本郷 保 2015-06-19 00:32:36 |
通報 |
俺ァモテるよ(さらりと言えばソファの端で足を組み座り、血を指に擦り付けてしまうと小さく唸って)つれなすぎんのはつまらねぇぜ?もっとあまーくしてくれよ(と、彼をみやり)
うっ……
(相手の指についた血を見ると罪悪感が込み上げてきて視線を泳がせながら)
なにか飲む?大抵のものは冷蔵庫にあるけど……?
……言ってろ。
(少しムッとした様子で薬を塗り終えるも指を退けることなく逆に口内を犯すように侵入させ)
ヘヘッ、俺の勝ちだな。
その余裕がムカツク…
(相手の笑み奪ってやろうと指の動き早め水音を響かせ)
負けたなら負けらしくシュンとしろよな!(机バンバン
っ………
(指から微かな刺激感じると肩をピクッと動かすもニヤリと口角上げては緩めることなく指先動かし続け)
なぁ、そろそろ余裕なくなったんじゃね?
ガキじゃねーっ!!(相手の肩を強く掴みガクガク揺らし)
(クッソ、と眉歪めさらに強く噛むと滲む血の味に恍惚覚え始め、避ける理由ではなく鉄の味を得るため容赦なく力入れ)
はいはいわかったよ坊ちゃん(ガクガク揺らされケラケラ)
痛っ………
(甘噛みから強いものへと変わると痛みに必死に耐える表情浮かべながら指を引くも噛まれているために痛みは倍増し)
は、なせよっ……、痛いっつの…!!
むーかーつーくーっ(さらに激しく揺らし
もう呼んでやんねー!!(フイッとそっぽ向き
なんなんだよもうっ!!せっかく薬塗ってやったってのに……
(指を引き抜くと血が滲んでおり、洗うために立ち上がり台所へと向かおうとし)
呼び捨てにすんな!(相手の頭ペシッと叩き)
さんきゅうな?(にっこりしつつ嫌味のつもりでそう言うと、腰を上げた彼の腕をつかんで)…舐めちゃダメ?(小首傾げわざとらしくきょとんとした顔見せ)
あて。ケチ、保ちゃんがいいかよォ?(叩かれたとこさすり)
な!?
…てめぇは吸血鬼か!!
(血を舐めるなどあり得ないと目を見開き驚くとそう言いながら手を振りほどこうとし)
そんなこと言ってると、俺もヨルちゃんって呼ぶぞ?(首かしげ試すように問い掛け)
だーっもう、気持ち悪いっ
(血を吸われてたまるかと抵抗するもグイグイ引き寄せられていき、だったらと逆に一気に力を抜いて相手のバランス崩させようとし)
ヨルちゃん!(にやにや)
なんだよその笑みは……
(してやったりなのは自分のはずなのに何故相手に余裕があるのかと不服そうな顔で言い起き上がろうとし)
あれ?ちゃん付けおっけー?(しれっと)
っはは、なんでだろうな?(上に乗る彼の腰を抱いては近くにある頬へキスをして)
イーイわけねーだろアホが(着崩したスーツ姿で雨に濡れたまま部屋に入り)
もうっ、なんだってんだよー……
(感情を掻き回される状態自分でも理解できずにそういうも、考えすぎたのかお腹を鳴らし)
………腹減った。
あれ?え?どしたん?(タオル投げつけポカンと見つめ)
ふは、おま…このムードで腹鳴らすか?普通(くつくつと笑っては髪をなで)飯、なんか食うか。お前作れる?(小首傾げ)
サンキュ。バカヤロ、仕事だ仕事(ぐったりとしていて)
しょうがねーだろ!腹減ったんだからっ
(顔を若干赤く染めながらも強気に言い張り)カップラーメンしかないけどな(自宅の食料思い出し)
え、仕事してたの!?てっきり遊び人だと……(スーツ姿まじまじ見つめ)
材料ねーんじゃつくってやれねーじゃん、スーパーまで走るか?(パシる気満々)
バーカ、社会人だぜ?働いてるよ(胸ポケットからしけった煙草の箱を取り出し苦い顔して)
冗談、走んのはアンタだろ?(小馬鹿にしたように笑うと首をかしげ)てか、アンタ作れんの?
社会になじめなさそー(相手に聞こえないようにボソッと本音)
年上パシんなや。あん?出来るわ(デコピンかまし)
営業スマイル必須だろ、仕事じゃねぇ時だけだこんなの(しっかり聞こえていたようで、けっと言いながら頬つまみ)
いでっ!!んだよ、ちょっとは動けよなー…(でこを片手で押さえながらもう片方は掌を広げ差し出し)ん!
