君に溺れる〔bl/先生募集中〕

……ん？先生？
(相手の異変に気づきうとうとしていたのも一気に吹き飛んでしまい。夢でも見てるのかな、と心配そうな顔を相手に向け。起こさない程度にゆっくりと頭を撫でて)

ぅ……っんん……
(頭撫でられれば段々と呼吸は落ち着くも、表情は変わらず辛そうで、)

どうすれば……
(相手の辛そうな顔を見ているとなぜだか此方まで辛くなってくるような感覚に襲われ。しかしいい策は見つからず、大丈夫だよ、と声をかけることくらいしかできず。)

ん……っ――
(軽い呻きに交じって寝言で、相手に聞こえないくらいの掠れた声で元彼の名を呼び、)

……？…なに？
(相手がなにか発したことには気づいたのだが何を言っていたのかまでは聞き取れず、なにか夢でも見ているのだろうかと思案し)

んん……っぁ…っ
(ぎゅっとシーツ握りしめれば不意に目開け、寝起きの虚ろな目で辺り見回し、)

あ……目、覚めました？
(起こしてしまったかと思うもそろそろ起きてもいい頃だと思い。相手に笑みを向け、先程夢を見ているように見えたことにも触れずに)

ん…っ逢坂……っ？
(目擦りながら起き上がり、相手見ればぼんやりと呟き、)

…そろそろ起きます？それとももう少し寝る？
(にこっと笑いかけると首かしげ上記尋ね)

いや…起きる……。
(軽く頭振り意識覚醒させれば、相手の問いに答えながらヘアゴム外し乱れた髪を手で梳き、)

…意外と髪綺麗ですね
(相手の髪をじっと見つめ、にやっと笑うと意外とというところを強調し皮肉のようなものを口にして)

意外とって何だよ、コラ。
(相手の言葉にこちらも笑えば、膝立てて頬杖つき、髪はそのままに相手見て、)

意外とは意外と、ですよ
(クスクスと笑い冗談半分に上記述べ、やっと笑ってくれた、なんて内心嬉しく思うところもあり。見られるとこちらも見返しどうかしたのか、とでもいうように首かしげ)

(/遅くなって申し訳ありません！)

ん、いや…お前と話してるの楽しいなーと思って。
(相手が首傾げたの見れば、笑み深めつつ言い、)

(/わわ、こちらこそ遅れてすみませんっ)


…へ？
(思ってもみないことを言われ驚いてぽかんとして。しかし何故か徐々にうっすらと頬を染め、明らかに動揺を隠せないでいて)

(/いえいえっ！)

何つーか……楽。あんま気ィ張らなくていーし。
(相手の様子には気づかず言い、膝抱えれば「っつっても、他の奴と比べれば、だけどな」と軽口のように苦笑し、)

(/上げておきます)

あ、…そっか。ありがとうございます
(自分でもなにに動揺したのかいまいち分からずにいて。だが一応お礼は述べ。「…別にそれでもいいですしー…ってかそんなこと言うと俺調子乗って毎日ここ来ますよ？」少しむすっとすると言い返すように悪戯っぽい笑みを浮かべ前記述べ)

(/わわ、遅れてすみません(´;ω;｀))

……来るなら休み時間にしろよ。授業中に倒れたとかって来ても知らねーからな。
(相手の返しに一瞬きょとんとするも、すぐにこちらも笑んで相手の額小突き、)

(/いえいえっ、大丈夫ですよー)

んー…もしほんとに倒れたら？
(頬を小突かれこちらも笑みを返すと冗談半分で問いかけてみて)