新米ラブライバー 2015-05-31 15:55:37 |
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っ!…どうしたん?そんなに慌てて。
(腕捕まれれば肩揺らし、珍しく驚きをそのまま表情に出してしまいながら振り返り。気付かれないよう小さく深呼吸をしてから、いつもの笑顔装い、ふふっと笑い声まで漏らしつつ尋ねては、一度両目伏せ、)
もう、しょうがないなー、なら一緒に行こうか、コンビニ。
あっ、あぁ....
(貴女の穏やかで優しげな表情に、取り乱した自分が恥ずかしくなり、落ち着かなさそうに少し目を泳がせながらそう答えれば、腕を離し少し歩き出した所で足を止め、振り返ることはないもののありがとなと小さく呟き)
.....小泉、お前こんなに機敏に動けるやつだったんだな
絢瀬と園田と西木野は本当に万能っていうかなんていうか..
高坂はよくグループをまとめてるし、南もそれをよく支えてるよ...大したもんだ
星空はムードメーカーになってるし
東條は周りを見てよくみんなを支えてるな
矢澤は.......一番張り切ってるな
とにかく、俺もこのままじゃいけないことがよく分かったよ...
これから本格的に勉強しないといけないな
(結局時間はかかってしまったものの、貴女のアドバイスのおかげで無事に好みのジュースを部員達に渡すことができ、練習もスムーズに終わると、それぞれの部員に素人目線の感想を述べていて)
(そろそろ寝落ちさせて頂きます‼︎今日もお相手ありがとうございました!おやすみなさい^^)
凛:わーい!褒められたにゃー!
花陽:えへへ、なんだか照れちゃうね?
にこ:なーんでにこだけそんな感じなのよー!?
仕方ないやん?にこっちはマスコット的ポジションやもん。
にこ:だからどういう扱いよ!
(相手からの感想を聞き、一喜一憂する部員。凛と花陽は両手でハイタッチして喜ぶ一方で、にこはいつものツッコミを。それに対して己がいつもの感じで答えを返すと、言うまでもなくにこの立場としては再び盛大にツッコむこととなり)
(/此方こそありがとうございました!おやすみなさいませ^^)
そう怒るなって!
(声をあげてキャンキャンと話すにこの様子を見て、ハハッと笑いながらこれからは矢澤を一番に褒めるべきだなと思っており、凛と花陽の様子を微笑ましそうに眺めていれば、日が落ちてきた空に目をやり、そろそろ暗くなってきたから早めに帰れよと伝えて)
(おはようございます!よろしくお願いします^^)
絵里:本当だわ。私も帰って亜里沙の宿題見てあげなくちゃ。
なら今日はもう解散にして、帰ろうか?
(相手の言葉で空を確認すれば夕焼けに染まっており、はっとしてそろそろと話す絵里の言葉に乗り、帰ろうと微笑して。その言葉に応じるかのように全員がそれぞれ自分の鞄を手にすれば帰り支度を始めて)
(/此方こそお願いします!)
(メンバー達に挨拶を済ませれば、教務室へと戻り、貴女との会話を思い出しながら少々上機嫌な様子で自席の荷物を整理していれば、ある紙が机の上から落ちて)
遊園地....
(それは、学校での新人教師の歓迎会の際、ビンゴで当たった遊園地のチケットであり、ここ数ヶ月持っていたものの自分は遊園地に行く柄でもなく、友人もちょうどこの時期は忙しい為、誘う相手に困っていたことを思い出し)
絢瀬....悪い
少し東條借りてもいいか?
(チケットをファイルにしまおうとするも、咄嗟に貴女の顔が浮かび、思い立ったようにまとめた荷物を手に取ると、教務室を出て貴女を探し、ちょうど校門前を楽しそうに話しながら歩いている貴女と、絵理を見つけて)
絵里:高橋先生…、えぇ、どうぞ?希、じゃあ私先に帰るわね?2人とも、また明日。
うん、またね、絵里ち。
(突然話し掛けられたことで2人揃って意外そうに目を丸くするも、絵里は特に戸惑う様子もなくひらりと手を振って笑顔で去っていき。己も特にそれを追うでもなくにこりと笑って手を振り返せば相手に向き直り首を傾げ、)
で、どうしたん?ウチに何か用?
...あぁ、悪いな
また、明日
(こちらの問いかけに応じて何の躊躇もなく帰っていった絵理の様子に、やはりこちらの思いが見透かされているような気がして、少し困ったように頭をかきながら見送れば、貴女に向き直り、手を引くと少し校門の影の人気の少ないところに移動すれば、ポケットから先程のチケットを取り出して)
今週の土曜って空いてるか?
ここなら、まずうちの学校の生徒はいないだろうから..
こういう所、希は好きか?
遊園地…?
(人気のないところへの移動が更に不思議に思え、きょとりとしていると目の前にチケットが取り出され。遊園地なんて両親が多忙な己にとっては無縁といっても過言ではない場所。そこに誘おうとしてくれていると分かれば嬉しそうに表情綻ばせ、)
うん、好き。あんまり行ったことないから新鮮やし、千章くんとのデートなら是非、なんて。土曜でいいの?
あぁ、予定空けといてくれ...
(貴女の可愛らしい笑顔に思わず見惚れてしまい、ワンテンポ遅れて返事をするも、心の中で大きくガッツポーズをしては、ふいうちに貴女の口から出たデートという言葉に珍しく頬を真っ赤に染めて明らかに照れた様子で口元に手を当てそっぽを向けば、チラッと貴女を見て口を開き)
デートっていうと身構えるだろ?お互い...
