孤児と束縛男（bl/非募）

今日は、ハンバーグだよ！結構うまくいったんだよね〜
(ドアを開けた相手にニコニコしながら離して)

うん、匂いでわかった
(ニコニコする相手に無愛想な顔で答えて)

そう？あ、どうぞ、座って座って！
(リビングにつけば、相手の椅子を引いてやり、ニコニコしながら机にご飯を並べていき)

・・・
(席に着くと無言でテーブルに運ばれる料理を眺めながら、テレビをつける)

ねぇねぇ、どうどう？今回はうまく行ったと思うんだけど、どうかな？
(ニコニコしたまま自分も席につき)

美味しいけど
(一瞬相手を見て再び視線をテレビに向ける)

そう？それは、よかった
(食べる相手を見つめて。「あ、そういえば、今、どんな本読んでるの？」部屋に置かれた栞の挟まった本を先ほど見たので、気になって)

何読んでるって、小説だけど？
ごちそうさま。
(料理を食べ終えると残っていたお茶を飲み干し、リビングのソファーに座る)

そうじゃなくて、どんな内容なのか聞きたかったんだけど…？
(相手の言葉に苦笑いすれば、自分のは量が少なかったからか、すぐに食べ終わり「ごちそうさま」と挨拶すれば皿を洗いながら上記を述べ)

ミステリー小説、もうすぐ読み終わるから読む？
（顔はテレビの方向を向いたまま相手の質問に答え、テレビが詰まらなかったのかチャンネルを変えて）

本当？じゃあ、読み終わったら借りようかな
(大人が苦手な相手が自分の質問に素っ気ないながらも答えてくれるのが嬉しくニコニコして。皿洗いを終えたのか、相手のとなりに腰掛け)

・・・何笑ってるの？
（ずっと笑っている相手の顔を見て、相手との距離を少しずつずらし）

ん？あぁ、かわいいな、って、思って
(指摘されればなんのことだろうとキョトンとするも、よく考えればそうだなと思い、少し距離を取る相手にニコリと笑いかけ)

キモッ・・・
（相手に聞こえるか聞こえないか位の声でボソリと言い背もたれに背中を預けて）

わぁー、ひどいなぁ…これでも、結構傷ついてるんだけどなぁ…
(苦笑いすれば相手の頭を撫でてやり。)

触んなよ・・
（頭を撫でる手を払いのけ立ち上がると玄関の方向へと歩み）

あ、ごめんね？つい
(あはは…と笑いながら頬を掻き。玄関に向かう相手に「どこ行くの？」と、首を傾げて)

コンビニに行くだけだよ
（ちらっと相手の方を見て靴を履き玄関のドアを開ける）

ふーん…じゃあ、僕も行こうかな
(相手の言葉を聞くなりじーっと相手を見ては、ニコリと笑い自分も行くといい自分の上着と相手の上着を持てば、「少し肌寒いかもだし、着ときな？」と、手渡し)

はぁ？なんでアンタもついてくんだよ
（こちらを見つめる視線に自分の視線をそらせ、一緒に行くという言葉に驚き手渡された上着だけ奪い取るように取り）

まぁまぁ、いいでしょ？細かいことは気にしなーい
(楽しそうに上記を述べ。上着を着れば、「コンビニで何買うの？」と聞いてみて)

・・はぁ、勝手にすれば
（大きくため息をつくとこれ以上言っても無駄だと思い渋々承諾して「飲み物」と答え）

飲み物なら、家にあったのにー
(諦めたような相手にまた笑がこぼれフフっと、笑い。飲み物を買いたいと言われれば、キョトンとして)

あったなら早く言えよ
（また笑う相手に二度ため息をついた後家に飲み物があったことに眉をひそめ）

まぁまぁ、そんな、怒んないで、ね？
(あはは、と、笑えば、「お菓子なくなってたし、ちょうど良かったじゃん」と、言えば相手の機嫌を伺うように顔をのぞき込んで)

まぁ・・・そうだけど
（顔を覗きこまれると少し赤らめると相手より前を歩き）

あ、まってよー
(自分より前をスタスタと歩いていく相手の隣に並べば相手の手を握り)

