主 2015-06-12 20:27:54 |
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こいつは生き物だろうかね。
ここに来てから「亡霊」が出るなんて話があったが、これがそうかもな。
(しゃがんでそれの様子を見守ったあと、念の為蹴り転がそうと足を伸ばす)
………コレが、こう?うわっ!?
(相手が動かなくなった何かを蹴り転がそうとしている間に何やら「魔術書」を見つけて読みながら見よう見まねで呪文を詠唱して)
何をやってんだ、何を。
あんまりそこらをいじくらん方が良いぞ。
こんなのが彷徨いてるんだ。何があるかわかったもんじゃない。
(リーリャの近くに敵の亡骸を投げ捨てれば、魔導書を取り上げ開かれていたページを読む)
読めるのか?意味はともかく、使い方はさっぱりだ。
(字は読めるが、魔術を使えるほど理解はしていない。一人で読んでも仕方がないので、しゃがんでリーリャと一緒に読もうと見せる。)
わからない…だけど、なんとなく読める気がするの…
(相手の一言に自信なさげに答えると「…この魔術書は禁忌の魔術書である。そして、最後のページには死者を蘇らせる…が、失敗すれば二度と人には戻れないだろう…」と書いてあり)
随分学があるな。俺には売れない詩集にしか見えん。
(リーリャに読ませた方が価値あると踏んで、本を引き渡すネル。最後の一文に、不快そうに眉をひそめる。)
甦らせるったって、さっきから彷徨いてる幽霊じゃあ果たして甦りと扱ってよいものかね。
……見える……ダメ…ネ…ル…逃げ…て…
(ボソッと上記を呟くと急に目が虚ろになり何かに憑依されたかのように呪文を唱えると近くにあったナイフで相手を切りつけようとするも頭を抱えながら苦しみだして)
っ……!やっぱりろくなもんじゃなかったな。
(ナイフの刃を咄嗟に手で受けつつ、それをリーリャの動きを止めようと背後から組みつこうとして)
早く起きろ寝坊助。命がいくつあっても足りん。
/度々お待たせしてすみません!←
ネル……ごめ…ん…なさい
(相手の名前を呼び一言ボソッと呟くと意識を乗っ取られそうになりながらも自分の胸にナイフを突き刺して気を失うとしばらくして傷が塞がり目を覚まし)
よし、起きたな。何があった?わかる範囲で答えろ。
(自身の傷口を、携行していた包帯で応急的に塞げば、ナイフを拾ってリーリャから離し、先の一件の説明を求める。)
禁忌の部分を読んでいたら……いきなり天使と悪魔の羽をつけた女の子が現れたと思ったらさっきの呪文が頭の中に流れてきて…
(相手に自分が乗り移られた時の事を少しずつ思い出しながら話すと相手の方を見て、ネル…怪我してる…と言うと持っていたハンカチで傷口を塞ぐと「何かイヤな予感がするよ」と相手に呟き)
道具が人を使うとはな。無礼なもんだ。
人間様に有無を言わせねえとは、ちょっと仕置きが必要か。
(リーリャの治療を受けながら、奥への道を睨む。まだ奥があるようだ。)
イヤな予感、か。そいつも魔術の類いかい。
/大きく遅れました、重ねて申し訳ありません……←
わからない…だけど、何か居そうな気がするの
(相手の一言に小さく頷くと後ろに回らず相手を守ろうと前に立ちながら奥の部屋へと入っていき)
俺が先だ。お前じゃどうにもならん。
(無愛想に告げながら、リーリャの前に出る。銃を構え、いつでも発砲できる姿勢だ。……リーリャを押さえつけたかに見えたその手は、心なしか優しく撫でたようにも感じられるか。)
だ、大丈夫だもん
(自分の身体は死なない身体なので相手にケガをしてほしくないためか前に出ようとするも震えていると相手に撫でられて嬉しそうにして)
怪我しても知らんぞ。
その不思議な体だって、この先ずっと大丈夫かなんて分からんぞ。
今までが幸運だったのかもしれんぞ。
……暗いな。転ぶなよ。
(仕方なし、とばかりに相手を前に行かせるが、面倒が増えた、とでも言いたげに溜め息をつく。次の部屋は、何かの研究室の様だ。試験管やフラスコ、その他奇妙な実験器具類。目を引くのは、床面に描かれた魔方陣。)
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