主 2015-06-12 20:27:54 |
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うん、ありがとう…
(相手から服を買ってもらうと服を大事そうにして嬉しそうに話ながら歩いて)
……行きたいところ?
(相手に行きたいところと言われるも今まで見たこともない景色ばかりがありすぎて迷ってしまい)
あー……うむ。取り敢えずは飯だ。
その間にでもゆっくり話し合おう。
(全うな暮らしと縁遠い事にまで気が回らなかったようだ。うっかり、という風に言葉を濁せば、近くの酒場へリーリャを連れ込む。)
ビールだ。こっちはピザとオレンジジュースでいい。
(適当に見繕って注文し、隣に座ったリーリャに向き合う。)
取り敢えずは自己紹介か……ネル・ヘレンハウゼンだ。
/返レス遅れ申し訳ありません!←
ネル・ハウ…ゼン…?
(言いにくそうに相手の名前を復唱しながらも復唱していると腹の虫が鳴り始めて)
/いえいえ、大丈夫ですよ!
難しいなら好きな様に呼べ。
俺と分かる呼び方なら文句は言わん。
(食え、とばかりに、ピザを相手の目の前に差し出せば、片手間でやや適当に切り分ける。)
リーリャ、お前についても色々知りたいんだが……。
じゃあ…ネルって呼ぶ…いただきます…
(目の前にピザが置かれるとチラッと相手をみつめてからいただきますと呟いて食べようとして)
……リーリャ、あまり記憶がない…生まれたときに怪我したのに治って気味悪がられて捨てられた…
(相手に色々知りたいと言われれば自分の過去の事や死なない身体は生まれつきで捨てられてからは見せ物として何度も酷い仕打ちを受けてきたことを告げて)
そうか、気の毒な事だな。
傷なんざ、遅かれ早かれ治るものだがね。無知ってのは恐いもんだ……。
(相手の生い立ちについても、反応は薄めだ。ただ、彼女の親族については小馬鹿にしたように小さく笑う。)
傷が治って不気味と来たら、俺の立つ瀬がねえ。
(袖を捲れば、折り重なるようにいくつも傷痕が刻まれている。)
ネル、傷痛くないの?
(相手の無数の傷痕を見ると悲しそうな瞳で撫でながら上記を述べては……リーリャ、もう悲しくない…ネル…居るから…と呟き)
もう治したからな。
まあ、どう見るもお前の勝手だが……。
お前の方から嫌になるまでは捨てんよ。
(高い襟を下げて口元を露にすれば、ビールをジョッキの半分になるまで飲み干す)
手伝う、ねえ。無理のない範囲でやれよ。
かえって尻拭いとか、趣味じゃないからな……。
(差し出されたピザを一切れつまむ。礼儀もありはしないが、続けて語られた愛想のない一言は遠回しに危険から遠ざけようとしている。)
これから、また別の町に出ようと思う……この町は少し退屈かもしれんからな。
……迷惑かけないようにする
(相手に尻拭いをしないと言われると迷惑にならない程度に手伝うと小さく頷きながら「次はどの町に行くの?」と相手にたずねて)
……迷惑かけないようにする
(相手に尻拭いをしないと言われると迷惑にならない程度に手伝うと小さく頷きながら「次はどの町に行くの?」と相手にたずねて)
一番大きな街を目指そうと思う。
ここからじゃあ国と国の端っ子同士みたいな距離だが……ここよりは退屈しないだろう。当てもない旅だ、せめての目標としよう。
(食事が終わると、善は急げとばかりに立ち上がる。)
……道中、あまり治安は良くないのが心配だがな。
…ネルについていく…ネルは死なせないから
(道中治安があまり良くないという呟きを耳にすると小さな声で相手に上記を呟いては自分も食べ終わって立ち上がり)
ふん……子供にお守りされるほど、か弱くは育ってないが。
(暫くして……ネルはリーリャを連れて飛空艇の発着場へ向かった。次の街への移動手段として、飛空艇を選んだ。通商・旅客の定期便が出ているものである。発着場へはそう時間はかからない。)
……ネル、コレなあに?
(目の前に大きな飛空挺を見ると不安げに相手の後ろに隠れて指を指すとたくさんの飛空挺を見ては周りを見回しながらなんで飛ぶのか不思議そうにしていて)
そうか、見たことがないのか。
飛空艇って奴だ。空を飛ぶ乗り物さ。
人も数十人は乗れる。
(飛空艇の発着場は、空港よりはむしろ鉄道駅に似る。横長で五階立ての建物、その最上階は鉄道駅のホームのように飛空艇が横付けで発着している。百足のようにロータがついた方舟、とでも言う風な飛空艇へ乗り込む。)
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