主 2015-06-20 19:51:28 |
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―STORY―
物心つく頃にはすでに隣にいた、所謂“幼馴染”の2人。
今までもこれからもずっと一緒。
そう、信じていた。
だけど高校生になる前に、少年は父親の転勤の都合で遠い場所へと引っ越してしまった。
『また会おうね』
叶うかどうかもわからない言葉を交わして。
心の内に隠した淡い恋心を明かすことはなく。
__そして、その願いはあっさりと砕け散った。
高校3年生になった少女へと届いたのは、少年が事故死したという無残なもの。
もう二度と会えないと泣きじゃくる少女。
「__久しぶりだね」
そんな言葉と共に現れた。
もう触れることは叶わない、亡くなったらこの世に残ってはいけないという死者の理を破り、妖怪と化した少年が。
決して想い合うことは許されない、美しくも儚い愛情の行く末は__
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