フェリシアーノ・ヴァルガス 2015-06-20 16:58:50 |
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(しばらく崖を眺めた後相手が待っているので戻ろうと振り返り)
お菓子...何だろう?
(自分は国ではないので相手ほどしがらみはなく**ると思うと、死ぬつもりは毛頭無かったが肩が軽くなった気がして、疲れてはいたが足取りは心なしか軽く家路を急ぎ)
(切ったリンゴを生地に並べて溶かしたバターを塗り、生地を熱したオーブンに入れたところで指に痛みを感じて)
あれ、いった…!
(よく見ると指先から出血していて)
ただいまー
(ドアを開けるといい匂いがしたので走ってキッチンに向かうと相手の指先が赤くなっていることに気付いて)
どうした、大丈夫か!?
(慌てて相手に駆け寄って)
ヴェ、お帰りダニエルー!
(相手の姿を確認すると、それまで指先を見て渋い顔をしていた顔がぱっと明るくなり)
もうちょっと待ってねー、後ちょっとしたら焼き上がるから!
(指のことなど忘れたように語りかけ)
ちょっと待て!指を見せろ
(気にしていないかのように振る舞う相手を見て驚きながら指を見せるよう両手を伸ばし)
ヴェー、わかったよ…
(別に隠そうとしていたわけでもなく、ただ相手の帰還が嬉しかっただけで、言われてからそっと人差し指を差し出して)
たぶん、さっき包丁使ったときなんだけど、俺今まで気づかなくて……
もう、気がつかなかったってお前....
(呆れながら相手の指を手にとり、自分の口の中に入れて血を吸い出そうとし)
えへへ、夢中になっちゃって…、って、ダニエル、何してるの…!?
(相手の唇に入れられた指を感じて驚いて)
ん?ちゅ...血を吸い出そうと思って...あ、また...
(相手が驚いていることにも構わずまた血が出始めた相手の指を自分の口に入れ)
......そうか、分かった
(確かに自分がされたときも何とも言えない気分になったので、相手も嫌なのだろうと思い指を解放し)
別に汚くはない...
ぁ、ありがと
(指を解放してくれた相手に対して控えめにお礼を言って、相手の言葉にはそれとなく目をそらし)
ずいぶん遅かったよね、どこまでいってきたの?
何かいいもの見れた?
(話題を変える意味も込めて明るく聞いて)
ああ、とってもいいものが見れた!でも内緒な!
(いたずらっぽく笑って)
リビングで待ってる...
(後ろを振り向いたまま手を振ってリビングに向かい)
えー、なんだよーっ
(お菓子が焼き上がるまでまだ少し時間があったので、自分と相手のお茶をいれて、相手に遅れてリビングに入り)
出来たのか?...何だまだか
(相手が手に何かを持ってきたのでもう出来たのだと思ったが、実際はお茶を持ってきただったので少しがっかりした表情を見せ)
本当に美味いんだろうな?
大丈夫だよー
それとも、俺のお菓子が不味かったことあった??
(相手にお茶のカップを差し出して、味については全く心配していないと、明るく問いかけ)
(相手の様子にそっと苦笑いを噛み殺してから、ソファーに座る相手の足元に、恭しく膝をついて頭を垂れ)
ご主人さま…、もしもご期待に添えないようでしたら、この私めをお仕置きくださいませ…
........とりあえず食べてみん事にはな
(一瞬何が起こったのか分からず固まったが、ここは相手のお遊びにノッてみることにし)
ただし、仕置きはせんぞ?自らを仕置きしてくれと言っているヤツは大抵心のどこかで仕置きを望んでいるものだからな
(小さな体でどこまでの迫力を出せるかは分からなかったが、腕を組んで更に足も組み、高圧的な視線を相手に送り)
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