フェリシアーノ・ヴァルガス 2015-06-20 16:58:50 |
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外は楽しかったか?ベッラと楽しい時間とやらは過ごせたか?
(女と過ごすような時間を提供することは自分には出来ず、相手が望めば強くは反対できない自分がいてもどかしくそれもあって相手を送り出した部分はあったので)
……食材、買ってきただけだよ
(相手の言葉に、相手にとっての自分は何なのだろうと薄く表情を歪ませながら、そっけなくそれだけ返し)
そうか...
(出掛ける前の相手の様子からてっきりそう言った事があったのだろうかと思っていたがそうではなかったらしく、心の中で安堵したがそれも一瞬で慌てて打ち消して)
俺はね、残念ながらお前に紹介できるような女の子はいないよ
俺、未だに童貞だしね
(家を出る直前のやり取りを思い出しながら、嫌味っぽく笑って)
え、そうだったのか
(仲のいい女が多そうだったし、モテると聞いたのでそういう関係の女がいてもおかしくはないと思って)
あの、何か...ごめん
(そういった相手にさっきのような質問はマズかったと謝罪し)
可愛い女の子は、見てて和むし、大好きーってなるけどね、それ以上はしないの
(自分の子供たちとも言える、自国の女の子たちはガードが固く強く、なかなかデートのお誘いにものってもらえない、という情報は伏せておくとして、事実を述べ、また、相手の謝罪に対しては今の時点ではスルーして)
そうか...
(本当に大切に思っているのだと、慈しみの心からの社交性の豊かさなのだと、むやみやたらと『ダメだ』と言って否定したり制限をかけたりするようなことをしなくて本当によかったと安堵し)
(子供たちと自分ではその人生の尺度に決定的な差があって、彼らの生活には干渉せずに見守りたいというのが持論で)
もしかして、ヤキモチ、妬いてくれた?
(相手の謝罪の雰囲気からそう考え、相手の顔を悪戯っぽく覗きこんで)
でも、お前本当にいい国になったよ...繁栄している理由が分かった気がする
(涙を流しながら言って、あのときの自分に足りなかったのはきっとこういう心だったのだろうなと、思い人に恋い焦がれるばかりでそれ以外の人間に思いやりを持てていただろうかと、きっと自分が消えたのはこういったところが原因だったのだろうと考え)
ヤキモチ...妬いてほしかったのか?
(涙を拭いて今度は相手の言葉に耳を傾けて)
俺、お前のために頑張ったんだもん…
俺は、まだまだだよ
(突然の誉め言葉に驚いた顔をして、少しだけ頬を染めながらありがとうと呟き)
ヤキモチ、妬いてほしいよ…
もっと俺に、執着、してほしい…
(伏し目がちに、相手の身体を抱き締めて頬擦りしながら、この上なく恥ずかしくて罪深い告白をして)
オレのため?
(消えた自分のために頑張っていたといっているように聞こえてしまい困惑して首をかしげ)
それは難しいな。オレには昔好きな子がいて、いつも逃げられてた。理由はたぶんオレがその子に執着し過ぎていたから
昔好きだった子かぁ、俺が妬いちゃうよ……
でも、だったらもう、わすれなよ…、俺は逃げないよ?
(相手の言葉に苦笑して、誘うように微笑み)
俺もね、ここまで自分を守れたのは、昔好きだった子が俺のこと、好きだって言ってくれたから
その子は絶対、迎えに来てくれるって信じて、その子に俺をまるごとあげるために、ここまで頑張ったんだよ
お、お前は随分言うようになった
(顔を真っ赤にして俯いて)
でもそこまで言ったんだから...
(突然目をスッと細め相手の耳元で、覚悟しておけよ、と囁き)
そ、そいつスゴいな...
(告白が大胆すぎると苦笑しつつ)
ヴェ、楽しみにしてるねー
知ってると思うけど、俺だって欲しいものは、何でも手に入れたいって思うんだからね?
(宣戦布告のような相手の囁きに、おかしそうに笑って、覚悟しておいてね、と悪戯っぽく囁いて)
俺、色々あったけど、その子のためにずっと頑張ってたんだ
俺、いろんな人に狙われてて、でも、あの子が愛してくれた俺を守らなきゃって、頑張って
(たどり着いた玄関の鍵を開け、相手を抱き抱えたままソファーに座って、先ほど爪を立ててしまった身体を優しく撫でて)
ああ、覚悟しておこう
(こちらもくすくすと笑いながらその後相手の頬に口付けし)
うん、オレがそいつだったらきっとこう言うぞ?よく頑張ったな、フェリシアーノ
(体を撫でられくすぐったそうに顔を歪め)
あ、これ鍵
(相手からされた口付けが嬉しかったが、どうせなら唇にほしかったと、自分から相手の唇を奪い)
あ、鍵!
(相手の身体を撫でる指を止め、先程まで、鍵の件でもイライラしていたことを思い出し)
俺さっきすっごい困ったんだからね!
(頬を膨らませて相手の頬を摘まみ)
(頬にキスをしたはずなのにいつの間にか唇にキスをしていて体を固くさせ顔を真っ赤にし)
い、いひゃっ!
(突然頬を摘ままれ必死に謝り)
(相変わらず初な反応を見せる相手を可愛いなぁと微笑ましく)
……もういいよ
(必死に謝る相手に、ぷいと拗ねたように顔をそらして、相手の頬を解放し)
あとその鍵、返さなくていいから
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