・・・ッ⁉︎
(手を握られたことに驚き反射的に握られた手を振り払い)

あ、嫌だった？ごめんね？
(振り払われたことに少し驚くも苦笑いして、うーん、まだ気が早かったかぁ…と、思えばちゃんと謝り。「あ、着いたね。食べたいの選んできていいよ」と、自分は外で一服しようとタバコを取り出し)

今度さわったら・・・
(睨むような形で相手を見て一人店内に入り食べたい物をカゴに入れ)

はいはい、外で待ってるね～
(怒る相手に苦笑いすれば手をヒラヒラして。一服しているとケータイが鳴り、会社の後輩がヘマをしたらしく、はぁ…とため息をついて)

何ため息ついてんの？
(店内から出ると一服して相手がケータイ片手にため息をついておりらしくないなと眺め)

ん？あー…なんでもないよ
(電話を切るなり、相手が話しかけてきたのでヘラッと笑って。話をそらすように「何買ってきたの？」と聞き)

あっそ・・・、何ってコレだけど
(笑う相手を見て何でもなさそうだなと思えば、さっきコンビニで買ってきたチョコやポテチ類をみせる)

結構買ってきたね、じゃあ、さっそく、帰って食べよっか！
(袋の中を覗けば、菓子類を見て。「僕が持つよ」と袋を相手からスルッと取れば)

えっあ・・あぁ
(さっき昼ごはん食べたばかりなのにと思い、袋を持つ相手の後ろを歩き)

おっと…
(ついてくる相手を見ては前から自転車が来たので避け、相手を道路の反対側にして、「あ、そうそう！こないだ、ここで可愛い猫見つけたんだよ！」と、思い出したかのように言い)

猫か・・今日はいないんだ
(通路側に行くと猫がいるか探しあたりをキョロキョロと見回したが猫が見当たらず)

みたいだね…帰ったら写真あるから見せてあげるよ
(自分もキョロキョロしてみるもいなさそうで、そういえば、家に写真があったなと思えば見る？と首を傾けながら聞き)

どんなやつか気になるし、見てみる
(猫自体いないのに少し落ち込むも、写真があると聞くとめをかがやかせ)

あ、ごめん！先に中入ってて
(相手の様子に微笑ましくなり頭を撫でようとするも嫌がられたことを思い出し少し伸ばした手を引っ込め。ふと、離れたところに男の人影を見つければ相手にヘラッとした笑顔で玄関を開けながら)

わかった・・
（少し不思議に思いつつも相手が取りそうな行動だったので気にせずに部屋に入り）

…ふぅ…これで、諦めてくれればいいんだけどねぇ…
(相手が中に入ったのを確認して扉を閉めれば、例の男…相手のストーカー…に近づくなり黒い笑顔で相手に話しかけ、次現れたら殺す、と、脅せば逃げていき。ボソリと呟くなり自分も中には入り、ただいま、と、ちゃんと挨拶もして)

・・・・
(相手が帰ってきたことに気づかずリビングのソファーで寝息をたてながら寝て)

ん？…全く、無防備なんだから…
(上着を脱ぎ冷蔵庫から水を取り出し飲んでいれば相手がいないことに気づきキョロキョロして。寝ている相手を見つけるなり苦笑いして今だけ…と思い、髪を指で梳きながら撫で、独り言をつぶやき)

ンッ・・・なんだ、帰ってたのか
(目をさますといつの間にか帰ってきたことに気がつき、フワァと欠伸をして)

ひょあ！？え！？ちょ、起きてたの？
(相手が起きたことですぐさま手を退かすも、驚いて変な声を出してしまい苦笑いして。独り言も聞かれた？と、思い焦り)

アハッ・・変な声だな、今さっき起きた
(変な声を出す相手におもわず笑みがこぼれ)

あ、そう…？それは、よかった…
(今起きたということにホッとして。初めて見れた笑顔にキョトンとするも嬉しくなり段々ニコニコになっていき「勇人、笑った方が、いつもより可愛い」と微笑みながらつい言葉が漏れてしまい)

う・・うるさい！こっち見んな
(顔を赤くして、相手に背中を見てながら喋り)

