Music S.T.A.R.T!！【ひぼ】

う、煩い〜！別に期待して何が悪いのよ！
（余裕がなくなるって相手の前ではよくあるが此処まで恥ずかしくさせられると、自分がおかしくなりそうだと思ったのかムキになって無意識に素直に言ってしまい）

あはは、怒らない怒らない。穂乃果みたいなお姉さんで良ければいっぱい甘えていいからね？(少しからかい過ぎてしまったかと考えれば、それならば自分で良ければ期待に応えるからと笑顔で宥めて

じゃあ…遠慮なく甘えるわね…こんなに恥ずかしくさせたんだから
（相手に甘えるなんてありえもしなかったが恥ずかしくさせられた身として遠慮なく甘えてやると思い、相手に抱きつくと撫でて欲しそうに頬を擦り寄せて）

わっ…まさか本当に甘えてくるなんて思わなかったよ…(学校の外で、誰が見ているかもわからないこの状況で相手がまさかここまで馬鹿正直に甘えてくるとは思ってもみず驚きに目を白黒させていて

何…嫌なの？
（甘えてもいいというから甘えたのに嘘に見えたのかとわかっていたくせに、ムスっと拗ねそうな表情を浮かべて場所はわかってても、甘えたい気持ちが優っているため嫌なのか尋ね）

嫌じゃないけど…流石にちょっと恥ずかしいっていうかなんていうか…(こうしているとなんだか落ち着くし嫌な感じはしないのだが、周りからの視線が痛いぐらいに突き刺されば気まずそうな表情を浮かべ

…ごめん、ちょっと甘えたことがなかったからつい
（相手の表情を見てしまうと相手から離れて申し訳なさそうにして、相手にではなく甘えた事などなかった為に、つい気分が高まってしまったと眉を下げて俯いてしまい）

気にしなくてもいいよ！それにしてもさっきの真姫ちゃん可愛かったなー(首を大きく横に振って気にしていないから大丈夫と告げ、相手に気を遣わせないよう敢えて相手をからかうように笑って

な、絶対に誰にも言わないで欲しいわ…
（からかうとは知っていたがついからかわれるとムッとして赤くしながらも、こんな姿誰にも言わないで欲しそうに相手にお願いして）

…どうしよっかなー？(普段の相手からは想像もつかないような恥じらいを感じさせる雰囲気に口元に手を当てて憎たらしい笑みを浮かべながらそんな意地悪を言って

言ったら…許さないわよ？先輩と言われていい気になってたこと言いふらしちゃうから
（憎たらしく思える相手の笑顔が、どうも自分の恥じらいを掻き立てるようにしている為に、これ以上は掻き立てられるわけには行かないので、自分も相手が先輩と言われていい気になってたことみんなに言ってやると軽く脅して）

えっ！？うーん…いいんじゃないかな？(言いふらすと言われて一瞬驚いたような表情を浮かべたが、よくよく考えた結果大した問題になるとは感じず軽い調子で言ってのけ

じゃあ、言うから…ほんとに
（言い出したはいいがやはり大きな問題になったら相手を悲しませてしまうと思い、諦めようかと考えると眉を下げて自身な下げに小さく呟いてみると相手の袖を握り）

なんてね、さっきのことは穂乃果と真姫ちゃん二人だけの秘密だよ(眉を下げて困り顔を浮かべている相手を見れば意地悪をするのもこれぐらいにしておこうと満面の笑みで述べ

うん…とにかく今目的があるじゃない？早く行かなきゃ
（相手の笑みを見てしまっては安心しても呆れかえるようにして頷くとおもえば、今駅前に行く予定なのではと思い出し早めに行こうと声をかけ）

あ、そうだった。それじゃ真姫ちゃん、ダッシュだよ！(一度頷いたかと思えば、相手の手を引いて急に走り出して

は、走らなくても
（手を握られていきなり走らされるとは思わなかったのか、振り切られないように足並みを相手に合わせて）

えへへ、運動した後のアイスはきっと美味しいよー(走るのをやめず、そんなことを楽しげな笑顔で言ってのけ

確かにそうかもしれないけど…自分の事しか考えてないわよね？
（走るのはやめてくれなさそうなのでせめて指摘でもしてやろうと、ジト目で自分だけ得したいだけなのではと問いかけてみて）

そんなことないよー。真姫ちゃんも一緒に運動した後のアイスの美味しさを楽しもうよ！(決して自分勝手な考えのつもりなんてなく本当に相手と気持ちを共有するつもりでいて