になるのはレンじゃ…？」と相手は背が低いため見失ってしまいそうだと思えばクスクス笑いながら相手に言って

馬鹿、うちが迷子になるわけないでしょ
《相手の発言に少しムスッとしながら答え相手の肩をグーで押すとスタスタ歩いて行き「りんご飴だ」飴の屋台を見つけるとりんご飴があり夏祭りに必ず買っているので列に並んでその間に来ていない二人に 先に行くとメールを入れて

そうかなぁ…？おっとと…
（相手がムスッとした顔で迷子にならないと言ったのでクスクス笑いながら意地悪そうに相手に言えば、相手が押してきたために少しふらつき。「りんご飴美味しいよね」一緒にりんご飴の列に並んでいるとたこ焼き屋が目に入り、たこ焼きもいいなぁと思い

あっ、ヨリ君並んでてうちたこ焼き買ってくるよ
《相手をチラッと見てみるとたこ焼きの屋台を見ていて食べたいのかな と思いもし買うなら長く二回も並ぶより効率よく行こうと思い、たこ焼き屋に並んで来ると伝えると列から抜けて違う列に入り

あ、迷子になるよ…
（相手がたこ焼きを買ってくると言って自分が並んでいた列から抜けてたこ焼き屋に向かっていくのに気がつけば相手に聞こえるように言うがすでに相手は人混みで見えなくなり、どうしようかと暫く悩んでいると自分の番が来た為にりんご飴を二つ買って、相手が並んでいるであろうたこ焼き屋に向かい

っ……あれ、どっちだっけ、
《たこ焼きを買い人混みを抜けて相手の元に行こうと思っていたら誰かがぶつかってきてそのまま少しふらふらしているとまだ来ていない屋台の場所に流されて来てしまい少し不安になり人混みの中ポツンと一人立ってキョロキョロしていると大学生の男性の団体に話しかけられて

レン…？
（周りをキョロキョロしながら相手の姿を探すがなかなか相手を見つける事が出来ず、もしかしたら人に流されたのではと考えれば相手の姿を探しながら他の屋台の方へと歩き出して

あっ、あの……
《団体の人たちから一緒に行動しないか、と聞かれて言い返そうとするが断ると何かされるかも知れないと怖くなり何も言えずにいて片手が小刻みに震えだすと、大学生達から手を引っ張られ付いていくしかなくヨリに助けを求めようともう一度周りを見るが見当たらず

レン…！レンっ！
（相手を必死に探しているがなかなか見つけられず、片隅でレンが着ていた浴衣の袖が目に入るとそちらに急いで行き、相手の手を掴めば自分の方に思いっきり引っ張り、急いで相手を引っ張ってその場から離れて。「大丈夫…？レン…？」息を荒げながら相手に確かめて

大丈夫……
《誰かから手を引っ張られ輪の中から抜け出せると助けてくれた相手がヨリと分かり、しかも息を荒げながら自分を探してくれたと分かり申しわけなさと安心したせいで涙目になってしまい「ありがと、」震え混じりの声で相手に伝えると出てきそうだった涙を袖で拭い、自分勝手に行動したので相手から説教があると思いチラリと相手を見て相手の発言を待ち

よかった…
（相手の大丈夫という言葉を聞けばホッとして安堵し、相手の頭を無言で撫でるとそのまま相手の頬に両手を伸ばして相手の頬を引っ張り。「だからレンは迷子になるって言ったのに…そんなに泣いたら化粧がとれちゃうよ…？」と相手の頬を引っ張るのをやめて相手の頭を再び撫でて

泣いてないし馬鹿
《相手から頬を引っ張られると、上記を述べるがフッと笑いながら言い「なんか見直した」ボソッと独り言を呟けば後ろから遅れてきた二人が呼んでいて合流し 先程の事などなかったかのようにニコニコしながら今から何処に行くか話し合っていると中々決まらなかったので「ヨリ君、何処行きたい？」相手に聞いてみて

えっと…俺は何処でも…
（みんなに付いていこうとしか考えていなかった為、いきなり何処に行きたいと言われたので焦りながら考えていたことをそのまま相手に言って。「レン達が楽しめるとこでいいんじゃないかな…？」と苦笑いしながら相手に言って

……楽しめる……か
《相手に聞くと、自分達が楽しめる場所と聞き余計に悩んでしまい口をつぐむと「このお祭りはうちらの地域と違ってコンテストとかお化け屋敷とかとか……花火大会とか、あと何か今日TV来ててお似合いのカップル探すらしいよ」このお祭りにあるイベントを言ってみるとヨリにこの中から決めてと言い終えてから言うと、最後にメンバーの女子とメンバーの男子をからかって

コンテスト…？どんな？
（なんのコンテストだろうと思うが人前にはあまり出たくないと思えばやっぱりお化け屋敷かな…と考えて「お化け屋敷なんてどうかな…？」夏祭りの定番だと思えば相手に提案してみて、花火大会も後で行ってみたいなと思いえば楽しみにして

コンテストは、ほら一番のイケメンとか綺麗な人とか選ぶやつとか芸を見せるやつとか
《相手から聞かれるとパンフレットに書いてあった事を思い出して伝えると「お化け屋敷……ね、二人はどう…？」相手の口からお化け屋敷聞こえると自分がさっき苦手だがお化け屋敷と提案した事に後悔し一応メンバーの二人に聞いてみると乗り気だったため行く事になり

人前に出るのは苦手だからお化け屋敷が一番かな…
（相手の友達二人は行く気満々のようで心の端ではよかったと思い、皆がお化け屋敷に向かって行くのを見れば自分も皆の後ろを付いて歩いていき。歩いているといろんな屋台や人達を見ると人混みにテレビカメラを持っている人達を見つけて