時の政府 2015-06-21 02:51:23 ID:596ad0cfd |
通報 |
>鶴丸
嗚呼...その木はね、私にとって大切な思い出がいっぱい有る木だし...何よりも私のお祖父様と婆様の大切な大切な思い出の木でもあるのよ。
(重たい体を起こしては縁側に足を放り投げる様に座ればちりんちりんと風に風に揺れて鳴る風鈴の音と共にぱたぱたと仰ぐ扇子の音が鼓膜に届く心地良い音に眠たげに目尻を細めてしまう、懐かしげに口元を緩めながら母から、この本丸に居た母から聞かさせた祖父と祖母の思い出話と言うよりも母も祖母からこの本丸を受け継いだことも驚きだがお祖父様もこの本丸に居たらしい事実に彼の真似事の様にこりゃ、驚きだぜと声を漏らしてしまう、「それの木はね、中々お祖父様の元に嫁がないお祖母ちゃんに送った桜の木なの。」とばっと手の平に扇子を押し付けては扇子を仕舞えば口元に手を添えながらくすくすと笑ってしまうがすぐに眉間に皺を寄せてしまえば「だけどねェ、お父さんがね...何かを仕出かしてね、桜がまったく咲かなくなって...残念」と内容は聞かされていないが己にとっては桜が咲くかは問題ではない木が有ればそれでいい、膝の上に肘を置いては手の甲に顎を載せれば退屈そうに欠伸を漏らし)
>紫蘭
...うわ、あんた鶴に似てきたね。
(彼女の言い方に重なる真っ白な刀剣と姿が重なってしまえばぽつりと小さな声で呟いてしまえば彼女の首筋に頬を擦り寄せてしまえばブーツを履く彼女を見据えれば隣へと移動しては己もサンダルを履けば彼女の腕に己の腕を絡ませれば「私も一緒に行く、駄目なんて言わせないからね。」となんて強引だがこれが己な為に彼女は分かっているから改めることはあまりしたくないと言うよりもしない。ただ人を傷つけないようには気を使っている。ジーパンのポケットから扇子を取り出してはばんと扇子をひと振りで開ければ彼女に向けてぱたぱたと悪戯に仰いでやり)
トピック検索 |