地獄耳ー(相手の耳を引っ張り)
…あ?(心の片隅でその仕草に胸ドックンさせつつまったくの無表情で差し出された手を見て)
って、るせ。
…なんか、この時間にお前見るとこう、イイな
あ?じゃなくて、カネだよカネ!買ってくるから金よこせ社会人ー(胸の高鳴りなど露知らず掌を上下に動かして札を催促し)
イイってなんだよ、具体的に!(ズズイと詰め寄り)
えーっと、スーパーは、っと……(普段自炊をせずコンビニで済ませるためスーパーまでの道で迷い辺りキョロキョロ)
もっと嵌めてやろうか…?(ゆっくり近づき唇を相手の唇に重ね)
…あいつ大丈夫か…(がば、と起き上がると車のキー持ち外へ飛び出、車へ駆け込めば慣れた仕草でベルトとミラー確認済ませキー回して車出し)
ん…は、楽しそうだな…?(やわく重なった唇に気分良く笑うと目を細めて)
あれー、おっかしいなー、確かこの辺りのはず……(大通りを目指して歩いている筈がいつの間にか暗い路地裏で更に方向感覚を失い)
だって、ヨル可愛い…(唇何度も優しく重ね唇に舌を這わせ)
ケー番くらい聞いときゃ良かった、クソ!(窓を開け道なりに進んで行き、路地まで目を凝らして進み)
…っのやろ、すっげーおあずけだっつの…(ちゅ、とキスを返して)
あ、あの人に聞いてみよう(路地裏にいたスーツ姿のおっさんに道を尋ねおっさんに導かれるまま進み/ハッテン場)
おあずけはこっちの台詞。(這わせていた舌で唇を割り挿入させていき)
(一瞬路地の隙間に見えた影に車から降りると追いかけ、目に止まった男とその先に見える集団に笑み浮かべて)ほォ?(人間離れしているのでは、という程の脚力で地面を蹴れば距離を縮めて男の肩を掴み)
…ん、(薄く唇を開いてうけいれれば自らも舌を絡め、様子見るように僅かしか動かさず)
え?あれ、アンタなんでここに?
(道案内してくれていた男が青ざめて見ている人物把握すると悠長に首をかしげ)
ん……、ふっ…(相手の舌を追いかけ回すようにゆっくりと深く絡め取っていき手は後頭部に添えて逃げないようにし)
テメェが心配できたんだろうが!!(ゲンコツかまして男へ視線向け、待ってろと言い捨ててはそいつらの元へ歩いていき、どこかに連絡をかけたりとせわしなく動くと一人ずつのして気絶させ)…まぁ当分起きねぇだろ、あとはシラネ(なんてこと呟いて彼の元へ戻ると首根っこつかみ車へ引きずり込んで)
…っ(口元に笑みを浮かべつつ絡まる舌を上手くかわし口蓋を舐めあげて)
え、ちょ、何やって……?(男達を次々のしてく相手見ると驚きながらもつえーな」などと少し羨ましく思ってはそのまま車に引きずられるように乗り込み苦笑し)
ちょっと道に迷っちまってさー
んんっ!?(ビクッと肩を跳ねさせるも負けじと再び相手の舌を捉えようと妖艶に動かし追いかけていき)
アホか!(助手席に座らせた彼の頭に再度ゲンコツいれ)
ん…っか、ぁわい(合間にそう言葉を漏らし、這い合わせた濡れるそれを擦るように舐め)
いった!!んだよ、何すんだよっ
(叩かれた箇所を押さえ余程痛かったのか少し涙目になりながらも運転席の相手をキッと睨み付け)
そんなに叩くことないじゃんかー…
かっ……、わいくねぇ!!(相手の舌の動きに負けずと懸命に動かしていくが翻弄されそうになるとそう言い返し相手の肩口押して突き返し唇を腕で拭い悔しそうに睨み付け)
この辺はパトロールも行き届いてねぇ溜まり場だぞ、ヤられかけたことに気づけアホ!(前向き運転はじめながらかっと怒鳴り)
っと…んだよ?(唇へ這う唾液舐めとりながら首傾げ)
はぁ!?
え、ヤられって……、え、マジ…?
(フツーのスーツのおっさんだったと道案内頼んだ人物思い出しては驚きの声を上げるも自分の置かれていた状況理解すれば少しずつ声が小さくなっていき)
あぶねぇ……(危うく相手の術中に嵌まるところだったと思いながらそう呟けばビシッと指差し宣戦布告をし)
ぜってぇ、ギャフンと言わせてやるからな!!てか言えよな!可愛い気ねぇ奴!!
トピック検索 |