ノアール狐 2015-05-24 20:05:07 ID:63abb97d8 |
通報 |
女「見れば分かるでしょ~…」モゾモゾ
男「おい」
女「んー?」
男「いつからいた?どこから入った?ってか何で俺のベッドで寝てんだ!?」
女「ついさっき玄関からお邪魔したよ。ベッドには、眠いから居るのだよ。」
男「ご丁寧にどうも…………じゃねぇよ!さっさと帰れ!!」
女「まぁまぁそう言わずにぃ~」
男「まず、何しに来た?」
女「寝るためだよ。」キリッ
男「 か え れ !」
* * *
男「で」
女「ん~?」モグモグ
男「人の家に勝手に入り込んで、人のベッドで寝ようとして、あげくの果てに人の家の冷蔵庫の中身を漁って手軽な朝食作って食べるとは。一体何の真似だ?」
女「いはー、ひまらったはら~」モグモグ
(訳:いやー、ひまだったから~)
男「あーそうかい…はぁ…」ヤレヤレ
女「んぐ……はふ……男の分も作ってあるから、一緒に食べよう?」
男「む?ああ、かたじけない。」
女「うんうん!」ニコニコ
男「……?」モグモグ
男&女「「ごちそうさまでしたー」」
女「あー美味しかった~」
男「うむ。」
女「で、次何する?」
男「ああ。それなら、やって貰いたいことがあるぞ。」
女「ん?なになに?」
男「帰れ。」キリッ
女「だが断る。」キリリッ
男「」(´・ω・`)
* * *
女「というわけで、学校ナウ!」
男「……」ペラペラ
女「……」
男「……」ドクショ
女「……」
男「……」ドクショ
女「………ねぇ」
男「……ん?」ドクショ
女「肩に蜂が付いてるよ?」
男「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」ダッシュッ!!
女「www」ケラケラ
モブ女1「ねぇねぇ、知ってる?」コソコソ
モブ女2「なになに?」コソコソ
モブ女1「最近さ、女と男と仲が目に余るようになったのよ」コソコソ
モブ女2「…マジで?」コソコソ
モブ女1「…ちょっと、調子乗り過ぎだと思わなぁい?」コソコソ
モブ女2「同感~」コソコソ
モブ女1「………やっちゃおっか」コソコソ
モブ女2「当然でしょ。」コソコソ
* * *
~放課後~
モブ女1「ねぇねぇ、女さん。」
女「んー?何ー?」
モブ女1「この後、空いてるかしら?」
女「えーと、ゴメン。この後は男と買い物が……」
モブ女1「いいから来なさい!!」
女「ほわぁ~~~!」
* * *
~校門前~
男「………遅い。」
友「やっハロー!男っち!」ピョン
男「のぁ!?…って、何だ友か……」
友「何だ、はないだろー!」
男「すまん。それより、女の奴を見なかったか?」
友「あ~……女さんなら、女子数人と一緒に校舎裏に行ったぞ?どうせ何かの準備だ…………って、おい!男ー!?」
男「サンキュー!」ダッシュ!!
タッタッタッタッ……
友「……青春って、いいなぁー!!」キラキラ
~倉庫~
ダンッ!!
女「ひっ…!?」
モブ女1「……さて、アンタにはたっぷり躾しなきゃね」
モブ女2「あなた、最近男君にやたらちょっかい出してるわよねぇ?」
女「あ、いや…その……」
ガンッ!!
女「ひッ!!」ビクッ
モブ女3「おいテメェ!!調子こいてんじゃねぇぞ!!テメェみてぇな奴が男様に近付くんじゃねぇ!!」
女「うぅ……」
モブ女3「これ以上調子乗った真似したら、このバットがその脳天吹っ飛ばすからなァ?分かったかァァ!!!!!!!」ガツンッ!!