ふふ、はいはい
(背を向ける相手を見れば耳まで赤くなっておりつい笑みが溢れて、もう一回見てみたかったが、さすがに怒られそうだったのでやめておこうと思い。「じゃあ、先にお風呂入ってくるね」と、相手の頭をポンポンと撫で、怒られるのを避けさっさとお風呂場に逃げ)

さっさと入ってこい！
(顔がほてり出すと顔をうずめ、ポンポンと頭をなでられると手で振り払い)

ふぅ…あっつ…
(髪は濡れたままで肩にタオル、暑かったのか上半身裸でリビングに現れれば、「クーラーつけてもいい？」と首を傾げ)

いいよ・・
(相手の方は見ずスマホの画面を見つめたままソファーに寝転がり)

ん？なにしてんのー？
(冷凍庫からアイスを取り出し食べ始めれば相手の元へ行くも、ソファは相手に占領されてるのでソファを背もたれにして床に座り、相手のスマホを覗きこみ)

見んなよ
(スマホの背面を相手の方に向け画面を見られないようにする)

…なんで？
(教えてくれない相手にムッとすればじーっと相手を見て)

別にいいだろ、なんで教えなきゃいけないんだよ
(ムッとする相手を呆れた表情で見て、こどもじゃないんだからとつぶやき)

…僕に言えないことなの？
(ニコリと笑うも目は笑っていないようで。「僕にとっては十分まだ子供だよ」と、嘘臭い笑みを浮かべたまま)

うるさい・・
(ジッと笑ってない相手の目を見つめソファーから起き上がり)

だって、こうされても振り解けないでしょ？
(うるさいと言う相手にどこが子供なのか教えてやろうと、ソファから起き上がる相手をソファに押し倒せば両手首を掴んでニコリ笑って)

・・ッ！離せ・・・
(いきなりソファーに押し倒され、脚をバタつかせながら相手を振りほどこうとし)

ヤダ、勇人が俺の言うこと聞いてくれるまで、離さない
(子供のように駄々を捏ね言葉も乱暴のように思えるが、顔は悲しそうで一人称もいつの間にやら俺に変わっており)

だから、ホントにカンケーねぇって言ってんだろ・・・！
(いくら振り払っても振り払えず半ば諦めているが、それでも振りほどこうと)

じゃあ、見せて？
(手首細いなぁ…と思いつつ、相手の言葉に首をかしげながら)

・・・ネットだよ、ネット
(相手の質問に渋々承諾をしてスマホを取ろうとするもてがとどかず手を離せといい)

ネット？
(キョトンとすれば、相手の言葉でパッと手を離し)

ネットだってんだろ・・
（掴まれてた手首を押えながらスマホの画面を相手に見せて）

…もう、じゃあ、言ってくれればいいじゃん
(画面を見れば確かにネットでハァ…と息を吐けばソファの下にしゃがみこみ。「手首痛かったよね？ごめんね？」と少し赤くなった手首を軽く撫で)

だから、関係ないって言ってんだろ・・なんでそこまで気にするんだ
（嫌そうな顔をしながらスマホをテーブルに置き、同じくため息を吐いて頭をかき）

ん？そりゃ、勇人が好きだからでしょ
(相手の言葉になにを言ってるんだ？とキョトンと首を傾げて。「それに、一緒に住んでるんだから関係なくはないでしょ？」と関係ないという相手の言葉にムッとして)

好き・・・？男を男が？
（あいての発言を不思議に思い、「一緒に住んでる・・か」とつぶやき）

まぁ、好きになっちゃったものは仕方ないというか
(苦笑いしては頬を掻き。呟かれた言葉に「そうそう、だから、ゆっくりでいいから、気を許していってくれれば嬉しいな」と、フワリと微笑み)

・・変な奴・・
（好きになったという言葉に多少の違和感を感じながらも「それは時間の問題だ・・」と言って）

ん？そう？
(相手の言葉に首を傾げ、「だから、勇人が好きになってくれるまで諦めないから」と、ニコニコと楽しそうに。「ん、ゆっくりでいいんだよ。まずは、触れられるようななってくれれば大きな進歩かな」ふわりと微笑み)

