新米ラブライバー 2015-05-31 15:55:37 |
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あぁ...
ちょうど日もくれてきたし夕焼けが綺麗に見えそうだな
(いかにも女の子らしい貴女の言葉にフッと笑みを浮かべれば、茜色に染まり始めた空を見上げ、夕焼けに照らされた貴女の横顔を眺めながら暫く歩くと観覧車乗り場に辿らつき、貴女を手を引き観覧車に乗って)
お前とこれて良かったよ...
おかげで楽しめた
(窓の外を見つめながらありがとなと呟けば、自分の思いを伝える絶好のタイミングだとは思いながらも、少しベタ過ぎるかと気恥ずかしくなり、そのまま夕焼けが照らす町並みを眺めていて)
ウチの方こそ、誘ってくれてありがとう。
千章くんのおかげで遊園地が楽しいとこって初めて実感できた。
…でも、なんか寂しいね、終わっちゃうの。
(相手の感想に耳を傾ければ嬉しそうに笑み、此方こそと言葉を返すも、眉を下げて少し寂しそうな笑顔浮かべればぽつりと呟くように付け足して。我儘だと自覚はしており、取り方によっては大胆な発言だと捉えられるだろうとも思えば、ふと視線を窓の外へ逸らし、夕焼け空眺め、)
綺麗やねー。千章くんの言った通り、よく見える。
......そんな顔するな
(貴女が眉を下げさみし気な表情を浮かべれば、自分の気持ちを抑え込めず、俺も終わりにしたくないんだと静かに伝えジッと貴女を見つめると、そっと手を差し出して)
勝手なことを言うのは分かってるんだが、今日で只の教師と生徒の関係は終わりにしたい
もちろん、兄妹ってのも俺のお前に対する気持ちとは違うしな
希、俺はお前が好きだ...
俺の側で、俺だけにお前の笑顔見せて欲しい
え…?
(相手からの告白に、頬を染めて目を見開きそのまま暫く固まってしまい。友達もいなかった己にとって、相手への想いは紛れもなく初恋であり、今その相手から生まれて初めての告白を受けたという事実を飲み込むのに少々時間を費やしてしまって。漸く頭の整理がつくとその照れから忙しく視線を泳がせ、俯き加減になり、)
あ、の…私、じゃない、ウチも…その…好きやよ?千章くんのこと…。
だから、えっと…ウチでよければ、よろしくお願いします。
(気が動転していることが影響し一瞬関西弁が抜けそうになるも持ち直し、どうにか返事を伝えては差し出された手を両手でそっと握り)
......っ
(自分も告白など生まれて初めてした為、緊張で頭が真っ白になりかけていたが、耳に入ってきた、よろしくお願いしますという言葉と、戸惑い頬を染める貴女の姿があまりにも可愛らしく、貴女が握った手をそのまま引き寄せて、そっと抱きしめれば、観覧車が揺れて)
ありがとな.....
何があっても俺が守るから..
こんなに好きになったやつお前が初めてだよ
(悪い....もう少しだけこのままで居させてくれ、と静かに呟けば、ホッとしたように息を吐き)
あっ、ちょっ…!
(引き寄せられるままに相手の胸に飛び込む形となり、その反動で観覧車が揺れれば、その影響もあってか半ば無意識にきゅっと相手の服を握って胸に顔埋め。相手からの言葉がどうしようもなく安心感を与えてくれ、その喜びと愛しさから瞳揺らせば、こくりと頷いて、)
うん…、ウチも、このままがいい。
μ'sの顧問をしたかった理由...確かにお前達のライブに感動したってのも事実だけど、お前が心配だったんだ..
(ファンって言っても色んなやつが居るだろうし、俺が側にいればいつでも守れるだろ、お前のことと続けると、少し黙りまた口を開いて)
本当は気に食わなかったんだ..
他の奴にお前を取られそうな気がして
(初めからお前は誰のものでもなかったのになと、苦笑いを浮かべれば、大人気ねーよなとボソッと呟き)
ふふっ、過保護なんやね、千章くんは。
(胸に顔埋めたまま、初めて聞いた本音に対し照れ臭さと愛しさが込み上げて。小さく笑い声を上げながら言葉を返せば、少しだけ顔を上げ、頬を赤く染めたままいつもの悪戯な笑みを浮かべ、)
ウチ、もう今日から千章くんのものやね。嬉しい?
あ、あぁ....
お前の想像してる何百倍は嬉しいよ...
(貴女の悪戯な笑顔を見ては思わず頬を染め、そんな表情を見られまいと、貴女の前髪を軽くあげれば、額にそっと口づけをして、そっと貴女から離れて、前髪をなおしてやり)
印、つけたから...
離して欲しいって言われるまでは、お前はずっと俺のだ
(そう言い終えれば、恥ずかしさを誤魔化すように、そろそろ降りるからちゃんと座れよと貴女を椅子に座らせて、自分も向かいの席にしっかりと座りなおし)
っ…、ウチも、嬉しい。
(額とはいえ初めての口付けに赤くなり、直された前髪の上からそっとその辺りに触れ。小さな声で自身の想いを言葉にすれば、再び座り直した席から地上に着く直前のその風景を窓越しに眺め。視線はそのままに物思いに耽ったようにぼんやりと、)
なんか…夢みたい。
ウチね、両親が忙しくてなかなかこういう所来られなかったん。
さっきファンだって言ってくれた女の子、実はちょっと羨ましかったの、ウチもあんな風に大切な人と来たいって子どもの頃ずっと思ってたから。
それが今、こうして千章くんと来られて、しかも想いが通じるなんて…なんか、一気に夢が叶っちゃって…夢なら覚めないでほしいなー、なんて。
(晴れて恋人同士となれたことで気が抜けたのかついつい本音を言葉にしてしまい。それを話し終えるとふっと微笑み、)
…ウチにしては珍しく、ちょっとお喋りやったね。
いや、ちゃんと気持ち聞けてよかったよ
お前がさ..家族で行きたいなって思ってた場所、全部俺が連れてってやるから..
