フェリシアーノ・ヴァルガス 2015-06-20 16:58:50 |
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……こっちの俺のことも、好きになってくれると嬉しいなぁ…
(まるでなにかを楽しむようにくすくすと笑って)
ヴェ…、なにが?
(首をかしげながらもすでに相手に抱き付いて、その唇の端にキスをしつつ)
それはどうかな...
(それはこれからのお前次第だと言わんばかりに控え目に笑い)
うわっ!全く、早いだろう
(そう言いつつも相手を抱き寄せて離れないようにして)
いじわるー
(ぷーっと頬を膨らませてから、「じゃあ俺、頑張っちゃうから」と悪戯っぽく笑い)
んー……
(頬にキスを繰り返しながら、相手も自分から抱き付いてきてくれたことを確認し、「いくよ…?」と微かに呟いてから相手の唇にまずは触れるだけのキスをして)
何を頑張るんだ?少し怖いぞ...
(相手の何かを企んでいるような微笑みに少し恐怖を抱いて)
あ、ああ...
(頬に感じていた刺激が唇に来るようになって、ここは敢えて何もせずに相手に逆らわず受け入れようと身を委ね)
(相手がもっとリラックス出来るように彼の頭や背中など手の届く範囲で優しく撫でて、また先程と同じように相手の唇をなぞるように舐めて)
ん…はぁ、ん……っ
(頭がぼんやりしてきて、目がとろんとして抱き寄せた腕の力も徐々に弱くなっていき)
ん、んんっ....はぁ...
(相手の身体から力が抜けていくのを感じて、彼の頭を抱え直し、驚かせないようにそっと舌を唇の中に侵入させ)
ん……、んん
んん!んふぅ...
(口の中に何かが入ってきたのが分かり、体が硬直してしまい、背中からは寒気にも似たぞくぞくとした感覚が駆け巡って)
(腕の中の身体が嫌悪を示しているのを感じ取り、必死にそれを緩和しようと、小さい子供をあやすように頭を撫で、舌はまだそれ以上は進めずに)
…ん、んっ
(苦しそうな様子の彼に胸が締め付けられる思いで、舌を抜いて「ちゅっ…」とリップ音をさせて最後に吸い付いてから唇を解放して)
っは、だ、ダニエル…、大丈夫……?
ダニエル? ダニエル……??
(茫然と動かない彼に慌てて、ぺちぺちとその頬を軽く叩いてみたりして)
ねえ、大丈夫?
え、ああ。大丈夫だ
(相手の声と頬への刺激に我にかえって)
何か、その...いろいろ悪かった。こんなんじゃとても楽しめないよな?
(申し訳なさそうに笑いながら謝って)
ヴェ、謝らないでよー
(突然の謝罪にぶんぶんと首を横に振ってそれを否定して)
俺だけが楽しいんじゃだめなんだよ、二人で一緒じゃないと…!
(ぎゅっと彼の首もとに抱き付いて)
そうだな、一緒の方がいいよな
(表情は晴れず下を向いて)
頑張るから、付き合ってほしい...
(そのまま目をそらしながら赤面して)
(いまだ沈んだ表情のその目元に唇を落として)
うん!
ダニエルのペースで良いから、ね…?
(宥めるように囁いて)
ありがとう...
(最大の感謝を伝えたくて精一杯の笑顔で)
本当に大きくなったな
(目を細めて頭を撫でながら)
えー、普通だよー?
大好きな人を傷つけたくない、ずっと一緒にいたい、って思うんだー
(撫でられて気持ち良さそうに、彼に寄りそいながら「ね、普通でしょ?」と微笑んで)
そうだな。でも昔のお前は、それなりにしっかりしていたかもしれないけど、どこか弱くて、オレが守らないとって思ってたけど...
(寄り添ってきた相手をじっと見つめて)
今はとても頼もしく思える
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