絶対にないからなっ
（好きになることも触れられることも全て拒絶するみたいにいい放ち）

俺、気は長いほうだから、好きになってくれるまで待つよ
(相手の言葉にニコニコして宣言して。「あ、髪乾いてきた…」そう呟けばTシャツを着て)

・・お前の相手してたら疲れえてきた・・寝る
（スマホを手にしてリビングを立ち去り）

ん、また明日ね～
(立ち去る相手に「おやすみ」とニコニコしながら手を振り。ゴロンと相手のいなくなったソファに寝っ転がれば、どうやら緊張していたようでほぐれた今、瞼が降りてきてはそのまま寝てしまい)

(場面展開おねがいします！)

（目が覚めるといつのまにやら朝になっており、リビングに降りると相手がソファーに寝ており）
あいつ、こんなとこで寝て・・

ん、…
(珍しく爆睡しており、相手が来たことにも気づかず寝続けて)

・・起きろ、朝だぞ
（ソファーで寝てる相手のわき腹に蹴りを入れてお越し）

んぃっ！？…ん、ぁ？ゆーと…？
(相手に蹴りを入れられれば変な声をあげて。うっすらと目を開けば、寝っ転がったまま相手を見て、まだ寝起きだからか呂律が回らないようで)

あっさっ！
（棚に置いてあった時計を寝ぼけ眼の相手の目の前に突き付け）

……あさ…おやすみ
(眠い目をこすりながら突き付けられた時計をまじまじと見るも、ソファにポスンと倒れ相手に背を向けるなり二度寝モードに入り)

勝手に寝てろ・・
（二度寝する相手に起こす気力もなくなり、昨日お風呂に入ってないことに気が付きお風呂場に行き）

あー…ご飯作んなきゃ…
(シャワー音が聞こえるとボンヤリとそんなことを考えるも、まだ起き上がる気にはならず。心なしか体がだるく感じ、あー…これは、風邪ひいたかな…と思い)

ふぅ・・ん？どうした
（十数分後、風呂から上がるとまだソファーに寝転がる相手を背もたれ越しから覗き）

んー…なんでもないよ？
(相手を見ればニコリと笑い、ご飯作ろと、だるい体を起こしてエプロンを付けて、「朝ごはんはなにがいい？」)

ふぅーん、そう。
(いつもの笑顔を見ると何もないかと思い椅子に座り「なんでもいい」と答え)

りょうかーい
(トーストを焼き、目玉焼きを焼くもついボーッとしてしまい、半熟ではなく硬いのを作ってしまい「あー…勇人、ごめん」と苦笑いして)

なぁ、大丈夫かお前・・？
(明らかに様子がおかしい相手を疑いの目で見て)

ん？大丈夫だよ？どうかした？
(相手の言葉にキョトンとして首を傾げ。とりあえず、トーストと目玉焼きを皿に乗せれば相手に差し出すも、自分は食欲がないのでヨーグルトだけで)

・・ならイイけど・・
(本人が大丈夫というならと思いつつ、珍しく相手の量が少ないと思うも口にせず)

ん…、電話…
(ヨーグルトを食べ終えれば、丁度鳴った電話を取り、「ちょっと出てくるね」と
微笑みベランダへ)

うん
(ベランダに出て行った相手を見て、止まっていた手を進める)

ん…あ、食べ終わったの？
(しばらくして電話を終えるなり中に戻ると空のお皿があり首を傾げて)

食べたよ
(チラリと見て流れてきたニュースに目線を向けて)

おわっ！？…あっちゃあ…
(空のお皿を洗うも、熱上がってきたなぁ…と思いボーっとしてしまい、つい皿を落としてしまい)

・・！ホントに大丈夫かよ・・
(お皿の割れる音に驚くとすぐにキッチンに行き割れたお皿の破片を掃除し)

ん？あー、大丈夫、大丈夫！
(ヘラッと笑いながら、自分も素手で破片を集め。「今日は勇人が頼もしく見える」と冗談っぽく)

ぜってぇー大丈夫じゃないだろ、熱があるならさっさと休めよ？うつされたら困るからな
(相手の顔色が優れないのを見て「笑う冗談があるなら早く寝ろ」といい)

