20のお話

猫になった俺と猫娘
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1、猫になった俺

～自室～

「いやおかしいだろこれ……。」
俺、不良のﾗｲﾁ。ﾁｬｰﾑﾎﾟｲﾝﾄは右耳のｷﾞｻﾞｷﾞｻﾞと銀色と黒色の二種類のﾋﾟｱｽだ。……今の俺はどうだ？今起きたばっかりだから寝ぼけてんだと思うけど、黒猫で右耳がｷﾞｻﾞｷﾞｻﾞで二種類の……ﾋﾟｱｽ!!!!!
「はっ!?どういったことだこりゃ!?」
鏡に手(前足)を当てまじまじと自分を見るが……猫だ、黒猫だ。
「意味わっかんねーよ!!あ"!?」
と鏡の前でﾌﾞﾁｷﾞﾚてたが猫になったので、にゃーにゃーうるさいだけだった。ちっ。



～外の道～

ここどこだ？外に出て第一声がこれじゃあ読んでいるお前らがびっくりしていると思うが、今一番俺が驚いている。
「人間ってこんなﾃﾞｶかったか？」
もう一度言っておくが俺の声はにゃーにゃーだ。そこらの人間にはわからねー。
だが、この人間のﾃﾞｶさと数は別だ。糞過ぎる。
「とりあえず、あの猫娘に行くか……あいつなら猫語が分かるかも知んねーしな。」
とりあえず俺は人間を避けながら猫娘の家に向かった。ちなみにあいつが猫娘って言われている理由は着いたら教える……否、見たら分かる。



一応だがパクリって思った奴言ってくれ。猫系あったから一応書いておく。

2、その猫、大猫様

～誰かの家～

「着いた……ﾊｧﾊｧ。っか道のり長すぎんだろ！」
俺、ﾗｲﾁ。何故か黒猫になった不良だ。今やっと猫娘ん家についた。
「……で、どうやって入るか。」
もう一度言うが俺は今黒猫だ……あ"？鳴き声のことかって？……ちげーよ、身長だよ。し・ん・ちょ・う！
「呼び鈴鳴らしたら来ると思うが……呼び鈴どこだよ。」
たまに猫って気楽でいいなぁって思ってたが違うな。大変だな、うん。
「お母様！大猫様居ないんだけど！…」
「……優雅に日向ぼっこしているんじゃなくｔ…」
「大猫様ぁぁぁぁぁぁあああああ！」

……うるっせぇぇぇ！！猫娘うるっっっせぇぇぇよ！！ていうか猫になんで様つけんだ"にゃーお"あ？
「猫……」
「吾が輩の家に何かようかのぉ？」
「しゃ……」
「しゃ…？しゃ…がどうしｔ」
「……喋ったぁぁぁぁああああああ！？」
「喋るわ！！」
「しかもツッコミいれたぁぁぁぁああああああ！」
「いれるわぁぁぁぁああああああ！！」
「えぇぇぇぇぇ！！」「えぇぇぇぇぇ？？」
「とりあえず、宜しく」
「なにがぁぁぁぁああああああ！？！？」
「大猫様ぁぁぁぁぁぁあああああ！！」
「あ、猫娘。」
「知り合い！？」
「あれぇ？ライチ？」
「しかも呼び捨て！？！？」
「「大猫様/猫、うるさい。」」
「しかも、ハモり＆怒られた！？！？」
「そういえば、名前なんだ？」
「華麗なスルー！？……じゃない、名前か？吾が輩は大猫ことタケミツルだ。」
「そうか、タケか。宜しくな。俺はライチだ。」
「略すなぁぁあ！」

猫って面倒だな。