フェリシアーノ・ヴァルガス 2015-06-20 16:58:50 |
通報 |
(相手の言葉にぎくりと緊張して身体が強張り、やがてちらりと相手の方に向き小さく頷いた後再び相手に背を向けて)
嬉しいなぁ…
(下着姿のまま、胸を相手の背中に押し付けるように相手の背中に抱きつき、頬擦りして)
Ti amo, mio marito.
ちょっ!何やって…うわあ!
(背中にふわりと柔らかな感触があり、ぎょっとして振り返ると相手が下着のままで顔を真っ赤にし慌てて離れ)
今日は服が白だったから下着も白だけど、もっといろんな色やデザインのもあるんだよ?
(にっこり微笑んで、見せつけるように指先で下着と肌の境界をなぞり)
今度は、別のつけてくるね…?
大丈夫だ…ほらフェリシアーノ…見ろ、綺麗な夕焼けだ
(こちらの肩に身を預けている相手をしばらく眺めそして相手に気付いてほしくて肩を軽く叩き)
ほんとだ…、すっごくきれい…
(相手に促されて顔をあげると、夕日に染まる水の都の街並みが見え、その美しさに自然と微笑み、相手を抱く腕にそっと力を込めて)
ここでこうして二人で夕焼けを見たことを忘れないようにしような?忘れないでくれよ?
(相手を振り返り、特に意味もなく言った言葉だったが段々と言い知れぬ不安が襲ってきて最後の方は少し必死になり)
ヴェ、なんかそれ、お別れの言葉みたい…
(そんな悲しいものは笑い飛ばしてしまうのが一番だとは思ったが、相手からのどこか必死な視線を受け、それでもなんとか微笑んで、振り返った相手を抱き締め返し、その額に口付けて)
じゃあ、お前も忘れないでね?
約束、ね?
別れ…そんなつもりはなかったんだが
(確かに考えてみたらその様な感じだったかもしれないと小さく唸りつつ眉をひそめ、すると額に相手がキスをしてくれたのでほっと表情も緩み)
ああ、オレも約束するよ…
(難しい顔をしていた相手がふっと微笑むのを見てこちらも笑顔を返して)
さあ、ご飯食べに行こうか…
(明るい声を出して相手に手を差し出し)
そうだ、お腹減ってたんだ…食事の用意はもう出来てるのかな
(そういえば自分は空腹だったのだと思い出し、食事の用意について心配するなんて、何となく相手に似てきたかもしれないと苦笑しながら相手の手を取り)
(手を繋いで部屋を出ると、なんとなく家の中が静かなような気がして、しかし料理を作ったとき特有の良い匂いはしていて、首をかしげながら廊下を進み)
……今日の食事は何だろうな?
(相手の変化には気が付かず、笑顔で漂ってくる香りに鼻をヒクヒクさせて辺りを見回し)
トピック検索 |