鶴丸国永 2015-06-09 14:39:26 |
通報 |
本当…?僕、今凄く嬉しいよ。
(やっとの事上げられた視線と自分の視線が合わさると、その瞳の奥を愛おしげな目付きで貌を細めつつ密着した身体から伝わる互いの煩いくらいに高鳴る心臓に困ったように笑いながらも釣られた様に照れを含ませ、桜色の肌を指の腹で撫でては口吸いをしようと頭を近づけ)
あぁ、俺も嬉しいぜ。幸せ、ってやつかねぇ
(心の底から満たされる感覚、それは相手といる全ての時間で感じてきたもの。これが幸せかとかみしめては伝わる相手の鼓動、己の鼓動に共鳴するそれは聞いていて心地が良くて。近づく相手の顔、これからされることは想像に難くなく、頬を僅かに赤く染めては目を閉じて)
これが幸せ、か…。
(込み上げて来る感情は形容し難くも確かな形をしている事で胸の奥からじんわりと温かいものが広がって身体全体に血を送っていき。幸せを噛み締めながら締まらない笑顔を始終顔に出しながらも目を綴じられたのを合図に自分も瞳を閉じて、そっと唇同士を重ね合わせやり)
根拠はないが確信できるぜ、俺を幸せにできるのは光忠…君だけだ
(相手といた時間全てで感じてきた感情、それは相手でなければ感じ得なかったもの。これを幸せというなら納得がいき、相手にしか見せない満面の笑みを。目を閉じてすぐ唇に柔いものが当たる感覚、それが相手の唇なのだと理解すれば呼吸の術すら忘れてしまって。直に苦しくなってきては酸素を求めて口を開けて)
…そんなの、僕じゃないと困るよ。
(遠征に向かっている時でも恋しく想う彼の事、片時も頭の隅から離れた事は無い。満面の笑顔を見せるのもせめて己の前だけにして欲しいと願いながらも合わさる唇の感触は柔らかいもの、暫し堪能していれば開かれる唇にそうっと頭離れさせ「鶴丸さん…誘ってるのかい?」と相手を見据えて)
ははっ、案ずるな。君といられるだけで、君に触れられるだけで俺は幸せだ
(相手と共に生きていられる、それだけで幸せと感じるもの、多くを望んではいなくて。日々の驚きより愛しく思う相手との口付けは心地が良く、苦しいと思いながらもずっと感じていたくて。離れてしまう唇に物足りなさを感じては「君になら、何されても…いい」と両腕を相手の首に回し、もっと、ねだって)
嬉しいよ、僕も鶴丸さんに触れていると幸せな気持ちになる…ははっ、本当…
人間臭くなっちゃったね、僕ら。
(日々刀の本分を忘れた訳では無く、人の姿を借りているものの元の本来は名だたる武将が携えていた鉄で出来た刀でしか無い。刀の頃にありもしなかった感情、神と名付けられるがその神である自分も相手と居る事で随分と人間らしい感情を持つようになっては嫌そうにするでもなく、呟くように吐いては突然の強請りに目を丸くさせ、「ちょっ…ちょ、鶴丸さん!反則、なんだけど…っ」格好悪くも目元に赤みを帯びて、思わず相手の唇を掌で塞いでしまっては直視が出来ずに)
いいんじゃないか?神とはいえ形は人間なんだ、感情も人間らしくないとな
(人の形を得て初めて覚えた感情は驚き、人間の感情は何とも興味深くて面白い。相手から教わった感情も含め、知った感情全てが愛おしく思うようになっていて。同じ主の元にいながらなぜ今まで気付かなかったのかと苦笑を浮かべ。口を塞がれてしまっては何も話すことができず「む…」と不満げな視線を送って)
そうだね…、人間の形を得られなかったらこうして鶴丸さんに触れる事も無かっただろうし。
(人間の姿に驚きこそしたものの、慣れというものは怖いものですぐに見慣れてしまった。新鮮な気持ちと共に新たな感情を教えてくれたのが相手だと言う事も事実、しみじみと人の形を得た事に感謝を。口元を塞いだ事で不満げな視線は居た堪れなく、「…そんな鶴丸さんも好きだよ」と笑いながら手を退けやって)
主には感謝しないとな。もう刀には戻りたくないぜ
(己の主によって呼び覚まされ、人の形を得たのには一つの目的があったからであって。歴史の改変を防ぐこと、この目的が達成された暁にはどうなってしまうのか。想像は簡単過ぎて、いずれ訪れる終わりが怖くなってはふるりと身を震わせ。手が退けられ、ようやく話せる状態になっては「君には何をされたって構わない、逆に言えば何もされないのは嫌だ。好きなら…」とさっきの続きをねだって)
鶴丸さんの刃生は波乱万丈だったんだっけ。
