名無しさん 2015-05-21 22:30:03 |
通報 |
早かったね。…編成、どうなったの?
(既に殆どが空になった皿を前に、忙わしく朝食を摂る相手を一瞥すると件の池田屋攻略に出陣する面々に凡その予想を立てると直に問って。時計盤に目を遣れば出陣まで後半刻程、その間にも小鉢から箸を往復させ惣菜を口に運びつつ返答を待ち)
小夜、五虎退、厚、鯰尾、俺と、お前の代わりに骨喰。あいつに礼言っとけよ。
(黙々と食べ進めていた手を止め先ほど決まった面々を思い浮かべては、相手が一番気にしているであろう部分に触れて。夜戦であるがゆえに常とは異なる出撃時刻を思い出すと、苦々しげに「明後日の夕方出撃だけど、絶対蒸し暑いよな。最悪」と愚痴を零しつつ皿を空にしていき)
ありがと、言われなくてもそうするつもり。…そういう所、本当変わらないよな。暑いのどうのって言ってられないだろ。
(無理を言い外して貰った自分に代わり、一体誰が編入されたのか気に掛かっていた面が相手の言葉によって取り払われると彼が長年を共にした相方である事を再認し。暑いとぼやく相手を一瞥、諌めるような言葉を投げ掛ければ空になった器を前に「ご馳走さま」と手を合わせ)
…相変わらず手厳しいねお前。
(少しは身を案じてくれるだろうか、といった淡い期待は正論によって見事に断ち切られ、脱力したように手元の茶碗へと視線を落としため息混じりに呟いて。しかし直ぐに顔を上げると、わずかに瞳を輝かせて「あ、そうだ。俺の我侭一つ聞いてよ」と唐突かつ厚かましい頼みを口にし)
仕方無いよ。少しでも気を緩めたら、……ううん、やっぱり何でもない。
(お前まで引き止めたくなるから、との言葉をぐっと呑み込めば愚考を断ち切るべくふるりと首を振って。膳を片付けるべく立ち上がるも、此方に掛かる声に目を向ければ「我が侭?…別に良いよ、碌でも無い頼みじゃ無ければね」と小さく頷き)
?変な奴。
(何かを我慢しているような様子が少々気に掛かるものの、吐き出させてゆっくり話を聞く時間も無いため小さく呟くのみに留めて。自分も膳を下げようと相手に続いて席を立つも、釘を刺された途端に「あー…お前は碌でもないって言うかも」と歯切れ悪くなり)
トピック検索 |