え？なんのこと？熱なんてないよ？
(ビクッとするもすぐにヘラッと笑い、大丈夫と言い。「それに、終わらせないといけない仕事もあるし」)

・・ぶっ倒れてもしんねぇーぞ
(それでもまだ笑う相手に呆れ、お皿の破片を掃除し再びリビングのソファーに座る)

心配してくれるの？
(相手の言葉にきょとんとするも、ニヤニヤして。自室から書類とPCを取ってくるなり、眼鏡をして仕事を始めて)

うるさい
(背を向けたままソファーに座り目をつむり)

はいはい
(クックッと笑えば仕事に向き合い。しばらくして目を瞑っている相手を見れば、「ん？寝てる？」と頬をツンツンしてみて、動かないのでとりあえず近くにあったブランケットをかけてやり、ポンポンと頭を撫でれば仕事に戻り)

んっ・・・、あれいつの間にー
(目がさめるといつ寝たかわからず、体にはブランケットがかかっており)

お、起きた？ゲホッ、おはようコホッ
(いつの間にやらマスクを付けて仕事をしており、相手の声に反応してニコリと微笑み)

・・・、ほらやっぱり
(マスクをつけ笑う相手を睨みつけ、強がる相手のあたまをはたき)

いやぁ、あはは…っいて
(相手に言われれは頬を掻きながら苦笑いして、頭を叩かれればあまり痛くはなかったが声に出してみて。「えーと、これ終わったらケホッ寝るつもりだったというか…」)

だから、言ったじゃんー・・
(ツラそうな相手を見るなり冷蔵庫からアイスノンを取り出し「寝ろ」)

えと、でも、まだ仕事…
(相手の言葉にえへへ…と笑うも、寝ろと言う言葉に「これ終わったら寝るよ」と、苦笑いして)

仕事よりも自分のほうが大事だろ、倒れても知らないから
(無理をする相手にすこし心配するような表情を浮かべるもすぐにいつもの顔に戻り)

ん、ケホッ、心配してくれてありがとー
(相手の頭を撫でニコニコ笑い)

だから、触るな・・・
(嫌そうに手を払いソファーに座る)

ふふ、はいはい
(ニコニコしながら相手を見て。しばらく仕事をするも眠くなってきてそのまま寝入り)

また、こんなところで寝て・・・
(テーブルに伏せて寝ている相手に自分にかかってたブランケットをかけて、水と風邪薬を置き)

ん、…ゆーと…
(ブランケットをかけられれば少し身じろぐもまだ眠っているようで、寝言で相手の名前を呼べば)

・・なんで俺みたいなのを引き取ったんだよ
(未だに自分を引き取ったわけがわからず、相手の寝言聞けばうつむきソファーにせもたれ)

……一目惚れ、かな？
(ふと目を覚ませば丁度相手の声が聞こえ、少しすれば机に突っ伏したままフッと微笑み)

うわぁっ！お・・おきてたのかよ！
(寝ていたはずの相手の声が聞こえると、肩をビクつかせテーブルのほうを見ると微笑みながらこちらを見る相手が)

ん、おはよ
(微笑めば、「ブランケットと薬ありがとね」と、お礼をいい、風邪薬を飲み)

お前に借りを作りたくないだけだ・・
(風邪薬を飲み終えるのを見届けあと、飲み干されたコップを片付け)

それでも、ありがと
(ニコニコしながらお礼を言い。「あ、ごめんね？お昼ご飯は食べた？」)

別に・・お腹減ってないからいい
(いつもの笑顔を見せる相手を見てそっけない返事をし)

いやいや、食べないと成長しないよ？作ってあげるから
(もうおやつの時間を過ぎている時計を見るなり、何も食べていないという相手になにか作ろうとヨイショと立ち上がり、軽食ならば夕飯も入るかと考え)

・・・体調のほうはいいのかよ？
(別にいらないとはいえず、キッチンに立つあいてをみて)

んー…えと、倒れそう？
(エプロンを付け。心配してくれてるらしい相手にウソをつくのもなと考えを改めえへへ…と笑いながら頬を掻き)

