回想

家庭環境やその反動形成で、
他人の言動で傷つけられるのが怖くて
がさつに振る舞うことで自分を守るうち
棘のある性格になった私を
怖がらないでいてくれた

いつも優しく接してくれて
他人がどうであろうと
協力してくれて
味方でいてくれて
理解しようとしてくれた
決して私を否定しなかった

本当に、どれだけ救われて来ただろう


優しすぎるあなたを、みんなが面白半分でからかって
酷い事をしてしまっても
何だかんだ笑って赦してくれて

でも今思えば
笑ってやり過ごすことで、みんなを繋ぎ止めていたんだね

たった一度だけ見せた涙を思い出し
今更、あなたの抱えていた葛藤に思い至りました

笑顔の裏の苦しみを知らなかった
知ろうとしなかった
知っていても目を逸らしていた...?

どれにしたって情けない
あなたに助けられてばかりで
私は何て冷酷なトモダチだったろう

それからも度々続くコトに
抗ってみたり流されてみたり
そんな中途半端にしかあなたを思いやれなかった
私は随分甘えすぎていたね
ごめん


(何て懺悔も
弱い私ごと
あなたはまた、何事もなかったように笑って赦してしまうんだろう)


今までの枠を越えた真っ白な環境で
あなたはどんな日々を送っているかな
人好きのするあなたの事だから
きっと人に恵まれているだろうね

あなたの良さを見出し、引き立て
ありのままを受け入れ、守ってくれる
生涯の友人に巡り会えるよう願っています


どうか幸せに生きてください

なんてね、

モンチは

西野カナ命…でっせ～♪