フェリシアーノ・ヴァルガス 2015-06-20 16:58:50 |
通報 |
ねぇダニエルー、俺何かした?
構ってよー、俺寂しいよー
(指先で相手の服の裾を控えめに引っ張り、もう少しじゃれていたいような顔で訴え)
ふふっ...
(少し笑うと視線は本に集中させて手を伸ばして相手の手を握って)
本当に寂しがりやだな、昔からそうだったか?
(相手が手を握ってくれただけでも嬉しくて大切なものを持つように両手で握り返し、聞かれたことに少し考えて)
ヴェ、うーん、昔の俺はそうでもなかったかなぁ?
(相手の言葉に若干眉をひそめながら、でも同時に確かにそうだったと思い)
じゃあ子供に戻ってるじゃないか
(本で口元を隠しくすくす笑いながら)
もー、ダニエルのいじわるーっ
(拗ねたような言葉と言い方だが、握っていた相手の手の指先には、優しく口付けして)
(相手の口から漏れた、息を飲むような声に気付き)
ごめんね…?
(彼のペースに合わせると決めたのは自分であり、必要以上に悲しい顔をしないように気を付けながら、そっとその手のひらに頬擦りして)
あ、いや、あの...嫌だったわけじゃなくてその...少しびっくりしただけだから
(謝ってくれた彼の声や全体の雰囲気がとても悲しげに見えたので慌てて、その後「だから気にするな」と笑顔で言って)
……うん、俺は大丈夫だよ
(相手からの慌てたフォローが面白くて嬉しくて、苦笑いしながら頷いて)
うーん、最初は指で、っていうのもありかもしれないねー?
(何が、とは言わずに、相手の手を指先でもてあそんで)
唇が怖かったら、 最初は指で、俺の舌に慣れていく、とかね…?
(相手の指先に自分の顔の輪郭を撫でさせながら妖しげな上目遣いで囁くも、相手が乗ってくれるとも思っていないし、内心は冗談のつもりで)
なるほど...
(顎に手を当て何やら考え込みだして、本当に何とかしなければとは思っていたがあまり相手の迷惑になることも出来ないとも思い迂闊に誘えなかった中での相手の提案だったので)
えっ、あれ
(冗談のつもりで言ったのだが、相手が真面目な顔で思案しはじめてこちらが戸惑い、冗談だよなどと言っても良かったがこの後の展開も気になって何も言わずに)
(しばらく考え込んでいたがチラと相手の方を見て)
お前はそれでいいのか?
(相手の提案があまり一般的なものではなく、相手にとって受け入れられる事なのかと確認したくて)
ヴェ?
俺は別に構わないよ…?
それよりも、ダニエルは大丈夫なの?
(意思を問われ、自分でも考えてみたが冗談がもとでも提案したのは自分であり特に嫌な気はしないが、相手の方こそ無理させているのではないかと心配になって)
(相手の言葉を聞き更に考え込んでから)
ふむ、いいだろう...好きにしてくれ
(躊躇いはあったが自分のための提案であると思うとそれよりも感謝や喜びがこみ上げてきて相手に任せる事にして)
(本当に提案に乗ってきた相手を、数秒ほど呆然と見つめてから)
じゃあ、するね…?
(手に取っていた相手の指先に再び唇をつけようとして、このまま同じソファーにならんで座っていてはやりにくいと思い立ち、床の上に降りて相手の目の前に座り、最初は軽く指に口付けて)
(相手にすべて任せると決めたがやはり少し緊張して体が固くなり)
っていうかなかなかスゴい光景だな...
(半ばひざまづかせて行為に及んでいる相手を見て)
トピック検索 |