ヌシィイイン 2015-06-07 13:36:34 |
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…これは礼を言うべきか?触れば良いと言われて触るのも不自然だろ、何と言うか…いけない事をしている気分になってしまう(照れ臭くなり戸惑うも、無防備な笑顔を見れば我慢出来ず手をそろりと伸ばし頬を撫で)
僕に?いや、残念ながら僕はこれを。それは承太郎に付けて欲しくて…想像した通りだ、よく似合っているぞ、承太郎。普段とは違うこういう物を楽しむのも遊園地の醍醐味の一つだろう?(既にショップの中で右腕に付けていたウサギモチーフの風船を指差して見せると、相手に装着されたカチューシャを満足そうに眺めて見惚れるかのごとく目を細め)
いけないこと?くすぐってぇの無理だがお前に撫でられるのは落ち着くんだ、これはいけないことなのか?(頬を撫でてくる手に自分の手を添えて淋しそうな目でじっと見つめ)
チッ…眼科行け、あんま見んじゃねぇ。まあ、そうだな、じゃあ楽しもうじゃあないか(自分だけマシなもんつけやがってとか思うところは色々あるが満足そうな相手に大した文句が言えず遊んで発散させるかとこそばゆい視線から逃れるように乗り物がある場所へと進んでいき)
いけない事じゃあ無いと思いたいが…僕に撫でられる君を見ているとどうも落ち着かないんだ、(相手の視線に胸が苦しくなると頬を優しく撫で続けながら目を逸らし)
仕方ないだろ、承太郎のこんな姿なんて早々に見る事も出来ないんだから。いろんなアトラクションが有るんだな…じゃあ、最初に乗る物は君に決めてもらおうか(隣に並び乗り物の方へ歩きながらも満足げに相手の姿を眺めて頭上で揺れるカチューシャの耳つつき、豊富なアトラクションをピッと指差して)
落ち着かねぇ…か悪い、無理させた…もう撫でなくてもいいぜ。(目を逸らされたのがショックだったのかしゅんと項垂れ、大きなガタイに見合わない捨てられた犬のような目をして)
チッ、……、じゃあアレにするぜ。やっぱ最初はああいうのがセオリーだろ?(舌打ちをしつつも、満足げでご機嫌な相手には可愛げしか感じず、うさ耳のことなど気にならなくなり相手に促されれば少し思案し、一番悲鳴が聞こえるジェットコースターを指差して)
な、…そういう意味じゃあ無い。人に撫でられるのは嫌いだと聞いたから…撫でていると、嬉しいような落ち着かないような気持ちになったんだ(慌てて首を振りながら否定し、目を合わせれば曖昧に述べて)
早速あれに乗るのか?君らしいといえば君らしいな…選んでくれと頼んだのは僕だ、異論は無い(指差された方を向き一瞬表情を引き攣らせるも、相手が乗りたがっているのだからと否定せずにジェットコースターへ向かい)
ん、そうか、なんか困らせちまって悪い。…、さっきから俺らしくねえな、触って欲しいとか言ってたのはもう忘れてくれ。この話はしまいだ、(目を合わせて貰えれば安心したように表情を綻ばせ、誤摩化すように相手の頭をぐちゃっと崩すように撫で回して)
おう、やっぱ絶叫が定番だろ、…?それかあっち行くか?なんかお前に似合いそうな気がするぜ(コースターに向かいながらも引きつらせた表情にきょとんとし、向かってる最中に見えたコースターとは真逆にファンシーなコーヒーカップを指差して)
…忘れたく無い、他の人には見せない面を僕には見せてくれたのだろう?そう言われて忘れられるはず無いさ、…承太郎(撫で回されながらも相手から視線を外さず見つめ続け、名前を呼ぶと腕を引っぱり抱き締めたくなるのを堪え、代わりに相手の後頭部に手を添え自分の胸元へグイッと寄せて)
