Music S.T.A.R.T!！【ひぼ】

ふ、ふんっ…良かったじゃない…私だけにでも言われて
(肩を添えられたとき何をする気なのかわからなかったが頬ずりを受けてしまっては恥ずかしいしか言いようが無くなり真っ赤になってしまうも素直には言わず)

うんっ、ありがとね真姫ちゃん。ついでに、そのアイスも一口くれたらもっと嬉しいなぁ(素直じゃない相手のリアクションを見てもそんなことなど気にもせず前向きに受け止め、そのままの体勢で肩越しに口を開けて要求し

アイス？わ、わかったから…ちょっと離れて
(距離が近いのはとりあえず慣れ行きに任せるとしてアイスをたべさせるとしても間接になるとは思ったが同性とかだし気にしなさそうと思い、とにかく離れることをお願いし)

えー、いいじゃん、このままちょうだい(全く離れるつもりはないようで相変わらず口を大きく開けてスプーンによってアイスが口へ運ばれるのを待ち続けていて

…近いし
(待ち続けてくるとはわかっていたのに驚いてしまいスプーンで救って言葉とは逆に口元までは持って行き早く食べてと言わんばかりにして)

あーん…うん！チョコレートも美味しいねー(差し出されたスプーンを大きく口を開けてくわえ込んで、チョコレートアイスをじっくり味わい満面の笑顔を咲かせて｢真姫ちゃんにも…はい、あーん｣お礼にと自分のバニラアイスも差し出し

はむっ…バニラもいいわね、こう風味が私は好き
(笑顔に対しては一瞬もう一回食べさせたいという衝動にかられ、お返しと言わんばかりに口元によるバニラを恥ずかしそうにしながら食べてみると美味しそうに感想を述べ)

だよねー。それで…あの、真姫ちゃん、もう一口欲しいなって…駄目？(うんうんと相槌をうちつつ、よほどチョコレートが美味しかったようでもう一口おねだりしてみて

ダメ…じゃないけど…ほら、口開けなさい？特別だから
(おねだりに弱いというよりは押しに弱い為おねだりされたらあげるしかなくなってしまい、ツンとした態度で口を開けるように要求し)

わーい！真姫ちゃん大好きっ、早く早くー(さっきよりも身を大きく乗り出し、頬同士がくっつきあいそうな程に近づいて口を大きく開けて待ち構えていて

急かさないで…全く…これじゃ餌付けじゃない
(さらに距離が近くなってしまうと恥ずかしさを通り越しそうにはなるもあげたら離れると言い聞かせて口の中に優しくチョコを入れ)

餌付けって、穂乃果はペットじゃないよーっ(誰がどう見てもその通りなのだが餌付けという言葉は完全に不本意なようで不満たっぷりに述べて

わかってるわ、私の大事な大事な友達ね…ペットにはしたらしたでお世話が大変よ
(不満を取り除こうと本音を言いつつ一口ではなく二口や三口と進めさせてみようと試みて)

そんな穂乃果を手のかかる子のようにー…(世話が大変だなんて言われると尚更拗ねたような反応を見せるも、後から後から差し出されるアイスだけはパクパクと食べていて

でもよ？甘えられたらなんでも許しちゃって…何時までも一緒にいてくれそうだからペットだとしたら幸せね
(拗ねてても食べるのかなんて可愛らしい一面はやっぱりペットになってたら抱きしめたくなるような感覚で、同性だからやらないけどと拗ねるだけは治さなきゃと少し焦り出して)

それでもやっぱりペットは困るよー…。あっ、でもよく考えたら真姫ちゃんの家の子になったらあんな立派なお家でお嬢様みたいな生活が出来るんだよね！うーん…それは魅力的かも(そう言われて悪い気はしないものの、やはりペットというのは困ると呟きつつ、お嬢様のような生活には憧れがあるようで真剣に考え込んでいて

それじゃあ…私の家に止まってみる？親にはちゃんと言っておくから。優しい先輩が泊まりに来るって
(当然のようにペットは嫌なのは自分だったら嫌だから同じようで憧れを持つなら止まってみるか質問をしてみて)

えっ、いいの！？(瞳を見開いて少し興奮気味に身を乗り出して問いかけ

えぇ、いいわよ？穂乃果が良ければ歓迎するわ
(小さく頷いてお世話になった分こちらも返したいしたくさん話したいを理由として相手がよければ大丈夫と声を掛け)

絶対行くよ！いつならいいかな？(もうすっかり行く気満々な様子で笑顔浮かべ、早くも予定を決めようとうずうずしていて