フェリシアーノ・ヴァルガス 2015-06-20 16:58:50 |
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うわー……
(自分の身体に相手の残したものを鏡で見て、一人で赤面して、しかし相手に愛された証拠なのだと思うと幸せを感じて微笑み)
ああ、あがったんだな。じゃあオレもシャワーに...この前何着か買ったオレの服は?
(着替えにと思いこの前相手に買ってもらった服を探して)
ヴェ、寝室のクローゼットの中に入れといた気がする…
(問われて記憶を手繰り返事をして)
ねえ、それよりさっきどうしたの?
俺の顔見て走り出したりして……
(シャワーを浴びているときもずっと気がかりだったことを思い出して尋ね)
じゃあ取りに行ってからシャワーだな...
(そのまま寝室へ行こうとすると相手の質問が飛び込んできて)
いや、別に服も着ずにバスタオル一枚で廊下を歩き回っていたお前にびっくりしただけだ
(顔を少し赤くしながら言った後そのまま寝室へ向かい)
(寝室のクローゼットから適当に自分の服を選んでシャワーを浴びていると先程のベッドでの事を思い出し)
うーん...
(正直自分が相手に対してあそこまで大胆になれるとは思っていなかったようで)
そりゃあいずれはとは思っていたが...
(シャワーにうたれながら複雑な表情を浮かべ)
(先程までのぼやけた意識はシャワーを浴びたことによって大分改善されたが、何となく身体が怠いような気がして、テーブルの上の放置されていた皿を片付けたあと、リビングのソファーの上で膝を抱えて)
やっぱり、ちょっとはやかったかなぁ……
(ほんとに嬉しかったしほんとに幸せだった、その自分の気持ちは本物だが、果たして相手はどう思っているだろうかと、何度目かのため息を漏らして)
ていうか、意外とダニエル…
(ともすれば相手は初めてかとも考えていたが、そうでもなかったようで、別に昔の相手が気になるとかそんな女々しいことを言うわけではないが、やはり知らないことは多いのかと、またため息をついて膝に顔を埋めて)
(シャワーを浴びて濡れた髪を拭きながらリビングに戻ると相手の様子がおかしく走って駆け寄っていき)
どうした?また風邪でも引いたのか?どこかしんどいのか?
(俯いたままの相手に声をかけて)
ヴェっ?
(駆け寄ってきて心配そうに覗き込んでくる相手に一瞬戸惑うも、すぐに微笑んで)
ありがと、大丈夫だよー
(濡れたままの相手の髪をふわりと撫でて)
そうだな、お言葉に甘えて拭いてもらおうか....オレはこの体制で大丈夫か?
(せっかくの相手の申し出なのでそのまま甘えることにし)
そうか?
(相手に拭いてもらうのはなかなか気持ちがよかったので、そのまま身を任せて)
オレはお前の髪も綺麗だと思うぞ?
(機嫌がいいのか笑いながら相手の髪に触れ)
ヴェー、そうかなぁ?
ダニエル、黒とか赤とか、王冠とか似合いそう…
(楽しそうに、それらを纏った相手を想像してみて)
俺のは面白くないよー
黒って、それは昔オレがよく黒っぽい衣装着てたからだろ
(呆れて笑いながら)
王冠って別に王様になりたいわけじゃ....
ふふっ、それもあるけど…、黒に金はすごく合うと思うよ?
(つられたように笑いながら、腕を伸ばして後頭部までタオル越しに触れて)
じゃあ、俺の王子様ね?
(少し前まで言っていた事を思い出して)
そうか?うん、言われてみたら...うん
(言われるとだんだんそんな気がしてきて、影響され過ぎている自分に苦笑し)
オレが王子様ならお前は姫だぞ?王子様が二人いるのはおかしいだろ?
(ここまで言って自分はむしろ騎士のような気がするとふと思ったが相手が王子様だと言うならそうなんだろうと思うことにし)
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