(相手の経歴をふと頭の中で整理をしてみる。持ち主と言える主を転々として終いには暴かれたと聞く相手の濃い刃生は中々に興味深くも不意に震えた身体にはっと気づき、思わず腰を抱き寄せている腕の力が強まり。手が退くと再び開かれる唇から漏れ出るのは困った事に大胆、「…はぁ、鶴丸さんには適わないなぁ…」観念したように自分の気持ちに素直になると、再び頭を近づけては唇同士を重ね合わせていき)
中々に楽しい刃生だったぜ?墓まで暴かれるとは驚きじゃないか
(神社に奉納されては攫われ、やっと主と共に眠れると思いきや無理矢理墓を暴かれて、楽しいとは言いつつも本心としては人に振り回されることに嫌気が差しているが、笑顔で隠してしまう。相手の腕の力が強まるのを感じれば無意識に擦り寄って。重ねられる相手の唇はやはり心地がよく「ん…光忠…足りない」自ら相手を求め始めていて)
そうだね…、僕は当の本人じゃあないから分からないけど…鶴丸さん、僕の所でゆっくり羽根を休めて欲しいな。
(笑顔の裏に影を秘めていて堪らない表情は心の奥がちくりと針の先で刺されたように微かに痛み。強く抱き寄せた時に擦り寄る身体は愛おしく、強請る相手に応えるよう「ん…鶴丸さん、反則…」と言った途端に舌をねじ込ませるよう頭を傾け)
あぁ、そうさせてもらうぜ。俺はもう意思を持って行動できるんだ、ずっと君の側に居たい
(もしまた攫われるようなことがあっても相手なら奪い返してくれそうだと想像しては、人に振り回されようが己は相手の手元に帰ってくるとくつくつ喉を鳴らして。今の己はどこまでも相手を求めてしまいそうで「ふぁ…反則なんてしてない」と薄く口を開けば相手を受け入れる意思を示して)
是非、そうしてくれると嬉しいよ。鶴丸さんがもし、また奪われるような事があったら僕が必ず助け出すよ、命掛けでね。
(自分の所で羽根を休めると言うのはこの上無く嬉しいもの、双眸の目尻がやんわりと自然に和らぐと例え奪われたとしても何としてでも奪い返すだろうと言う結論に至ればそう言った発言をぽつりと溢しながら、華奢な身体をより一層とこの腕に抱きしめては羽織の柔らかさを感じつつ薄く開いた唇の間へと舌先を潜りこませるとすぐさま相手の咥内へ舌を運び。)
ははっ、格好いいことを言ってくれるじゃあないか。安心して刃生を歩んでいける
(自分の想像が言葉となって相手の口から聞くことが出来るとますます安心でき、また更に深く相手に惚れていきそうになり。相手の舌の感触にビクリと肩を大きく跳ねらせるも、おずおずと舌を絡めることで自分から相手を求めてみて)
流石に鶴丸さんの前で格好悪いところ見せられないよ。
うん、安心してね!僕が居るからさ。
(格好良い、と言う単語に気を良くしたか照れ臭げな笑みを口元に浮かべるとむず痒い気持ちになってさらに肩を竦めさせるも満足げに、愛おしさを含む視線を相手に向けて見て。大きく跳ねさせた身体にそっとあやすように背中に手を添えるなりぽんぽんと柔らかな一定の間隔に動かしながら、相手の舌上を自分の舌先でつう、と撫で上げ)
君に格好悪い時なんてあったか?俺にはそんな記憶はないぜ
片時も離さないでくれよ?隙を突かれて拐われちまう
(自分の目には常に格好よく写る相手、ベタ惚れだと自覚しながらも更に深く惚れていくことには抗えず、にひ、と子供のように笑って見せて。相手の手の感触に安心感はあるものの舌同士が触れ合う感触にゾクリと甘い痺れに似た感覚が背筋を走っては甘く声が溢れ、羞恥から頬に赤みが差して)
そうかい?鶴丸さんにはそう見えてない様で、何よりだよ。
勿論だよ、隙なんて見せないでよ?僕の心臓が持たないからね。
(子供のような笑い方と言いぐさには心配そうな声色で肩を竦めさせては幼い子どもに言い聞かせるような口調で相手の事を諭そうと言葉をつらつら連ねては次に息をふう、と吐いて。舌同士が触れ合う瞬間、相手から甘い色の声を耳に拾うと「鶴丸さん、凄い可愛いよ」と誘い文句を一つ呟くと漸く舌同士を擦り合わせ、長く相手の感触を愉しむように幾度も角度を変えて)
少しばかり完璧過ぎやしないか?抜けた君も見てみたいものだ
ははっ!心配無用、君以外に隙なんて見せないからな
(相手がいるからと然程心配していないのか、それとも母親を思わせる口調からか、けらけらと可笑しそうに笑っては大丈夫と付け足して。舌が触れる度に身体から力が抜け、立っているのもやっと。誘い文句が耳を擽れば蕩けた表情を向け「んん…可愛いとか…言う、な…ぁ」息も絶え絶えに答えれば仕返しだと言わんばかりに再び触れた相手の舌を絡め取り、ちゅ、と吸って)
トピック検索 |