フェリシアーノ・ヴァルガス 2015-06-20 16:58:50 |
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ヴェっ!? ほんと!?
恥ずかしいよダニエル、見ないで…っ!
(相手が笑うのを見て、恥ずかしさで赤面し顔を手で覆いながら言ってから、そう言えばと思い立ち)
結局ダニエル、シャワー浴びてきた?
あと、パスタ食べたい
(相手を心配するついでに食についての希望を述べて)
(相手の様子をくすくす笑いながらしばらく眺めて)
ずっとお前のそばにいたのにどうやってシャワーを浴びろと...ってパスタ?
(次々に出てくる相手の言葉に驚きながらも元気になったのだと安堵して)
ヴェー、そっかぁ、ごめんよ…
(相手はずっと希望していたのに、また我が儘を言ってしまったと、眉を下げて謝罪して)
ダニエル先に浴びておいでよー、俺、パスタ作ってるから
(ぱっと思い浮かんだ提案をして、すでにキッチンへ向かおうと立ち上がりかけていて)
あ、おい!
(元気になったとはいえさっきまで風邪で寝ていた人間に料理を作らせることに抵抗を感じたが、パスタの国の王子様のような人間相手に美味しいパスタを作る自信はなかったので任せることにし)
じゃあ、お言葉に甘えるか...
(シャワールームに向かって)
まっかせてー、美味しいパスタ作ってくるからー!
(手をひらひらと振って部屋を出て、キッチンへ向かう途中に洗面台へ寄り取り敢えず顔だけ洗ってからキッチンへ向かい、エプロンを着けてお湯を沸かしはじめて)
トーニョ兄ちゃんのトマト使おっ!
(鼻唄など歌いながら着々と準備をはじめて)
(/パスタの国の王子様て…ツボっちゃいましたwww)
アイツ大丈夫かな?
(料理の心配ではなくやたらと張り切っていたので無茶してまた体調が悪くなるのではと心配し)
なるべく早く済ませよう
(/とっさに思いついたものなのですが、少しでも笑っていただけたのならよかったです嬉しいです!)
んー、もうちょっと辛い方が良いかなぁ…
(ソースの味見をしていて、ついさっきまで自分は風邪で寝込んでいたことを思い出し)
ヴェ、もしかして……
(これまでの経験で編み出したオリジナルのボロネーゼレシピは頭に入っていて、その通りに作っていたものの、やはり最終的に味を定めるのは自分の味覚であって、しかし今はそれが麻痺している可能性があり、試しに近くにあったチョコレート等をつまんでみるが、やはりいつもと違う感じ方で)
うヴェー、味がわんないよぉー
(/とてもしっくり来ますね!!)
(シャワーもそこそこに済ませ戻ってきてみると相手が困っているように見えたので)
どうした?
(近付いて覗き込んでもいいものか分からず相手の少し後ろに心配そうに立って)
(/まれにこういう奇跡を起こすことがあるような、ないような(笑)本当に彼はパスタ好きですからね)
ヴェ、ダニエル…!
(振り返ると半泣きに近い困り顔で)
どうしよ俺、味がわかんない!
(言ってしまえばそれだけなのだが、本人にとっては大問題で、かなりへこんだ様子で相手にすがって訴え)
(/どんどん奇跡起こしてくださいw)
お、お前に分からないものがオレに分かるわけないだろう...
(料理はそんなに得意なわけではないので相手の気持ちが今一つ分からず)
味見とかは...出来ないのか?
(何か少しでも力になれるのではと思い提案してみて)
(/え、が、頑張ります!)
(暫く沈んだ表情をしていたが、相手からの提案に「そうだよ!」と一瞬で目を輝かせ)
味見すれば良いんだよ、ダニエルが!
ダニエルあったま良い!!
(嬉しくなってそのまま抱きついて)
あまり戦力として考えないでくれ。あまり味にこだわりがある方じゃないんだ
(抱きついてくれるぐらい喜んでくれたのは嬉しかったが相手の期待に却って申し訳ない気持ちになり、それでも出来るだけの事はしようと自分を奮い立たせて)
大丈夫だよ~!
だってどっちかっていうと、ダニエルに食べてもらいたかったんだもん…
(少し照れたように小声で言ってから、「あっ」と何かに気づいたように嬉しそうに相手の肩口にすり寄りベッタリともたれ掛かって)
またお前はそういうことを...
(顔を赤くして目をそらし)
オレのためにそんなに頑張る必要はないんだからな...ってどうした?
(何かに気付いたような声の後いきなりもたれかかってきたので何事かと思い)
だって俺、大好きな人に手料理食べてもらいたいんだもん!
(軟派だ! などと彼から怒られるかなぁとも思ったが、言わずにはいられなくて)
えへへー、熱でて寝込んでるときは出来なかったから…、充電?
(寂しかったんだよぉと、ぴったりと相手に身体を合わせながら)
い、いいんじゃないか...人のために尽くすのは悪いことではないと思う
(まだ赤面し相手の正直でまっすぐな言葉にはどうも慣れないと思いながら)
で、オレはお前のパスタをいつ食べられるんだ?
(恥ずかしさのあまり話題を変えて相手を引きはなそうとして)
(予想していた反応とは違ったが、彼なりの優しい言葉に笑顔がこぼれて)
あっ、そうだった!
(相手の言葉に「忘れてた!」と相手から離れて鍋に向かい「これなんだけどね」と味見用の皿にソースをいれて向き直って)
え、えらく本格的だな
(自分が味見するまでもなく確実に美味しいと思えるそれを目の前にしてどうしたらいいか一瞬分からなくなったが、味の感想を素直に言えばいいのだと開き直り)
い、いただきます
(相手からお皿を受け取ってソースを口に含み素直に)
美味い...
……
(ひょっとしたら彼の口に合わないくらい味がズレてしまっているのではとまで考えていたため、彼の口から出た言葉に、一瞬何を言われているのかわからず)
えっ、ほんとう!?
辛すぎない? 甘すぎない? しょっぱすぎない??
うん、美味い
(素直な感想を言ったのだが予想以上に相手に驚かれたので自信がなくなってしまいもう一口口に含んだがやはりおかしなところはなく)
そんなに自信がなかったのか?
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