女「あぐ……!?……うぁ……」バサ
デブ女「ニヒヒ、イイ気味だわぁ」
モブ女1「だから、お前は何でいるんだよ」
モブ女2「さて、目的果たしたし、そろそろ帰ろっか」
モブ女1「こいつどうする?」
モブ女3「ここに閉じ込めておこうぜwww」
デブ女「ヒ、ヒヒヒヒヒヒ!!ザマァ見なさい!!」
モブ女123「「「キモい。」」」
女「うぐ………」
モブ女1「ちょ、血が出てるけど……」
モブ女3「あ、ありゃりゃ…?力入れ過ぎたか……!?」
モブ女2「と、とにかくもう行こ!!!」
モブ女3「あ、ああ」
スタスタスタスタ…………
女「あぐぅ……い、痛……い……痛い、よぉ……男ぉ……助、け……」
* * *
男「…………居た。」
男「おい。」
モブ女1「あ…男君~!!」
モブ女2「男君じゃん!どうしたの~?」
男「女を知らないか?」
モブ女3「お、女……?さ、さぁな。知らねぇよ…」
男「………」ジィー
モブ女3「…………………?」
男「……血の……臭いがする」
モブ女3「……!?」
モブ女2「なっ!?」
男「お前ら、何してた……?」
モブ女1「別に何も?なぁ?」
モブ女2「うんうん!!」
男「抜かせ。テメェらが嘘ついてることくらいわかるんだよ。第一、この時間にここに居ること自体怪しいんだよ!!」
モブ女3「…くっ…!!逃げるぞ!!」ダッ!!
モブ女12「「ま、待ってよぉ!?」」
デブ女「キヒ!?まっ、待っで……ぎゃぁ!?」
男「…何があったか、聞かせて貰おうかァ………?」ゴゴゴゴ
デブ女「!?!?!?」
* * *
~倉庫~
女「男……助け、て……痛い……痛いよぉ……」
女「い、意識…がぁ……や……死に、たく……な……」
ガンッッッ!!!!
女「……?」
『オラァァァァァァァァァァァァッッ!!』
ガシャンッ!!!!!
男「女ァァ!無事かァァァァァァ!!!」
女「お……男……?」
男「おい!!大丈夫か……!?って、血が!?!?」
女「おと…こぉ…!!」ウルウル
男「もう、大丈夫だ…!」
女「うん…うん!!」ポロポロ
デブ女「」チーン
* * *
~生徒指導教室~
モブ女1「だ、だから、私たちは何もしていません!!」
モブ女2「そうですよ!」
モブ女3「俺達はただ帰ってる途中だったんだ!」
男「なら何故逃げた?」
教師「女さんの証言でも、君達がやったと言ってるんだよ?」
モブ女3「ッ! 頭を強く殴られたから記憶が曖昧なんじゃねぇのか!?」
モブ女1「そ、そうよ!!」
男「だが、他に誰が居た?教師か?それとも、変質者か?」
モブ女3「ちっ!!俺達じゃねぇんだよ!!!いい加減に…」
教師「いい加減にするのは君達だぞッ!!」ガンッ!!!!
モブ女3「!?」
教師「女君はかなりの重傷を負っていたんだぞッッ!!!もしあのまま見付からなかったら死んでいたかも知れないッ!!君達は危うく人を殺すところだったッ!その自覚があるのかッッッッ!!!」ガンッ!!!!
モブ女3「ッッ!!……しょ、証拠は何処にあるってんだよ!!!!俺達がやったっていう証拠をみせろよッッ!!!!!!!!!」ガンッッ!!!!!
ガラガラ
女友「……あるよ。証拠。」
モブ女3「あ?んだお前!?」
女友「………これ。」
教師「……女友君…これは?」
女友「……証拠映像だそうです。地域の子供が撮影したそうで……」
教師「拝見しよう。」
* * *
モブ女3「…」
モブ女1「…」
モブ女1「…」
教師「お前ら……」ギリギリ
男「………」ギリギリ
女友「………」ギリギリ
* * *
~病院(個室)~
ガラガラ~
女「あ、男!それに女友ちゃんに友君!」
友「よっす!」
女友「大丈夫?」
女「うん。心配かけてごめんね」
男「まったくだ」
女「……で、どうだなったの……?」
男「ああ、その件で話がある。……おい、入れ」
女「……?」
ガラガラ~
モブ女3「…」
モブ女1「…」
モブ女2「…」
女「あ……」
男「ほら。言いたいことあるんだろ。」
モブ女3「…ああ」
女「……」ブルブル
モブ女3「……えっとだな……おい。女」
女「は、はひ!?」ビクッ
モブ女3「私はお前が……」
女「わ、私…が……?」ブルブル
モブ女3「…」
モブ女3「私はお前が羨ましかったんだよ……」
女「………え?」
モブ女3「私はさ、お前みたいな優しい人間じゃぁねぇ……すぐに暴力に頼っちまう最低な人間だ……だから、お前に嫉妬してて……男と仲が良いからって理由をつけて、あんなことを……本当に……」
女「……」
モブ女3「本当にすまない……」ドゲザ
モブ女1「わ、私達も…ただのイタズラ程度にしようって思ってただけで… まさかこんなことに…………本当にごめんなさい………」
モブ女2「本当に調子に乗ってたのは私達だったわ……到底許されるそとじゃないって思う…………本当に、ごめんなさい………」
女「…」
モブ女3「…」
モブ女1「…」
モブ女2「…」
女「……ないよ」
モブ女3「…………え?」
女「…………怒ってなんか、ないよ」
モブ女123「「「!!」」」
女「もう、いいよ。本当に反省してるって、わかるから……貴女達だって、そんなに悪い人達じゃないって、わかるもん。」
モブ女3「女……」
モブ女1「女さん…」
モブ女2「女ちゃん…」
モブ女3「ありがとうッッッ!!!」ガバッ!!