アホだろ・・・お前アホだろ・・・
（ヘラヘラと笑う相手に冷たい視線を送り）

アホじゃないよー…頑張り屋さんなだけ
(侵害だなぁ…と思うも、相手の視線を受け取り苦笑いして)

その頑張りがアホなんだ
（無理をしてでも家事などをやる光景を見ているなだけあってか、本気で倒れるんじゃないかと思い）

本当にキツイ時は休むからさ、ね？
(ゲホゲホっと咳をするもニコニコして、「それに今日で休み終わりだから、勇人ともっと一緒にいたいんだよね、…なんて」と頬を掻き)

明日仕事なんだろ・・・早く寝ろよ
（無理して起きている相手を部屋まで行かせようと背中を押し）

ええー…勇人一人で大丈夫？知らない人が来てもドア開けちゃダメだよ？
確かカップラーメンがあったはずだから、健康に悪いけど、今日は、お腹が減ったらそれ食べるんだよ？
(背中を押す相手に仕方なくエプロンを外し素直にベットまでいき。過保護よろしく心配そうな顔で)

・・そこまでバカじゃない、大丈夫だから気にするな
（ムスッとした顔をして相手が部屋に行くまで見届けると、自分は再びリビングに行きTVをつけ）

うぅ…やっぱり心配だなぁ…
(段々上がっている熱に耐え相手が心配でソワソワするも自分の部屋に行き。「じっとしてることってあんまりなかったからなぁ…寝不足気味だったし寝よう」と、着替えるのも億劫だったのかそのままベットに潜り込めばすぐに寝息を立て)

・・・寝たようだな・・・
（二階から物音がしないのを確認し、ゆっくりとした動作で玄関に行き散歩に行こうし）

…ん、…
(薬のせいもあるのかグッスリ寝れているようで玄関の開く音にも気付かず)

・・マジでおきねぇーな・・、でも一人の時間ができてよかった
（上手く家を出て少し機嫌がよくなり、その足で近所の散歩に出て）

ん…ふぁ…喉乾いた…
(暫くしてふと喉が乾きまだ覚醒はしておらず眠そうに目を擦りながらリビングに行き)

なんか久しぶりに一人だなー、いつもはアイツが横にいるが
（ブラブラと近所を散歩しつつ、大きく深呼吸をして軽い足取りであたりを散策を行い）

あれ？勇人？…っ！？
(キョロキョロと見渡すも相手はおらず部屋も見に行ってみるもいないので、相手のケータイに電話して)

んっ・・？！アイツからだ・・やばっ・・
（ケータイの画面を見れば相手の名前が表示されており出るか出ないか迷い）

…あ、俺だけど。今どこ？襲われてない？今から探しいくから、連絡よろしく
(出ない相手のケータイに留守電を入れ、声は冷静そうに聞こえるが内心はプチパニックで。だるい体にムチをうち外に出て相手を探しに行き)

・・・もう、ホントになんだよアイツ・・わけわかんねぇ・・
（留守電を聞くと、逃げようにも逃げ切れないと断念したのか付近にあるベンチに座り）

ハッ、ハッ…っ、ゆ、と！！
(走って探していたのか汗びっしょりでベンチに座る相手を見つければ、ズンズンと相手に近づいていき、ガシッと肩を掴んで「怪我とかない！？」)

お・・・っ！オレよりお前だ、なんで探しにくんだよ！
（汗まみれの相手を見たのと肩を掴まれたことに少し動揺し「子供じゃないってんだろう！」と述べ）

…うん、怪我はなさそうだね…よかった…
(相手の言葉は聞こえなかったとでも言うように無視して、相手をペタペタと触り怪我がないことに安心して。相手の隣に座ればゴロンと寝っ転がり相手の膝に頭を乗せれば、まだ息を切らしていて)

人の話聞けよ・・って何寝てるんだよ？！
（深くため息をつきフッと下を見るといつの間にか自分の膝の上に寝転がっており、相手の息遣いが体につたわり）

全く…勇人のせいで疲れたし、熱上がったし、汗びっしょりで気持ち悪いし…
(うっすらと目を開ければ、相手を下からじーっと見てふぅ…と息を吐き怒っている声音で、「膝枕くらい、いいだろ…つか、させろ…」と、いつもとは違う少し乱暴な口調で言い目を閉じて)

