フェリシアーノ・ヴァルガス 2015-06-20 16:58:50 |
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なんかもう、今まで悩んでたのがバカらしくなっちゃったよ…
(小さくため息を漏らしながら、相手をソファーに座らせて、机の上に放置されていた自分のジュースを一気飲みして)
そうかそうか...
(相手の言葉を聞いて気分がよくなったのかますます笑顔になり)
お前は大きい方のオレと小さい方のオレ、どっちが好きだ?
(機嫌が良くなっていく相手に比例するように、こちらは唇を尖らせ、質問に対しては面白くないと言うように振り返り)
おっきい方
(ぶっきらぼうに呟いて相手の額を小突き、コップ二つをもってキッチンへ向かい)
.....そっか、この体じゃあお前に何もしてやれないからな
(小さくなった自分の手指を眺めて)
でもオレは...後悔はしていないからな
(相手に聞こえていたかどうかは分からないが、大きくなってもあいてをくるしめるだけなので)
(キッチンで一人になって、相手への謝罪の気持ちからまた溢れてくる涙を拭って)
なーんか、今さらちっちゃいダニエルに、どうやって接してたかわかんないなぁ…
(コップを洗いながら慣れすぎた彼の姿を思い出して苦笑いして)
(ソファから降りて自分の足で立ってみると目線がやはり違って、しばらく周囲を見回した後)
この体にも慣れておかないとな
(しばらく歩き回ってみたり、両手をうんと伸ばして体操のようなことをしてみたり)
.....はっ!い、いるならいると言ってくれ
(少し恥ずかしそうに頬を染めたかと思えばいそいそとソファに戻って座って)
....な、何するんだよ!
(相手が何をしたのか一瞬分からず呆けたが、体を指が這う感覚で我に返り、両手で相手の指をつかんで)
(頭を叩かれても気にすることなく、できた自分の印にそっと舌を這わせてから、ぎゅっと相手を抱き締めて)
……そういう事だから
(悪戯っぽく笑いながら耳元で囁いて)
う、嘘だろ?フェリシアーノ?
(相手の言動から一つの結論を導きだしたが認めたくない気持ちが強く、否定してほしいという思いで質問し)
そ、そういうわけじゃ...お、お前がいいならいい。ただその...オレの理解をちょっと越えてて
(こんな子供の体のどこがいいのか、相手の考えが分からず困惑し)
(焦り気味のというか引き気味の相手に、くすくすと笑って表情を崩し)
ちょっとスキンシップ多目になるだけで、さすがに襲ったりはしないよー、できなくはないと思うけど
(最後に小さく付け足しながら相手の頭を撫でて)
(相手の言葉に体の力が抜けて)
その言葉信じていいんだな?
(最後の一言が気にはなったが、撫でられて気持ちいいのも相まって相手を信頼することにし)
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