フェリシアーノ・ヴァルガス 2015-06-20 16:58:50 |
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ほんと!?
(相手の片手を取って、手の甲に口づけて)
ご主人様のことは、俺が守であります!!
(なぜかやる気に満ち溢れた顔で宣誓して)
ダニエルはさぁ……
(顔をあげずに相手に身を委ねて、意を決したように話し出し)
女の子だった俺と、男の俺、どっちが好き……?
それはオレにとって、昔のお前と今のお前、どちらが好きかってこととほぼ同じ意味なんだが...うーんそうだな
(昔の相手を思い浮かべながら)
オレは...今のお前が好きだよ
……っ
(1000年前、彼が好きだったのは女の子だった自分で、しかし今いるのは、声も低く肩も張って成長しきった男の自分で、…ひょっとしたら彼は、女の子だった自分を今の自分に投影しているのではないかと、疑心暗鬼にも似た思いにずっと捕らわれていて)
…ありが、と
(震える声でお礼を述べて)
え、あ...
(相手の反応を見て、答えを間違えたと思い慌てて)
も、勿論昔のお前も可愛かったぞ!でも昔は...いろんな意味で幼かったように思う、オレが
(相手の反応を見ながら素直な意見を言って、どう言えば伝わるのかと考えながら)
(慌てたような相手の声に、可笑しさもこみ上げてきてなにかが吹っ切れたように泣き笑いの顔をあげ)
ありがとダニエル…、俺、嬉しいよ……!
俺も、おっきいダニエルもちっちゃいダニエルも、大好きだよ!
そ、そうか...
局よく分からずしばらくきょとんとしていたがとりあえず相手が笑ってくれたのでよかったと思い)
..........!そ、そういうことは言わなくていい
(顔を真っ赤にして)
ヴェっ、ダニエル照れてるの!?
かわいー!
もっかいキスしていい?
(嬉しくなってしまって、ぎゅっと抱きつきながら至近距離で視線を合わせて)
え、キス?
(少し表情が固くなったが悟られまいとすぐに元に戻して)
本当に好きなんだな、いいよ
(笑って言って)
(わずかな表情の変化には気付かなかったフリをして)
そうだよ、ダニエルにも、俺とのキス好きになってもらいたいなぁ
(“ダニエルからしてくれるようになるくらいには”という言葉は秘密にして、相手の頬に手を添えて唇を重ねて)
ちゅ……、ダニエル…大好きだよ、愛してる……
(短いキスのあと、抱きしめ、抱きしめられた状態で口許に囁いて)
ふふっ、くすぐったいよぉ、…ダニエルも甘えん坊さん
(自ら密着してきてくれた彼にはにかんだ笑みを向けながら、あやすように頭を撫でて)
(しばらく相手をじっと見つめた後笑顔で首を横に振って)
そろそろ降りてくれないか?そこの可愛いメイドさん
(言っていて恥ずかしくなり照れ隠しとして笑って)
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