最初はこれぐらいにしておくのが良いかもしれないな、あれよりも優しそうだ。コースターはこれでウォーミングアップをしてから乗るとしようじゃあ無いか(相手の優しさに口許を緩めコーヒーカップに乗ると、同じカップの向かい側の席を叩いて相手を呼び)
っ…花京院ッ?!お前…そんなセリフよく出るな…誰にでも言ってんのか?スケコマシ…キザ野郎…(突然胸元に寄せられたことにより近くなった距離に、相手の優しい言葉全てにときめきいて赤面し、耳まで赤くしながらちらりと相手を胸元から見上げて照れ隠しに悪態をつき)
ふっ、そんな呼ばなくてもすぐ行くぜ。ただ、ウォーミングアップといったが…俺とお前がこれ回すってこと忘れんなよ?(くすりと笑い、相手が叩いていた席に座れば二人の間にあるテーブルのようなものをコンコンと叩き、下手したらあのコースター以上にきついか、も、と冗談っぽく笑って言い)
そ、そこまで言わなくても良いだろう!スケコマシもキザ野郎も承太郎に言われたのが初めてだ、つまり誰にでも言っている訳じゃあ無いという事だが…そんなにクサイ台詞でも吐いてしまったか?(赤い顔で悪態をつかれても全くダメージにはならず、真面目に返せば相手の様子に思わず頭を撫でてやりながら自分の発言を振り返って)
ああ、その事をすっかり忘れていた。どちらが最後まで残っていられるか、良い勝負になりそうだな(相手の冗談に小さく笑えば闘志の映る瞳で相手と目を合わせ、テーブルのような物を掴み楽しげに前髪をかき上げて)
お…う、なんか、てきとーに言っただけだぜ…。別にクサイこと言ってねえし…その、むしろ嬉しかったから…あー…なんだ、恥ずかしいんだ。わかれ(と、歯切れが悪くなりつつ無茶な事を言いながら、誰にも言ってるわけじゃないと言われまた撫でられたことに嬉しいながらも照れて、拗ねたように唇をとがらし)
ほう、じゃあ先に吹き飛ばされるか根をあげた方が負けだぜ。何か賭けるか?(相手の瞳に感化され、勝負事と聞けば楽しげにノって、ニヤッと高校生らしい少し悪い笑顔を向け)
恥ずかしい?分かれ、と言われても、承太郎が口からちゃんと言ってくれないと俺には伝わらない。どうして恥ずかしいんだ?(相手が照れているのは自分の目にも明らかであり、おそらく理由は自分の所謂キザな台詞の所為だろうと深く考えずに結論付ければ相手の表情に思わず意地悪く微笑み、尖った唇をつつき喉元をくすぐりながら顔を覗き込んで)
但し周りに影響が及ばない範囲で、な。周りに迷惑を掛けても同じく負けの扱いだぞ。やはり折角なら何かを賭けた方が…そうだな、負けた方が勝った方の望みを一つ聞く、というので如何だろう(人差し指を立て忠告すれば、立てた指で悪い笑顔を浮かべている相手の頬をつつきながら提案し)
それは…お前が……んっ!?そのへんはやめろ…くすぐってえ、(とは言いながらも内心は心地いいと思ってるのかとろりとした瞳でぼんやりと覗き込んでくる相手を見つめながらもうっすら身をよじり抵抗し)
わかってるって、…グッド、面白いな。それでいこうぜ。(つつかれる頬を横目でちろりと見て、ふっと笑い相手に提案と忠告に承諾すれば、動き出すコーヒーカップに視線を落として)
くすぐったいか?承太郎がくすぐったがっている姿も貴重だからね、僕としては見ておきたい。これならどうだ?(意地悪く微笑んだまま相手の肩に腕を回し、しっかり捕らえれば喉元をこちょこちょとくすぐり続けて)
まぁ序盤は様子見といったところだな、慎重に。勝った暁には承太郎に何をやってもらおうか(ぐるりと一周だけ回し手の力を加えて周りの景色も楽しみながら、自分が勝つ事を前提に相手の目を見据え)
