Music S.T.A.R.T!！【ひぼ】

…相変わらず変な人…
(そこまで嬉しいなんて自分のような事みたいにいうから本当に変な人にしか思えず、ボソッと呟いてしまうと小さくため息をつきながら相手の瞳を見つめて)

へ、変って、その言い方は酷いよっ真姫ちゃん！(変な人だとズバッと無遠慮に斬り捨てられれば失礼すぎはしないかと頬を膨らませて思い切り抗議していて

ごめんなさい…つい口が滑っちゃったわ、これで許して？
(わざとらしく言ったが謝罪だけはしておきこれ以上怒らせるわけにもいかないので、相手の頬を撫でながら機嫌をとり)

別にいいけどね…それより、そろそろアイス買いに行こうよ(本気で怒っていた訳ではないため頬を撫でられて落ち着いた様子で呟いては十分休憩しただろうと考えて相手へと提案をし

そうね、アイスの話にしちゃうけど…穂乃果って何味が好きなの？
(休憩はしたし後は向かうだけでアイスの話題として、相手は何が好きなのか興味本位で質問し)

うーん…なんでも好きだけど一番はやっぱりイチゴかな！真姫ちゃんは？(アイスの好みを聞かれて割と何でも好きなのだが強いて言うなら自分の好物であるイチゴ味がいいなと答え、相手の好みについても問いかけ

私はミントとか…イチゴも好きね、ダブルになると組み合わせとか重視っていうか
(好みは似てるが自分の好みとは重なってないところもあるので相手に教えてみると、こだわりもあるのか頷きながら自分の流派を語ってみて)

うんうん！確かに組み合わせってすごく大事だよねっ(単品での好みというのもあるのだが、ダブルともなれば単純な好みだけではなく食べ合わせもキチンと考慮しないといけないなと何度も頷き同意を示し

えぇ、なんかこうしてると穂乃果が私と同じ年に見えるわ…気軽に話しやすいし
(今まで話すことはあまりなかった相手と共にこうして話せるというのは新鮮な気がして、楽しそうに微笑みながら先輩禁止なあって良かったと感謝して)

それって褒めてる…？(気軽に話せるというのは悪い気はしないのだが同い年みたいという言葉はまるで自分を子供扱いされてるようで若干不本意で

馬鹿にしてないわよ…先輩というよりも凄い仲のいい友達みたいな感じに思っただけ…穂乃果とはあまり話してないし
(言い方が悪いせいか誤解をさせてしまったので否定はしておき照れくさい事であるが、好きなものが合うって仲の良い友たちでない限りなさそうだからと髪を弄りながら視線を逸らして)

そっかぁ、そういうことなら納得かな(相手の説明にようやく納得をした様子で頷いて不機嫌そうな表情から笑顔へと変わり

それで…穂乃果とたくさん話せて嬉しいというか…
(素直にいい続けるのも恥ずかしいもので相手と話せることが嬉しいと恥ずかしそうにしながら様子を伺うようにして相手をチラ見して)

えへへ、穂乃果も嬉しいよ！だから、これからもいっぱいお話ししようねっ(恥ずかしそうにしながらも自分と話しをする事が嬉しいと言ってくれたことがこちらも嬉しく思えて、それならこれからも沢山こうして話しをしようなんて笑顔で前向きに述べ

えぇ、たくさん話しましょ？せめて二人きりで
(話しをするためには二人きりの方が都合もよく邪魔もされないと思うので、それを含め相手に提案してみると小さく首をかしげながら様子を伺い)

二人きりで？それはいいんだけど…何で？(話しをするならばメンバー皆も一緒の方が楽しいのではないかとも思ったのだが、別に二人きりで話すことも嫌な訳ではないため、単純な疑問からそう問いかけ

邪魔されるからよ、誰とは言わないけど
(二人きりを選んだ理由は邪魔をされるのが嫌だからというのを説明していけば小さく首をかしげ)

真姫ちゃんがそう言ってくれるのは嬉しいけど…でも皆のことを邪魔なんて、そんな風に言って欲しくないかな。仲間なんだから(二人きりで話すということについては異論はないのだが、相手の言い方だけは唯一引っかかるようで諭すように述べ

そうじゃないのよ…落ち着ける場所でゆっくり話したい、それだけ…確かに言い方が悪かったわ…ごめんなさい
(言い方が悪すぎたせいかみんなのことをひどく行ってしまったことに気づいて申し訳なさそうに謝罪をすると、ただ相手とゆっくり落ち着けるところで話したかったということだけでからかいとかなしでという意味のようで)

大丈夫、真姫ちゃんがそういう意味で言った訳じゃないってことはちゃんとわかってるから、それでもやっぱり聞いて気分が良いものじゃなかったから(相手がそんな酷いことを考え無しに言うような人物ではないことを信じている己は相手を責めるつもりではなく、一応これは理解しておいて欲しいだけであるようで