Music S.T.A.R.T!！【ひぼ】

…冗談がきついわ、結構傷ついたんだけど
（謝罪を受けると振り向いて相手の冗談がキツすぎたのか涙目で相手を見つめながら、本当に嫌いだったら音乃木坂学院に来れなかったかもと思い）

ご、ごめんね真姫ちゃん、本当は大好きだからね！？だから泣かないで、ね？(涙目に気がつけば傷つけてしまったことに気がついて慌てて近寄って相手の手を握って精一杯慰めようとして

…ほんとよね、本当に大好きなのよね？嘘だったら許さないわよ
（手を握られると落ち着いていき相手を疑うわけではないが、嘘だったら怖いようで不安げに相手を見つめながらまゆを下げ）

真姫ちゃん可愛い…(いつものクールで強気な態度とは真逆な不安げで寂しそうにしている相手に年相応の可愛らしさを感じて思わずそう呟いてしまい

え…この後に及んで何言ってんのよ…早く本当かどうか答えなさいよ…
（答えが出るどころか可愛いと言われ褒められてしまうとキョトンとするも、答えの方が気になるのか手を強く握って問い掛けるように相手を見つめ）

えっと…あ、そっか、嘘じゃないよ！真姫ちゃんは穂乃果の大事な仲間で最高の友達だよ！(いつもとは違う相手の姿に心奪われてしまって質問に答えるのを忘れていたのに気がつけば自身の本音を告げ、頬をすり合わせるように抱きついて

…そこまでいうなら…信じてあげる…
（最高の友達と言われると嬉しそうにしてしまい抱きつかれて頬を摺り寄せてきたのに関しては、赤くしてしまいこちら頬を摺り寄せながら無意識に甘えるようにして）

えへへ、良かったー。じゃあこれで仲直りだね！
(ようやくいつも通りの調子に戻ってきた相手に安心して微笑み、無意識なのか甘えるようにすり寄ってくる相手の頭を撫でてやり

そうね…ねぇ、もう少しこのままでいたい
（手のひらで撫でられると心地よさそうに目を細めて無意識が続いてるのか、このままにして欲しいと甘え）

…勿論いいよ！(普段の様子からは想像もつかないぐらい甘えてくる相手に驚き、一瞬言葉を失うもすぐに笑顔で髪を撫で続けて

ありがと…
（髪を撫でる心地よさに我ながら思ってもないことをしてるようななんて今更思い、離れたいのだが我が儘は言えない状況なので黙って撫でを受け）

えへへ、どうしちゃったの真姫ちゃん？そんなに寂しかったのかな？(相手らしくもなく素直でしおらしい様子を見ればさっき嫌いと言ってしまったことを引きずっているのかなと考えながら問いかけ

う、えっと…ちがくはないけど…
（図星を突かれたと思い一度だけ離れようとするも、離れたら相手が寂しくなるのではと不安になり優しく肩を叩いて離れることを知らせて）

そっかそっか、真姫ちゃんは意外と寂しがりやさんなんだねぇ(軽く相手から離れてから意外な一面に悪戯な笑顔浮かべながら少しだけからかうように口にして

別に…寂しがり屋というわけじゃ…
（からかってくるとはわかるけどいざとなると恥ずかしくなり、頬をふくらませながら寂しがり屋というわけではないかもと視線をそらして）

えっと…『ねぇ、もう少しこのままでいたい』(恥ずかしげに否定してくる相手に少し考えてから相手の声色を自分なりに真似てからニッと憎たらしい笑みを浮かべ

うっ…煩いわよ…からかわないでくれるかしら
（先程自分の言った言葉をそのまま言われると真っ赤にして、相手の頬を摘みながらからかわないでと言い聞かせようとして）

うー…やめひぇよー(頬をつままれ、軽く手をばたつかせながら『やめてよ』と言ったつもりが頬をつままれているせいか上手く発音出来ず

嫌よ…からかうんだもん
（からかう相手が悪いのにやめてなんて今更だと思い、もう少しだけこうしてやろうと反省させるべく頬をつまみ続け）

むむむ…えいっ(こちらの要求は通らず、相手を恨めしそうに睨んだ後でお返しと言わんばかりにこちらも相手の頬をつまみ