主 2015-06-12 20:27:54 |
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当ててみな。
(挑発的なダブル・ミーニング。リーリャを座席の奥に隠せば、堂々と出でて、カットラスを引き抜き突き付ける。)
(銃弾が放たれるより先に、銃を抜いた瞬間に回避の前転を行うネル。前転から復帰すれば、カットラスを突き出し刺突の構えのまま、床を蹴って接近。)
さっさとお引き上げ願う。
旅の途中なんだ。略奪品は返してからな。
(日常茶飯とでも言う風に、適当に事後処理を済ませてから自分の席へ戻る。)
もう出てきていいぞ。
(途中、リーリャを呼び出しながら)
クッ、撤退だ。野郎共…撤退だ
(相手に略奪品を返すと取り巻きに撤退命令を下すとそそくさと逃げていき)
ネル、終わったの…?
(相手に呼ばれると上記をたずねながら隣に座ると空を眺めていて)
ああ、やっと静かになった……と、言いたいところだが。
(思い出したように、先程賊の乗り込んできた方を見る。天井には大穴が空いている。機長が高度を下げたのに加え、かなり減速したのもあってか気圧は正常だが、穴からの風切り音はやかましくてかなわない)
天井に穴が開いてる
(相手と一緒に天井を見上げると空を眺めては風切り音を聞きうるさいという感情よりも空から見える星を眺めながらキレイ…と呟くと疲れていたのか眠ってしまい)
……おう。
(安らぎの二人を乗せて、飛空艇は次の町へ。……最初の町と同規模の、摩天楼も少なくない都会だ。だが、窓から見下ろすと随分暗く見える。近寄ってなお、だ。)
……暗い街…ここ?
(次の町に着いて相手について行くと街並みが暗く感じたのか相手にたずねながらここが自分たちの街になるんだなと辺りを見回していて)
しばらくはな。……ただ、長居できそうな気はしねえな。
(地面の近くを、ゆっくりと霧が這う。ガス灯の光は闇夜を照らすよりも、むしろ暗い影を際立たせるようにも感じられる。何より、町の規模の割には人通りが一つもない。)
……あんた、旅の人かい?
(暗い夜道を歩いているとフードを深く被った隠者が現れて相手にたずねて来ると後ろに隠れながらジッとしては隠者を見て怯えていて)
まだ、な。
もしかしたらもうしばらく。
(隠者に身の上を軽く語る。リーリャの肩を抱き、自身に引き寄せる。)
宿を探しているんだが、適当な所を知らないか。
宿ならあそこだよ
(宿はどこかにないかと訪ねられればまっすぐ指をさすとこの辺は亡霊が出るから気をつけなよと一言述べるとゆっくりとその場を立ち去っていき)
亡霊、か。……オカルトには耳を貸さん主義だが、用心しておくよ。
(その手は懐の得物へ添えられ、宿への僅かな距離でさえ警戒を緩めることはない)
本当の幽霊でなくても、幽霊ゴッコしてる悪どいボンクラはいるかもしれん。俺にだけついてこい。
(上等なほうの部屋を確保し入室。ベッドが二つ、窓もあり、何より浴室が備わっている。)
……もしかしたら、数日のうちにここを発つかもしれんな。杞憂で済めばいいが……
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