フェリシアーノ・ヴァルガス 2015-06-20 16:58:50 |
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この坂を降りたところだよ!
(目の前の道を指差してから、相手の足取りを確かめるように気遣いながら歩みを再開し)
(坂を下ると大通りが開け、賑やかな休日の風景が広がって、露店では物売りが明るい声で呼び込みをする声が響き遠景には青い海と空を従える街で)
着いたよ!
ここが、俺の国の街!
(相手を振り返って笑顔で話しかけ)
(目を見開いて息をのみ、やがて満面の笑みになって)
ああ、よく頑張ったな...
(何故かは分からないが相手を褒めて)
(誉められたことに驚き、目を細めて微笑みながら「ありがと」と呟いて)
ちょっと歩いてから、服探しにいこうか
(楽しそうな相手を微笑ましく見守りつつ)
どこか入りたいお店とか、ゆっくり見たいものとかあったら言ってねー!
(時間はたくさんあるから、とこちらも楽しそうで)
......
(露店にも興味惹かれたが、一際興味惹かれたのはショーウィンドウに飾られた小さなくまのぬいぐるみで、悟られないように別のお店の商品も見ていたがこちらに戻ってしまい)
(相手越しに何気なくショーウィンドウに目を向けるとくまのぬいぐるみがあり)
あーっ、見てみて、かわいー!!
(可愛らしいぬいぐるみに声をあげて相手を振り返り)
えー、うん、可愛いものも綺麗なものも興味あるよ!
(女の子が好きそうなものとか、なんて言わない方がいいかなぁなどと、苦笑いしながら)
じゃ、じゃあ行こうか!服とか欲しいし...
(相手の背後に回って背中を押そうとしたが)
....あれ?お前何持ってるんだ?
(いつになく焦った様子の相手に何かを感じとるも、背中を押されて歩き出し)
えっ、うん…
あ、この花はね、さっき素敵なベッラに貰ったんだぁ、俺の国花
(自分の手の中にあるそれを嬉しそうに見つめて)
とっても可愛い子だったんだぁ、素敵な出会いがあるから、俺、街を歩くの大好き
(花を胸ポケットに飾り、そう思わない? と同意を求めるように相手の目を見て)
うん!
見つかるといいねー!
(軽く笑いながら足を進め、とある店の前で立ち止まって)
服屋さんねー、こことかおすすめだけど、ダニエル好きなのありそうー?
ふーん...
(店内に入っていろいろ見て回っていくつかの服を手に取ってみて)
うん、いっぱいありすぎてどれがいいのやら...
(すっかり困ってしまいため息をついて)
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