フェリシアーノ・ヴァルガス 2015-06-20 16:58:50 |
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ヴェーそっかー
あれ、どっちも俺ん家の職人さんの手作りだったんだよね…、ペアで
(相手を責めているのではなく、ひたすら残念な色を声ににじませて呟き)
そう...だったのか。ホント、ごめん...
(今は無理でも何とか弁償をと思っていたが、職人の手作りならそうもいかず)
気に入ってたんだな…
うん……
(緩く頷いてから、相手を見て、彼が必要以上に自分を覚めていることを見てとり)
あっ、でも、気にしないで…!
持ちが良いから、ずーっと使ってただけだし…!
(慌てて彼を慰めようとして)
あ、そうだ、今度こそ、街に出掛けようか!
食材と、その職人さんのところで、新しいカップ、買ってこよ?
(相手の頬に手を添えて、元気付けるように微笑んで)
そう...だな
(相手の大事なものを壊してしまったというショックからしばらく立ち直れそうになく力なく笑って)
ごめん、キスはまた今度な...
(そのまま相手に背を向ける形で布団に潜り込んで)
ヴェっ、ダニエル…?
(布団に潜り込んでしまった相手に、いつも強いイメージのある相手が、と目に見えて動揺し)
ねぇねぇ、ダニエル、起きてよ…、だって、事故、なんでしょ、仕方ないよぉ
(相手の背中を揺すりながら、おろおろと声をかけ)
また、買い直せば良いんだよ、ねえ、一緒に買い物いこ?
分かった分かった。その前に水を飲ませてくれ。また倒れて心配かけたくないからな
(自分を元気づけてくれている相手に感謝してキッチンに向かおうとし)
うんっ
(起き上がって部屋を出ていく相手を見送り、自分は洗面所に立ち寄って顔を洗おうとして鏡を見て)
……ヴェっ、これ…
(首筋に相手によってつけられた噛み痕を見つけて赤面して立ち尽くし)
(もう倒れたりして相手の迷惑にならないように水をがぶ飲みして)
フェリシアーノ...まだかな?
(寝室の方に戻るか迷ったが結局待っていることにし)
(顔を洗ってから、噛み痕を大きめの絆創膏で隠し、外は暑いだろうがスカーフを巻いてキッチンへ入り)
お待たせー、もう出られる?
(何でもないようなフリをして声をかけ)
ん、ああ...じゃあ行こうか。お前の方の準備はもういいのか?
(相手が来たので一緒に出かけようとしたが、ふと相手の方は大丈夫なのかと思い声をかけ)
あっ、そうだった、忘れてた!
(引き出しから可愛らしいラッピング用の小袋を取り出し、作ってあったクッキーの残りを入れて、リボンで閉じ)
前に、お花をくれたベッラに!
それから、カップの職人さんにも!
(小袋をいくつか作るとまとめて紙袋に入れて相手を振り返り)
準備できたよ!
えへへ…、俺たちは長いから……
(頭を撫でられて嬉しそうに、国として、長く生きると出会いは多いのだと微笑み、そっと近寄って相手の頬にキスをして)
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