しばらくしたら帰るつもりだったし・・・
（視線を相手からそらし、珍しくいつもとは違う口調の相手に少し怯え）

それなら、そうと言ってから出てってくれる？
(怯えている様子の相手にハッとすれば、苦笑いして相手の頭を撫でながら「心配するから、ね？」と、言い聞かせるように言い)

ごめん・・
（ハッキリ言うのも恥ずかしく、相手に聞こえるか聞こえないかの声音でつぶやきでも触られるのが嫌で撫でられている手を振り払い）

ん、いいよ、次からはしないでね
(相手の声を聞取れば少し進歩したなと、ふわりと微笑み。まだ、撫でられるのは慣れないか…と、苦笑いするもこれはどうかな？と、相手の手を握ってみて)

・・・ッ何握ってんだ、つか早くどけよ！
（少し油断しているとギュッと手を握られると力いっぱい振りほどき、頭がのっかっている両足の片方の足を上下に動かし）

うわっ、ちょ、やめろっ
(退かざる得なくて「もう…一応、病人なんだけど…」と、ヘラリと力なく笑えば、仕方なく起き上がり)

(昨日ケータイが壊れまして…返信が朝と夜しか出来なくなってしまいました泣！できるだけ早く返信できるようにしますので！)

油断も隙もねぇよ
(ため息を吐くとベンチを立ち上がり「帰るぞ」と述べ)

(/それはきのどくな・・・泣わかりました)

っ！おう！
(ニコニコしては、立ち上がる相手の隣に並び。「帰ったら、して欲しいことがあるんだけど」と、照れくさそうに切り出し)

・・・してほしいこと？
（横に立つ相手を見上げると、言葉の意味が分からず首を傾げ）

そう、お願い！
(続きは帰って話すよ、と、言えばニコニコしたまま歩き始め)

何だよ、嫌な勘しかいないんだけど・・
（笑顔のまま自分の前を歩く相手の後姿を見ながらトボトボと歩き）

ほらほら！早く帰るよー
(ニコニコしたまま振り向けば、トボトボ歩く相手に急かすように声をかけ)

何だよ・・・そんなにせかすなよ
（何も急ぎの用事がないのにどうして急かすんだと思い、仕方なく速度を上げ）

ん、お先にどうぞ
(ようやっと家に着くなり、玄関を開けてやり)

・・・
（チラリっと相手を見て、玄関の中に入り）

…ふぅ…あー…ほんと、ダメきつい…
(相手が中に入ったのを確認してから自分も中には入り扉を閉めれば、相手の方にフラッと倒れ込み)

ちょっ・・・！
（急に倒れ込んできた相手に少し動揺し、「だ・・大丈夫か・？」）

ねぇ…さっき言ってたお願いなんだけど…
(熱のせいか少しうるんだ瞳で相手を見ては、「部屋まで運んでくれない？」と、ふにゃりと弱々しく微笑み)

・・・はぁ？
（片眉を少し上げ「そこまで酷いのに何で来たんだよ」ともたれかかる相手に）

だって、いなかったから…
(相手をギュッと抱き締めれば甘えるように。「いきなり、いなくなれば驚くのは当たり前だろ…」とボソリと呟き)

・・・そ・・それはごめんて・・
（抱きしめられると少し体をビクつかせるも、相手を支えるかのように背中に手を置き）

もう、いなくなんないで
(少し震えながら呟けば、フッと力が抜けて床に座り込んで「おぁ？あー…ほんと、カッコわりぃ…」と頭をガシガシと掻いて)

ほら・・・立てよ、部屋に行くんだろ・・
（座り込んだ相手の目の前にスッと手を差し出し「ほんとにごめん」とつぶやき）

んー…あ！じゃあ、看病して？
(立てと言われれば相手の手を握り立ち上がり、謝られれば苦笑いして、ふと思いついたかのようにフワリと微笑み)

