フェリシアーノ・ヴァルガス 2015-06-20 16:58:50 |
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え、いや...違う。うん、違う!
(ケーキは勿論美味しかったのだがそれ以上に幸せそうに食べる相手の顔が見ていたかったので、とはとても言えず必死に相手の言葉を否定することしか出来ずに)
ごちそうさま、本当に美味しかった
(ほとんど満腹になったになった自分のお腹をさすりながら)
これは後で運動しないとな、フェリシアーノ?
(にやっと笑い相手の方を見て)
ヴェ!?
うんどう!?!?
(こちらは丁度、相手にもらった分も食べ終わったところで、唇の端にクリームつけたまま固まって)
このままだと本当に太るぞ?
(いたずらっぽく笑い相手を脅すように)
ここ、クリームついてる
(クリームのついている唇の端を指差して)
うヴェーっ…、それは…イヤだけど……
(相手からの圧力に畏縮しながら、そっと自分の脇腹の辺りをつまんでみて)
ヴェ、どこ?
(相手に示してもらったであろう場所を自分の指でなぞってみて)
とれた??
うーんそうだな、まずは柔軟体操からして、それから腕立て伏せに腹筋をそれぞれ100回ずつ、その後10キロ走って...
(適当にでっち上げた相手が怖がりそうなメニューを並べて)
いろいろ厳しい訓練もしてきただろうし...出来るよな?
(相手を見てにっこりと笑い)
ヴェ、ヴェ、ちょっとまってよ、そんなの無理だよぉ
(聞いただけで苦しそうなメニューの数々に涙目になって、ぶんぶんと首を横に振り、相手にすがり付いて)
ダニエル…、俺無理だよぉ、お願い、何でもするから許してぇっ
まあそこまで出来たらいいよなって話だから
(相手のうろたえように苦笑するも何でもするならメニューをこなせよという言葉は飲み込み)
すまんすまん、ただ少し散歩をしようって言いたかっただけなんだ
(すがり付いてくる相手の瞼に口付けし)
ヴぇーっ…
(涙目のまま瞼に口づけされて、すがり付くではなくてちゃんと相手の胸にすりよるように抱きついて)
お散歩?
わぁ、それ素敵だね!
だったら俺にもできそうだよ!
あ、ごめん。任せる...
(何か手伝おうとしたが相手が手早く片付けの準備を始めたので任せることにして、自分はソファで休み)
(なんだか相手からキスやスキンシップの回数が増えたような気がすると、片付けながら一人でそっと微笑んで、さっさと片付けて足早に相手のもとへ戻り)
(相手の視線が外れるのを感じて首をかしげ)
ヴェ、どしたの?
(胸を押し付けるように身を乗り出して相手を見上げ)
な、何でもない...
(身を乗り出した相手の事を顔が赤くなっているのをあまり見れたくなかったので視線だけで見て)
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