《　氷のようなヒト　》ひぼ。

やあ、レオナルド待たせたね
（笑顔でドアを開け）

あ、全然待ってないですよ！スティーブンさん、お茶淹れたのでどうぞ。( 淹れたてのお茶を差し出し

ん、そうか？ならよかった、ありがとう
（お茶を受け取りズズッと飲むと「ギルベルトさんの方が旨いな」と）

うっ…そうだけど、言われたら傷付くな…( ガンッ、とショックを受けつつ苦笑いを浮かべて

なんたって、クラウスが気に入るほどだからな。そう落ち込むな
（落ち込む相手の背中を軽く叩き

言ったのはスティーブンさんでしょ…ギルベルトさんに美味しいお茶の淹れ方教わろうかな…クラウスさんとスティーブンさんに美味しいって言わせてみたいです。( お茶を飲みながら言うとへらりと笑って

それはどうだろうな、けど中々難しいぞお茶に関しては全てクラウス判断だから・・クラウスが上手いと言えば俺も言うかもしれないぞ？
（ニコリと笑い残りのお茶を飲み干し

クラウスさん…じゃあさりげなく毎日お茶をクラウスさんに出せば……あ、そういえばスティーブンさん…ちゃんと寝てますか？( ふむ、と考える素振りを見せるがハッとすると相手を見上げて聞き

それも難しいだろうな…え、あぁちゃんと寝てるが・・急にどうしたんだ？
（ハッとした顔で此方を見る相手に少し驚き

あ、いや…スティーブンさんって徹夜してるイメージだから少し心配で…( 苦笑いを浮かべながら言うと相手の目のクマを確認し

たしかに・・、徹夜はしてるがちゃんと寝てるさ
（目元を掻きつられて苦笑いになり「心配してくれてありがとう」と

あげるぞ、少年