青空 2015-06-04 17:44:32 |
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俺はこの星の守り神。
そして、こいつもこの星の守り神。
月と星。
古くから魔除けなどとして伝えられてきたもの。
月はツキとかっていうし。
俺の名前は星河 Seiga
そして、あいつの名前は月夜Tsukiyo
俺たちは同じ日に生まれた。
そして、その日はこの星の誕生日。
俺たちは、守り神になった。
俺たちは大切に育てられた。
同じ年頃の子達より贅沢な食べ物を食べたし、魔法も教えてもらった。みんなに愛情を注がれた。
けれど、その一方で自分のやりたいことはできなかった。
他の子は愛されていなかった。
《月夜、今日は杯の日だったよな?》
《うん。だから、今日の夜は魔水を注ぎに行かないとね!》
月夜はこのポジションが好きそうだ。
それに加えて楽しそう。
俺には理解できないけど。
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