『非募集 / るーむしぇあうぃずごーすと 』

…俺が、付けていいのか
（相手のわくわくした様子に少し拍子抜けしてしまい、「センス無いからな」と
前置きをしてから考えはじめ）

うんうん…！センスあろうが無かろうがなんだか嬉しいよ！！
( 前向きに考えてくれようとしている相手に嬉しそうに目輝かせて大きく頷くとぐっと拳握り

うーん……、愁、なんてどうだ
(なんとなくぱっと思いついた名前を口にし)

愁…？うん、うん…！いいと思う。俺は好きだよ、その名前。
( 発された相手からの言葉に思わずきょとんと首捻り復唱すると時間を空けつつもこくりこくり、ゆっくり頷いて緩む頬押さえつつへらぁ、と笑い

愁、で決まりだな
(相手につられて此方もにへっと口角を緩めて「さて、」と何時の間にか座っていたのか立ち上がり)

…うん、不束者ですがどうぞよろしくお願い致しま…まぁ、何もしないけどね。

( はっ、と、気付いた様に立ち上がる相手見上げて深々と三つ指付いて頭下げるとてへぺろ、と舌出して

ポルターガイストとか起こしたら即出てってもらうぞ
(一応忠告しておき、何かをブツブツ言いながら台所へ向かい)

だから俺は悪霊とか怨霊の類じゃないってば…、あれ、何処行くの？
( ふと苦笑漏らすと立ち去る相手に首捻りつつおずおずと付いて行き背伸びし乍様子を遠目からちらちらと見つめて

俺の晩飯……
（と言いつつ作っているのは紅茶で、廃棄の中から２，３個ケーキを取り出して皿に盛り）

ふーん…、え。あのさ …ケーキ…ってご飯カウントするの？
え、ダメだよ栄養あるもの食べなきゃ

(おかんか/ まじまじと台所見渡しつつもケーキに目が行くと思わず目輝かせつつも食生活に不安を感じたのかおろおろと眉下げて

廃棄で出たんだ、先にこっち片づけねえと……
（ちょっ/ほぼ毎日こんな食生活を続けているのかキッチンには何種類もの紅茶の茶葉が取り揃えられており、）

今日はもう落ちますねっ

廃棄…？絢サンって、洋菓子屋さん？
( 廃棄という言葉にひくり、と耳動かすと目の前にあるケーキと相手とを見比べつつふと首捻げて

まあ……、な
(そう言い、苦笑いしながら「男が洋菓子屋何てだせぇよなー……」と
独り言のように呟き、)

……ううん？
そんなことないと思うよ
( きょとんと首を傾げるとふるり左右に首を振りつつ"お菓子作りって手先が器用じゃないとできないし、逆に尊敬するなぁ"と小さく微笑んで

……そんなこと言ってくれんのは愁だけかな
(相手の言葉に目を開き驚いて３回程瞬きをし、ふっと口角を上げて微笑み返し)

そうなの？…あーあ、絢サンのお菓子。食べてみたいなぁ
( きょとんと首傾げつつもふと溜息吐くと態とらしくちらちら相手の表情伺い

く、食えばいいだろ……
(相手の視線に食べかけのモンブランちらつかせ)

……触れないし、食べれないもん。
( ふむ、と眉寄せると小さく溜息吐いて

…目の前で食べられるの嫌か？
(食べたいのに食べることのできない相手を想ってそう問いかけ)