天音 2015-06-15 22:49:20 |
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せ、んせ…っ…たすけ…(今度こそ本当に襲われる、と覚悟を決めたとき、相手の声が聞こえ。そちらに目を向け、必死で手を伸ばし助けを求め。すると、男たちも先生の姿を見て慌てては離れていき
逢坂…泣いてる……? どうした…?
(相手以外には目もくれずふらついた足取りで相手の元へ行き、ぺたんと座り込めば相手の片頬に手あて、虚ろな目で相手に尋ね、)
ヒック……うっ…せんせ……
(今は自分のことだけで精一杯なのか、相手の目が虚ろなことには気づかず、乱れた服もそのままにぎゅうっと相手に抱き付いて泣き出し
逢坂…? 逢坂……。
(相手に抱きつかれれば抱きしめ返し、何度も相手の名を呼び、)
(/遅くなってごめんなさい!
そしてそろそろ落ちます、おやすみなさい)
んっく……うっ…………ヒック……せん、せ…?
(ようやく相手の異変に気づいたのか、体制はそのままで顔だけ上げて相手のほうを見上げ
(/大丈夫ですよ~(*´∀`* )ノおやすみです!)
な、にがって……取り敢えず保健室
(これは本当にやばいんじゃないかと焦り始め、まずは保健室に戻ることが先決だろうと考え立ち上がろうとし
逢坂……どっか行くの…?
(立ち上がろうとした相手の服をぎゅっと握り、ふと胸元が全開である事に気づき、「風邪ひく……」とボタン留めていき、)
…保健室……先生も行きますよ?
(服をつかまれ一瞬戸惑うも、早く連れて行かないとという気持ちのほうが強く相手の手を引っ張って「え?あ…ありがとうございます」そういえばさっきボタン外されたんだ、と思い出して一応礼を言い
なんで…ここでいい……。
(相変わらず虚ろな目のまま相手を見上げ、正常な思考は最早できないのか言いながら、下から相手の手を引き返し、)
…本当にどうしたんですか?
(手を引かれ渋々しゃがみ込むも、なにがなんだか分からなくなってきていて。熱でもあるのかと自分の額を相手の額にくっつけ)
逢坂……おう、さか…?
(されるがままに額くっつけられるも、無意識に繰り返す相手の名前は段々とはっきり発音されるようになり、違和感を感じて疑問系になった時には目に光が戻り、ハッとしたように硬直し、)
(/何だかんだで遅くなってしまいました、ごめんなさい!)
逢坂…? あれ……俺…っなんで……っ!
(混乱しているのか額に手あてれば俯き、もしかしてやってしまったのかと目見開き、)
…どうしました?
(そこまで気にすることでもないだろうにと思い首かしげると、上記述べ
(/謝らないで下さい!のんびりいきましょう!)
や……っ俺…っあの……っごめ…っ
(声かけられればびくりと震え、身を守るように顔の前で手クロスさせて翳し、その身体は小刻みに震えていて、)
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