女「はわわわわわわわ!?」ビクッ!?
モブ女3「ほ、本当にありがとうッ!!ありが、ど……グス……えぐ……」ポロポロ
モブ女1「う、うぅぅ……」ポロポロ
モブ女2「う、うぁぁぁぁん!!」ポロポロ
女「よしよし」ナデナデ
男「ハッピーエンド、だな」
友「うんうん!」
女友「……GLが期待できる///////」ポワァ~
男&友「「えぇ!?!?」」Σ(°д°)
男「そう言えば、デブ女は?」
ノアール狐「需要なかったんで消しました。」
男「作者って、何でもできるからマジ神チートだな……」
ノアール狐「えっへん」
女「よしよし」ナデナデ
ノアール狐「僕の頭に触るなぁぁ!」ダッシュッ!!!!
女「えぇ!?」Σ(°д°)
男「あのあと、彼女たちは本気で反省したようで、それをみた教師は今回のみ見逃すという決断をした。普通なら警察沙汰とかになるんだろうけどなぁ。」
友「青春の邪魔はしないんだよ。きっと。いいなぁ!青春!!」
女友「GL……」
男「まぁ、仲良くなったのはいいんだけどさ……あれ、何とも言えないよなぁ……」
モブ女3「お前!!女に手ぇ出してんじゃねぇぞ!!このセクハラ教師が!!」
中年教師「いや……その……」
モブ女1「警察につき出す!!」
モブ女2「同意同意!!」
女「あわわわわわ!?」オロオロ
男「この変態教師が!!」←ちゃっかり参戦
友「マジでキモいっス!」←同じく
女友「…最ッ低。」←同(ry
中年教師「くっ!教師に向かって何をッ!!」
モブ女3「問答無用!!」
モブ女2「連行するよ!!」
モブ女1「女さん、もう安心だよ!!」
中年教師「は、離せェェェ!!」
モブ女3「せいッ!!」ドゲシッ!!
中年教師「ぐえぇぇ!!」
男「ザマァwww」
友「ざまぁwww」
女友「……今、メールで教育委員会にチクった。」
女「す、すごい連携……!!」
ノアール狐「数日後」
~???~
男「ほぇ~……ここが…」
モブ女3「ああ。この前の件(変態セクハラクソ中年教師が逮捕されました事件)で、詫びと礼として校長に作って貰った部屋だ。」
女「校長先生、案外すんなり承認してくれたんだ~」
~数日前~
モブ女3「おい!校長!!」
校長「ふぁ!?」ビクッ!?
モブ女3「女があんなヒドイことされたんだぞ!!何かしてもらわねぇと気がすまねぇ!!」ダンッ!!
校長「ふ、ふむ。そうか……分かった。で、具体的に何を?」
モブ女3「部屋を準備して欲しいんだが」
校長「なんだその程度ならすぐにでも準備出来るさ。さぁ、早速どこがいいか決めようか。」
モブ女3「お、おう」
モブ女3(対応早っ!?どんだけ金持ちなんだ、ウチの学校!?)
~今~
男「校長すげぇ……」
友「それより、ここは何をする為にできたんスか?」
女友「しかもここって……」
男「新しく建てました感がすごいぞ。新築丸わかりだぞ?」
女「でも、この感じ好きだよ。何か、日本を感じさせる感じ!」
モブ女1「早速入ろっか!」
モブ女2「賛成ー!」
友「ワクワク」
女友「ドキドキ」
トピック検索 |