・・・わかった・・・
（自分から手を出したものの少し身体を震わせ、顔をそむける）

ん、楽しみにしてる
(相手が少し震えていることに気づき立ち上がれば直ぐにパッと手を離してやり。了承してくれるとは思ってなかったので呆気にとられるも嬉しくなり笑顔で)

楽しみって・・・
（あまり期待しないでほしい・・と思い相手を部屋まで連れて行き）

じゃあ、待ってるからね！あ、まだ居なくなったりしないように！
(部屋にたどり着けば嬉しそうに手をヒラヒラとして。あっと、思い出したかのように警告もして)

アイツ、ホントは元気じゃねぇのか・・？
（疑いの目を向けながらも部屋に入る相手を見届けて、一階に降りアイスノンと取り出し）

あー…きつっ…
(部屋に入るなりベットにダイブして。そのタイミングでケータイが鳴り、出ればまた部下からで、無理矢理体を動かし資料を取り説明やらをしてやり)

おーい、入るぞー・・・
（ドアをノックして開けると、寝込んでいたはずの相手が起きており「・・・・仕事してるんじゃぇねっ」と近くに会ったクッションを投げつけ）

おわっ！？ちょ、まっ、
(驚いたせいかゲホゲホッと激しく咳き込んでしまい、部下にはまた連絡すると言い電話を切り、怒る相手にオロオロして「えと、ケホッ、どうしたの？」)

お前、体調が悪いんじゃないのかよ？！
（ハァハァと息を切らし、眉を寄せながら相手に近づき）

かなり、キツいけど…電話がきたから、出なきゃなぁ…と…
(椅子に座ったまま、あはは…と苦笑いすれば頬を掻いて。「まだ、ぶっ倒れはしないだろうし、大丈夫だと思って…」)

そうだとしても、仕事まですることねぇーだろ・・心配して損した
（体調が悪いのか元気なのかわからない相手に愛想を尽かし、アイスノンをベットに置いて部屋を出ようとする）

あー、ごめんって、だから、待ってー…
(出ていこうとする相手に寂しさを感じて相手の服の袖をつい掴んでしまい)

なにさ・・・
（袖を掴まれると相手を横目で見て足をとめ）

あ…えと…あはは、なんでもない、引き止めてごめん
(つい体が動いてしまったことに自分も驚き、相手の言葉でハッとしてなにか言おうとするも苦笑いしてはスルリと離して。「これありがと」と、相手の持ってきてくれたアイスノンを指差し、ベッドに寝っ転がり)

絶対寝てろよ
（くぎを刺す様に言い放ち、自分は自室に戻りベットに寝転がって読みかけの本を読み）

はーい…
(しょんぼりして返事をすれは大人しくベッドに潜り込むも何もしない方がキツくなってくるのでなにかしようと考えを巡らせるもいい案はなく。暫くして電話がかかってくるも出るか出まいかを考えて)

今度こそ寝たか・・・
（本を読みながら隣の部屋の物音がしなくなり、安どのため息をつきながら再び本に目線を向け）

うう…しつこい！！
(ケータイが3度目のコールをし始めれば、さすがにしつこい！と思い電話に出てしまい、部下の話を聞くハメになってしまい、ベッドに潜ったまま)

ふわぁ・・・さすがに眠くなってきた・・
（ちょうど本を読み終えたときに眠気が襲い、そっと目をつむって）

だから…あーもー、うるせぇ！！
(ゴチャゴチャ言ってくる部下に熱のせいもあるのか次第にイライラが増していき、電話の相手に怒鳴ってしまい気づいた時にはケータイの電源を切ってしまっていて、あちゃあ…とため息をつき)

・・！・・・アイツ起きてたのかよ・・・
（隣から聞こえてくる怒号に閉じていた目を開け、飛び上がるかのように体をお越し）

(/上のは私です・・)

あ、やばっ、起こしたかな…
(多分寝たであろう相手の事をふと思いだし)

・・・！
(相手の部屋に行くのも面倒になり、隣の壁をドンッと蹴り)

うわ…びっくりしたぁ…
(ビクリと体を震わせ驚くも怒ってるな…と、予想して、明日謝ろ…と、そのまま寝て)

ん・・・ふぁぁー・・いったた、寝違えたか
(首を上下に動かし、そのまま風呂場に行き)