違うな..全部連れて行かせてくれ..
お前が今まで溜めてた思い、俺にしっかり受け止めさせて欲しい
(夢になんかさせないからと伝えれば、貴女を安心させるように穏やかに微笑めば、そっと手を握り観覧車から降りれば、一番星が見える空を眺めながら車へと戻り)
疲れただろ....寝ててもいいからな?
(車に乗ると、後部座席からブランケットを取れば貴女に手渡し、今日は目まぐるしく色々なことがあり貴女も疲れただろうとそう伝えて)
ううん、起きてる。
(ブランケット受け取れば膝にかけ、先程の相手の言葉を頭の中で噛み締めるように思い返し。実際、相手の思う通り少し疲れ眠気も感じているものの、それ以上に夢じゃないとまだその幸せの余韻に浸っていたくて、眠ってしまったら勿体無いという思いが勝ってしまっては、ふるりと首を横に振り)
起きてないなら、無理に寝ろとは言わないけどな
(眠気と必死に闘っている貴女の様子を見れば思わず笑ってしまいながらそう伝えれば、素直に眠らない所はまだまだ子供だなと思いながら、車を走らせていて)
明日は休みなのか?
(のんちゃん可愛い過ぎてハゲそうです←すみません、今日はこの辺りで落ちさせて頂きます。ぺこり またお相手よろしくお願いします^^)
笑わないでよ、千章くんと起きてたいの。
(笑われたことで不満げに頬膨らませ運転中の相手の横顔に向け抗議の声を上げ。明日について質問受ければ、)
うん、休みやよ?ライブとか近いと練習あることもあるんやけど、今はそれもこの前終わったばかりやしね。
(/いやいやいや、恐縮です!こんな希でいいのだろうかと日々悶々としております←
分かりました。此方こそまたよろしくお願いします^^おやすみなさいませ!)
そうか....
それなら、夕飯うちで食べて行くか?
(貴女からの返事を聞けば、このまま家に帰るのも名残惜しいような気がした為、ハンドルをきりながらそう尋ねれば、チラッと貴女を見て)
大したもんは無いけどな..
買い出しに行ってから帰ってもいいし..
(本当に心から背後様ののんちゃん素晴らしいですと自信を持っていえます‼︎キリッ 私の方こそ、大人げないし素直じゃないし可愛いくないダメ息子でごめんなさい。ぺこり 今日もお相手よろしくお願いします‼︎)
え、いいの?
(相手と同じくこのまま帰るのが名残惜しく、少し切ない思いを抱いていれば、その相手から願ってもない誘いがあり。目を丸くしては聞き返し、すぐに表情綻ばせて)
千章くんがいいなら行きたい!夕飯はウチが作ってもいいよ?
(/喜ばしい限りでございます!千章くんこそ、歳上な感じと一方でヤキモチ妬いてくれる感じ、とっても好みでキュンキュンしております!
此方こそお願いします^^)
それなら頼む
(貴女からの言葉に、人の作った飯を食べるなんていつぶりだろうかと考えながら、その言葉に頷きながら答えれば、スーパーに立ち寄り貴女が買い物するのについて回り、さすがに手慣れているなと思っていれば、あっと言う間に買い物も済んで帰路について)
これ鍵...ちょっと持っててくれ
部屋は5階の右の突き当たりの部屋だから先に.....
いや、分からないよな
(貴女に車と部屋の鍵を渡せば、自分は車から買い出した荷物をおろし、部屋へと案内し、玄関を抜けリビングに通せば生活感のあまりないモノトーンの部屋で、ダイニングテーブルとソファとテレビがポツンと置いてあり)
(お返事遅くなりすみません‼︎土下座 有り難きお言葉‼︎びしっ 私ものんたんにキュンキュンしまくりです!はい! 更にキュンキュンして頂けるように頑張りますね^^)
お邪魔します…へぇー、結構綺麗にしてるんやね。男の人の一人暮らしってもっと散らかってるものやと思ってた。
(一言挨拶をして上がり込めば、思った以上にすっきりとした室内につい驚きの声を上げ。実際異性の部屋に行く機会さえもなかったため完全な偏見ではあったものの、自分の中ではそれが当たり前だと思っていて。ぐるりと室内見回せば、邪魔にならぬよう部屋の隅に自分の鞄を置き)
(/此方こそすみません…!お待ちしているつもりがいつの間にか眠ってしまいました…)
あまり物は置かないようにしてる...
(カーディガンをクローゼットのハンガーにかけながら、物が多いと管理が面倒だからと伝えては、食材を冷蔵庫にしまいながら一通りキッチンの説明をして)
とりあえず、少し休むか?
(コーヒーメーカーの線を繋いで、ソファーに座るとグッと伸びをして、自分の隣をポンポンと叩いて)
(待って頂くなんて申し訳ないです‼︎ぺこり 私も返事が遅くなってしまうことが多いので、本当に暇な時にチョロッと見にきてやってください!)
うん、ありがとう。
(促されるままに素直に隣に腰掛ければ、力を抜いて背を背凭れに預け。一息つけばぼんやりと室内を見て、その視線を隣の相手に向ければ、)
…なんか、まだ実感湧かないな。ウチ、付き合えたんやね、千章くんと。
(/了解です!お互い無理なくいきましょう^^お気遣い感謝です!)
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