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フェリシアーノ・ヴァルガス 2015-06-20 16:58:50 |
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(相手がそれを許可してくれたことに、少し頬を染めて喜び、もう少し距離を詰めようとソファの上で膝立ちになって、座る相手の片方の太股を跨ぎ)
ん、じゃあ、するね……
(昔と同じ女の子の格好でキスをするなんて不思議な感じだ、等と思いながら両手で包んだ相手の顔を見下ろし)
ん……っ
(ゆっくりとした所作で唇を落とし、お互いの身体の間にできた隙間がもどかしくて、腰を落として跨いでいる相手の片方の太股の上に緩く座り、身を任せるように相手の首に腕を絡めるが、ここまでのことをしても決して相手の唇を割ってそれ以上のことをしようとはしようとせずに)
はぁ...んむぅ...
(合わさってきた相手の唇の柔らかさを一時堪能した後甘噛みして、首に手が絡まってきたのでこちらも相手の後頭部をつかんで唇に吸い付いて)
んっ…、む
(唇を甘噛みされぴくりと肩を揺らすも、相手からも抱擁されて逃げる隙もなく、また、逃げなくてもいいんだと安心して)
ちゅ...はぁ、はぁ
(キスに夢中になって呼吸がおろそかになっていたらしく、苦しくなって相手の後頭部と唇を離して)
.......はぁ、すまん...やり過ぎた
(苦しそうに自分の名前を呼んだ相手に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになって目を伏せて)
(ふるふると夢中で首を横に振って、“なにが”とは言わずに「俺、嬉しいよ…」と呟いて)
ダニエル…、大好き……
(幸せそうに微笑んで)
そうか、ありがとう
(相手の言葉に素直に嬉しいと感じて)
........入れてもよかったんだぞ。その...舌
(少しずつでも考えを変えていけたらと思って、その為にはやはり実践かなとも思っており、しかし自分からという勇気はまだなくて)
ふぇ……っ？
(相手の発言に大きく目を見開き)
嫌じゃ、ない…？
(前に拒絶されたとき、相手にトラウマのようなものがあるからだと受け取っていたため、相手の頬に口付けながらそっと尋ねて)
い、嫌じゃない...多分
(自信がなかったので目を伏せて)
こうしてまたお前と会えるとは思ってなかったから...これを機会に直していけたらって、考えを変えていけたらって
(体育座りをして俯いて、少し震えながら)
(言葉では気丈なことを言うも、あまり顔色がよくない相手を見て、精一杯の慈愛を込めて俯く相手の頭を撫で)
大丈夫だよ……、俺を信じて？
お前がオレに酷いことをするだなんて微塵も思ってないよ
(頭を撫でられ気持ち良さそうにしながら)
怖いのは...そこじゃない
また、オレの方が酷いことをしてしまいそうなのが怖いんだ
(相手の胸に抱かれながらポツリポツリと話していき)
軽蔑したくない、嫌いになりたくない...でも、反射的にスイッチが入るみたいで...やっぱり嫌ってことなんだと思う。気持ち悪くて...舌が入らなければ、いいんだけど....ごめん、ちょっと整理出来てない
(もう少しちゃんと考えないとと思い、相手から離れよとして)
(相手の弱々しい言葉を、すべて聞き届けてから、離れようとした相手の頬に手をかけて優しくこちらを向かせ、その唇に短いキスをし、唇が離れる瞬間舌先でちろりとそこを舐めて)
嫌だったら、また突き飛ばしてくれて良いよ……？
次は突き飛ばさない。最初はお前がそんなことをするやつだとは思わなかったから...びっくりしてっていうのもある
(少し落ち着いてきて大きく深呼吸をして)
……それはごめん
(苦笑しながら、相手の夢を壊してしまったのだと、少し反省しつつ「でも、それも俺なんだよ…」と付け加え)
…じゃあ、叩くとか？
(また密着するために相手の太股を跨いで座り)
そう、そうなんだよな
(相手の言葉にまた自分の知らない彼を見た気がして嬉しいのとどこか苦しい気持ちがいりまじって)
ふふっ、じゃあどうしても我慢できないときはそうしよう...っていうかオレはお前に何て格好をさせてるんだ
(エプロンドレスを着て自分の太ももに座らせているという光景がどういうものかを今更理解して赤面し)
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