フェリシアーノ・ヴァルガス 2015-06-20 16:58:50 |
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(なれた手つきで皿を片付けて、自分もリビングに戻り、ソファーに横になっている相手に近づいて)
ダニエル眠いのかなー?
ん、ああ…そうだな、さっき寝たはずなのに...
(気がついたらうつらうつらしていて、相手の声で我に返り)
あ、ありがとな...
(恥ずかしいので顔を背け)
外歩いて、考え事して、疲れちゃったんじゃないの?
(相手の頭を優しく撫でて)
んー?
なんでありがと?
(なにかお礼を言われるようなことしたっけと穏やかな顔で首をかしげ)
ん、そうかもしれないな...
(くすぐったそうに顔を歪め、確かに森の中は沢山歩いたうえに道もいりくんでいて体力を沢山使ったと思い)
礼は皿を洗ってくれた事へのものだが?
(自分にとってはじゅうぶん例を言うに値するものだと思っていたので、何故その様なことを聞くのかと不思議そうな顔で相手を見上げ)
(相手の居るソファーの目の前の床にぺたんと座り込んで、頭を撫でながら微笑み)
眠かったら寝ていいよ?
(そっか、やはり相手は優しいなぁと、自分も嬉しくなり)
ヴェー、お礼なんていいよー、……でもありがと
(顔を近づけて瞼の辺りに感謝の気持ちを込めて口付け)
じゃあ、少しだけ...
(相手の言葉に甘えて目を閉じて)
ここでいいから...お前も...好きに...
(ベッドには運ばなくていい、自分が寝ても側にいる必要はないと伝えたかったがちゃんと伝わっただろうかと思いながら眠りにつき)
ふふっ、寝ちゃった…
(頭を撫で続けながら、相手が眠りに落ちるのを見届け)
じゃ、ちょっとだけ好きにさせてもらうね…?
(お言葉に甘えて、と小さく笑ってつぶやくと、相手の唇に自分のそれを重ねて)
(相手の口から漏れた声に、起こしてしまったかと慌てて顔をあげて、まだ寝ているのだと確認してから自嘲するように笑いながら、相手の手を握り)
ごめんね…
(キスはするのもされるのも好きだが、最近は全然できていなくて、額や頬へのキスで我慢しているようなもので)
(握った手の指先に口付け、甘えるようにその手の平に頬をすりよせ)
もう、ちょっとだけ……
(切なく呟いて再び軽く唇を重ねて)
っ……
(キスしながら半開きの相手の唇に気付いて、もうやめなければと頭の隅で警鐘が聞こえたが、もうちょっと、もうちょっとと、味わうように角度を変え深めに吸い付いて)
ん、ん…ちゅ
(相手の頭を撫でていた手をそっと後頭部に滑り込ませて軽く持ち上げ、握った手の指を絡ませて繋ぎ直して、柔らかい相手の唇に夢中で吸い付いて)
(相手が覚醒する気配を呼吸から感じ、名残惜しそうに相手の頬や額、瞼にも口付けて、申し訳なさそうに乱れた呼吸を整えながらほんのり色づいた顔をあげて)
んー.......
(目を開けてしばらくぼんやりと天井を見た後相手を見ると顔が赤い事に気付き)
顔...赤い。大丈夫か?
(相手の額に触れようとして)
(頬に触れようと持ち上げられた手に、そっと頬を撫でられて)
ありがとう…、俺は大丈夫だよ……
(そっと微笑みかけて、また相手の頭を撫で返し)
(体を起こしてしばらく寝ぼけた目でしばらく周囲を見回した後)
まさかずっとここにいたのか?
(少しずつ目が覚めてきたので相手に問い、もしそうだとしたらせっかく相手にも自由な時間を持ってリフレッシュしてもらおうと思ったのに結局自分の世話ばかりさせてしまったことになるので申し訳なくて)
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