君に溺れる〔bl/先生募集中〕

そん時ゃ、まぁ……仕方ねえから面倒みてやるよ。
(相手の問いに苦笑しつつ答え、)

やった
(相手の返答にふにゃりと笑うと嬉しそうに上記述べ)

ったく……ほら、そろそろ授業終わんぞ。
体調戻ったんなら教室戻れ。
(相手の嬉しそうな顔と声に溜め息つけば、時計見てしっしっと追い払うように手振って言い、)

えー…ここにいちゃだめですか？
(相手の言葉と仕草にあからさまにむすっとすると首かしげて甘えるように上記述べ)

馬鹿、まだ６限あんだろーが。大人しく戻って勉強してこい。
(相手のあざとい仕草に呆れつつベッドから下り、ネクタイ締め直して、)

…じゃあ放課後また来る
(むすっと不機嫌そうな顔を相手に向け、ほぼ強引にそういい残すと保健室から出ていき)

わーったよ。来たきゃいくらでも来い。
(苦笑しつつ言えば、保健室を出て行く相手に軽く手振り、)

(後ろから聞こえた声に、嫌がられるかめんどくさがられるかだと思っていたため少し驚いて。しかし何となく嬉しくなり頬が緩んでしまっていて。)

……俺、なんで…。
(１人になった保健室で、相手が側にいる事がすでに苦ではなくなっている自分に驚き、ぽつりと呟いて、)

(放課後にはなにしてやろうか、なんて相手の邪魔ばかりすることを企み授業に戻ってからもにやにやとしてしまい変に思われて。)

ん……っ。そろそろ授業終わるか……。
(相手が出て行ってからは書類整理の続きをしていたが、一段落ついて伸びをしつつ時計見て呟き、)

(/あけましておめでとうございます！
今年もよろしくお願いしますっ)

あー…終わった…………よし。行くか！
(ほとんど内容は聞いていなかったのだが授業が終わった途端に席を立ち鞄を掴むとひとり宣言でもするように上記述べ早速保健室へと向かって。

「…失礼しまーす。………せーんせっ！待ってた？」
保健室に入り中にいるのが相手だけだということを確認すると相手のほうへぱたぱたと駆け寄り冗談交じりでそう言い。)

(/あけましておめでとうございます！こちらこそ今年も宜しくお願いします！)

本当に来やがったな……。
(遠慮なく入ってきて駆け寄ってきた相手に苦笑まじりに目細め言い、)

来てほしくないんなら帰りますけど？
(本心では拗ねていないのだが拗ねたようなふりをして上記述べ)

そんな事言ってねーよ。
……まぁ、帰りたきゃ帰ってもいいけど？
(相手がその気なら、とこちらも拗ねたふりして片手ひらひらと振って、)

………ここにいる
(相手に自分と同じように返され、一瞬口ごもるも渋々といった感じで俯き上記述べ)

あっそ。
(そっけなく返すも、勝ち誇ったように笑んでいて、)

先生俺が来るの待っててくれなかったの？
(相手の笑みに負けじとこちらも質問をしてみて)

別に？ 部活中の生徒が倒れたり怪我したら困るから、残ってるだけだけど？
(頬杖ついて相手の問いに答えれば、楽しげ首傾げて、)

(/そろそろ落ちますね～)

………もうやだ。先生嫌い
(もう返す言葉もなくなったのか不貞腐れたようにそっぽを向くと相手から離れ勝手に近くのベッドに寝転がり)

(/了解です。遅くまでありがとうございました！)