孤児と束縛男（bl/非募）

わかった・・
（少し不思議に思いつつも相手が取りそうな行動だったので気にせずに部屋に入り）

…ふぅ…これで、諦めてくれればいいんだけどねぇ…
(相手が中に入ったのを確認して扉を閉めれば、例の男…相手のストーカー…に近づくなり黒い笑顔で相手に話しかけ、次現れたら殺す、と、脅せば逃げていき。ボソリと呟くなり自分も中には入り、ただいま、と、ちゃんと挨拶もして)

・・・・
(相手が帰ってきたことに気づかずリビングのソファーで寝息をたてながら寝て)

ん？…全く、無防備なんだから…
(上着を脱ぎ冷蔵庫から水を取り出し飲んでいれば相手がいないことに気づきキョロキョロして。寝ている相手を見つけるなり苦笑いして今だけ…と思い、髪を指で梳きながら撫で、独り言をつぶやき)

ンッ・・・なんだ、帰ってたのか
(目をさますといつの間にか帰ってきたことに気がつき、フワァと欠伸をして)

ひょあ！？え！？ちょ、起きてたの？
(相手が起きたことですぐさま手を退かすも、驚いて変な声を出してしまい苦笑いして。独り言も聞かれた？と、思い焦り)

アハッ・・変な声だな、今さっき起きた
(変な声を出す相手におもわず笑みがこぼれ)

あ、そう…？それは、よかった…
(今起きたということにホッとして。初めて見れた笑顔にキョトンとするも嬉しくなり段々ニコニコになっていき「勇人、笑った方が、いつもより可愛い」と微笑みながらつい言葉が漏れてしまい)

う・・うるさい！こっち見んな
(顔を赤くして、相手に背中を見てながら喋り)

ふふ、はいはい
(背を向ける相手を見れば耳まで赤くなっておりつい笑みが溢れて、もう一回見てみたかったが、さすがに怒られそうだったのでやめておこうと思い。「じゃあ、先にお風呂入ってくるね」と、相手の頭をポンポンと撫で、怒られるのを避けさっさとお風呂場に逃げ)

さっさと入ってこい！
(顔がほてり出すと顔をうずめ、ポンポンと頭をなでられると手で振り払い)

ふぅ…あっつ…
(髪は濡れたままで肩にタオル、暑かったのか上半身裸でリビングに現れれば、「クーラーつけてもいい？」と首を傾げ)

いいよ・・
(相手の方は見ずスマホの画面を見つめたままソファーに寝転がり)

ん？なにしてんのー？
(冷凍庫からアイスを取り出し食べ始めれば相手の元へ行くも、ソファは相手に占領されてるのでソファを背もたれにして床に座り、相手のスマホを覗きこみ)

見んなよ
(スマホの背面を相手の方に向け画面を見られないようにする)

…なんで？
(教えてくれない相手にムッとすればじーっと相手を見て)

別にいいだろ、なんで教えなきゃいけないんだよ
(ムッとする相手を呆れた表情で見て、こどもじゃないんだからとつぶやき)

…僕に言えないことなの？
(ニコリと笑うも目は笑っていないようで。「僕にとっては十分まだ子供だよ」と、嘘臭い笑みを浮かべたまま)

うるさい・・
(ジッと笑ってない相手の目を見つめソファーから起き上がり)

だって、こうされても振り解けないでしょ？
(うるさいと言う相手にどこが子供なのか教えてやろうと、ソファから起き上がる相手をソファに押し倒せば両手首を掴んでニコリ笑って)