フェリシアーノ・ヴァルガス 2015-06-20 16:58:50 |
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えっ、夢……?
寝言いってたよ、小さい頃の…ちょっと恥ずかしかったよ…
(寝言の内容を思い出して苦笑するが、相手の異変に気づいて)
……あれ、どうしたの?
寝言!
(話題をそらそうと振った話題で失敗したと思い再び赤面し)
スゴく幸せな夢を見た気がするんだが...忘れた。心に穴が開いたような何だか悲しい気分だ...絶対忘れたくなかったのに
(胸の辺りを押さえながら必死に思い出そうとして)
ダニエル…
(辛そうな表情の相手を見ていられなくて、こちらも悲しそうな顔をして)
寝言、ではね…、俺の名前、呼んでてくれたよ……
(話してよいものか迷ったが、必死に思い出そうとする相手へのヒントになればと、少し赤面しながら)
まあ、幸せな夢だからきっとお前も出てきているとは思うんだが...
(しばらく考えていたがやがて諦めて)
.......っていうかどんな寝言を言ってたんだオレ?
(夢の中でもフェリシアーノなのかと半ば呆れてため息をつきながら)
……し、幸せ…?
(当然のように言われた、“幸せな夢ならお前も出てきている”という言葉に赤面して)
え、寝言……?
それは別に…、なんでもいいんじゃないかなぁあはは
(赤面したまま目をそらして)
あ、ね、ねえ、あっち…座ろうよ
(いつまでも床の上じゃ、おしり冷たくなっちゃうよ? と、話を変える意味も込めてソファーを指差し)
さっきからちょくちょく顔が赤いが本当に大丈夫か?
(熱があるのではと手で相手の額に触れて熱があるか確認をした後、分からなかったのか自分の額を相手の額に近づけて)
べ、別に変なことを言ってないならいいんだが...
(相手の反応を見て何かを察したが、これ以上聞いても答えないだろうと諦めて)
ん?ああ、そうだな...
(立ち上がってソファに向かって移動し)
だ、大丈夫だよ…、熱はないよ、……たぶん
(そんなに赤いかなぁ? と自分の頬に手を当ててみて、相手が額を合わせようとしたのを察して目を閉じて)
うん、変なことは、言ってないよ…うん
(移動する彼のあとについて立ち上がって)
まあ、元気そうだからいいが...
(額を合わせたあと本人の言葉を聞いて信じることにして)
本当に何を言ったんだ...
(ソファに座り、答えは返ってこないと分かってはいたが相手の反応を見てまた気になってきて)
き、きにしなくていいんだよ…っ、あ、喉乾いたでしょ? 乾いたよね?
俺、お茶いれてくる!
(相手の発言でまた赤面して、有無を言わさずに足早にキッチンへ去り)
……俺、なんか最近こんなのばっかりだよ…
(ため息をつきながらお茶をいれて)
でもダニエル…、昔の夢なんて……、幸せな夢なんて……
(ここでふと、何かを思い当たり)
そうだ!
......暇だ
(一つ欠伸をして気だるそうに天井を眺めていて、ふと相手の様子が気になって見に行こうと立ち上がろうとしたが、思い止まって)
おまたせー!!
(お茶をいれたポットとカップをのせたトレイ、それを持って、あの頃のようなエプロンドレスを身に纏い、彼に笑顔を向け)
ダニエル、見て見て似合うー?
(軽やかな足取りでトレイをテーブルまで運び、迷いのない手の運びでカップにお茶を注ぐと、「どうぞ?」と笑顔で差し出し)
あ、ああ...
(我に返ってお茶を受け取り口に含んで「うん、美味しい」と口にして)
あ、あの...そういった服を着るのに抵抗はないのか?
(聞きづらそうに途切れ途切れに)
よかったぁ
(相手からの美味しいという言葉に、満足そうに頷いて)
んー、ダニエルが幸せなときのことを思い出してくれれば、それでいいかなぁって
あと、ちっちゃい頃もあんな感じだったし、慣れ、かなぁ?
(などと挙げてみてから、「あっ、もしかして、嫌だった? だったら着替えてくるよ?」慌ててと付け加えて)
............
(まともに相手を見ることが出来ず赤面して下を向いてしまい、かろうじて相手の「嫌だった?」という発言には首を横に振って)
す、好きにしろ
(思い描いていた反応ではあったがここまでとは思っていなくて、相手にばれないように苦笑いして)
じゃあ、しばらくこのままでいよー
(大袈裟に呟いてから、またなにかに気づいたように相手の目の前で膝をついて下からその顔を除きこんで)
ご主人様、なにかお申し付けなどはございますか?
(小首をかしげてご主人様呼びをして)
!!
(下を向いていたはずなのに突然目の前に相手の顔が現れて、飛び上がるだけでなくソファから逃げるようにして離れ)
な、ない!だから,好きにしていろと言っている
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