ん…ぐ、やめっ…ふはっ、お前いい加減に…しろ(くすぐったさに、耐えれず笑い身悶えながら身をよじって逃げようとし)
やれやれ、気が早いなもう勝った気でいるんじゃねぇよ…ところでこれ、多分飛んでくぜ。外していいか?(相手がロクでもない事を思いつきそうな気がして呆れ顔になり、自分も様子見といった感じでハンドルには一切触れず呑気に頭のカチューシャを指差して)
そんなにくすぐったいのか?可愛らしい反応をするものだな、承太郎も。なんと言うか…もっと試してみたくなる(喉元から手を離し解放してやるのかと思いきや、今度は脇腹をくすぐり始め)
それも承太郎が身に付けているものだろう?もちろん飛んで行けば君の負けだし、外すのも反則だ。手で押さえておいた方が良いんじゃあ無いか?(相手がカチューシャを押さえれば片手しか使えなくなり明らかに此方の有利になると考え、予想していなかった事だがチャンスを逃す訳には行かず、ここぞとばかりにハンドルを回して)
てめぇッ…ざけんな、…ふっ、もう、頼むから…やめろそこは本当に…無理だから、(解放されると油断してるとさらに弱い脇腹をくすぐられ、息も絶え絶えになりくすぐってくる相手にもたれかかって)
マジか、それじゃあ俺が不利じゃねえか…うおっ(急に提示されたルールに不満を言おうとするもののぐらりと回転が早まるカップのフチへバランスを崩しながらもたれかかって頭のカチューシャと帽子を片手で抑えて)
おっと…やり過ぎてしまった。大丈夫か?まさか君の弱点が此処だなんて、誰も思わないだろうな(凭れ掛かって来た体を支え、落ち着かせる為に背中を摩りながらも何故か嬉しそうに顔を覗き込んでおり)
そんな事ないぞ、僕の腕にも風船のウサギが付いている。…承太郎のカチューシャよりは強い力で装着されているだろうけど(相手の様子を見れば余裕のある笑顔を浮かべて、腕にある風船が外れそうにならない事を確認し、更にハンドルを回して)
ッはぁ、…フツーじゃ触れさせすらしねぇよ。んだよ、その顔は…大丈夫かって聞いてるセリフに合ってねぇぞ、(相手の腕の中で息を整えながら恨めしげに覗き込む相手を見て)
ちっ、どう考えてもやっぱり不利じゃあねえか…ッ…(自分も空いてる片手でハンドルを回そうとするも上手くいかず、不覚にも頭を抑えていた手が外れカチューシャが吹き飛び、思わず無意識にスタープラチナを出して飛んだ物を掴みとって)
すまない。承太郎のこんな姿はとても珍しかったから、ついやり過ぎてしまったようだな(未だ口許に意味有りげな笑みを浮かべたまま、相手の体を此方に引き寄せ)
あっ…まぁ、スタープラチナぐらいはセーフにしておこう。その代わり、僕もハイエロファントグリーンを出させてもらうぞ!(無意識にスタンドを出してしまう相手を見て余裕が無い事を確認すれば、一気に勝負を付けようとハイエロファントグリーンに腕の風船を押さえさせ、両手でハンドルを回し出し)
(遅くなってしまい申し訳ありません!)
ああ、やりすぎだ馬鹿。笑ってんじゃねーぜ(ようやく落ち着いたのか引き寄せられるのを受入れつつも相手の笑みに腹を立ててぺちりとデコピンし)
ちっ…いや、負けでいいぜ、反則負けってやつだな…。ハイエロファントグリーンが出たら勝てねえよ確実に。(無意識に出した己のスタンドを見て舌打ちすれば諦めたのか帽子を外し。スタープラチナがキャッチしたカチューシャも受け取って、開き直ってこの激しく廻る乗り物を楽しむ体勢に入って残念そうに苦笑し)
(大丈夫ですよー!)
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