ただ、お前がそう思ってるなら、俺は別に構わないけどさ
ウチは別に身構えないけどねー?千章くんの真っ赤な顔も見られたし。
(相手の様子に可笑しそうにくすくす笑えば内心可愛いなんて思ってしまい。冗談めかして更にからかう言葉並べつつも、折角誘ってくれたのに機嫌を損ねてもよくないとその辺でやめ、)
ま、家族孝行くらいに思っといてくれればええんよ?その、妹孝行、みたいな?
.....っ
(貴女にからかわれれば口元を抑え、斜め上を向いてうるさいと小さく呟けば、やられっぱなしでは自分のプライドが許さなかったのか、貴女の手を掴んで少し引き寄せ、耳元にそっと顔を近づけて囁いて)
大事な妹だ...変な男に捕まらないように
俺が大人の男のデートの仕方、教えてやるよ?
(そこまで伝えればそっと腕を離し、土曜日の8時に家の前に迎えに行くから、待ってろよと伝えると、じゃあまたなと手を上げてその場を後にして)
〜土曜日〜
今日は暑くなりそうだな......
(チノパンに白シャツ、グレーの薄手のカーディガンを羽織った学校とは違うラフな格好で車の中で待っていては、制服以外と運動着以外の貴女の姿を見るのは初めてだなーなどと考えながら、窓の外を眺めていて)
(のんたんと遊園地デート、楽しみ過ぎて一気に土曜に飛ばしてしまいました←すみません。土下座)
ごめんごめん、待たせちゃった?
(仕返しのつもりだったのか相手の囁きに火が付きそうな程真っ赤に染め上げてしまった顔を隠したのは先日のこと。それを思い返しながら、昨夜から用意していた薄い黄色のミニスカートに黒のキャミソールが透けて見える白のブラウス、その上にイメージカラーである紫のカーディガンを羽織っては、いつもとは違い髪を編み込みサイドテールにして外で待つ相手の元へ。少し早めに出たつもりが既に待っていたその姿に申し訳なさそうに苦笑い浮かべて窓から覗き込み)
(/全然問題ないですよー!楽しみなのは此方も同じです!(キリッ/←))
いや...今来た所だ...
(貴女が窓から顔を覗かせれば、車を降りて助手席へと貴女をエスコートし、いつもと雰囲気の違う姿に少々緊張しながら、その服似合ってるなと告げると、自分も運転席に座り)
少し時間がかかるから、シートも倒してゆっくりしててくれ
(ホッとしました!ありがとうございます^^)
ありがとう。千章くんも、いつもと雰囲気違うね?かっこいいやん。
(照れながらも嬉しそうにふふっと笑って返事しては助手席に乗り込み少しだけシートを倒せば背凭れに身体を預け、改めて横顔を眺めながら素直な感想を述べ。長時間の運転は疲れるとよく聞くが、だからといって手伝いもできない自分がもどかしい上申し訳なく、眉下げ苦笑いしながら、)
ごめんね、運転ずっと任せっぱなしになってしまうね。
いや、俺運転好きだから..
苦にはならない
(隣に貴女を乗せて走っていられることはこちらとしては嬉しく、貴女が申し訳なさそうに話すせば安心させるようにそう伝えれば、それより...と何か言いかけハンドルを握り直すと咳払いをしてもう一度口を開き)
それより...俺と出かけてお前は楽しいのか?
俺は...お前よりだいぶ年上だしさ
同年代のやつと出かけた方がやっぱりはしゃいだりできるよな....
ん?楽しいよ?流石にウチだって楽しくなかったら来ないよ。
(相手からの問いにまるで当然のことのように答えてはくすくす笑い。不意に膝に乗せた鞄へと視線を落とせばその取手をきゅっと軽く握り、「まぁでも…」と口を開いて、)
千章くんこそ、ウチみたいなお子様より、同世代の綺麗な女の人とかの方が楽しめたんやない?よかったの?ウチなんか誘って…
....
(貴女からの言葉を聞いてホッとしたように笑みを浮かべるも、貴女が年齢のことを気にするような可愛らしい言葉を述べた為、片手をハンドルから離すとそっと貴女の頭を撫でて)
お前はお子様なんかじゃないし、俺にとってはお前といる時間が一番落ち着くんだ..
(そんな顔するなと笑顔を向ければ、いつもみたいに笑っててくれ.....その笑顔が沢山みたいからお前を誘ったんだと静かに伝えて)
…いっつもズルいんよ、千章くんは。
(頭を撫でられ、笑顔と共に優しい言葉を伝えられれば、一瞬目を見開いた後頬赤らめて再び俯き、呟くように言葉を返し。そうやって、ウチの欲しい言葉をくれる…そのせいでウチ、どんどん抜け出せなくなってるんよ…?そんなこと口に出せるはずも無く、きゅっと唇を結んで心の内に秘めておけば、切り替えたように大きく息を吐き出し悪戯な笑顔向け、)
…そんなにウチの笑顔が見たいなら、千章くんにも協力してもらわんとね?
あぁ、もちろん協力する
(少し困ったような顔も、穏やかに微笑む顔も、頬を染め恥ずかしそうに笑う顔も、今日は自分だけが貴女の愛らしい姿を独り占めにできると思えば、貴女を抱き締めて胸に閉まった愛しい思いを伝えてしまおうかと思うも、必死に理性を働かせて、貴女の無邪気な問いに笑顔で答えれば、目的の遊園地に到着し、車を止めればそのまま降りると、助手席のドアを開けそう尋ねて)
今日は希の乗りたい乗り物に付き合うから、何でも行ってくれ
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