フェリシアーノ・ヴァルガス 2015-05-21 18:19:00 |
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犬よりは猫派だよ~?
(にゃーん、と、また鳴き真似して)
うん、ありがとう
(相手を抱き締めたままごろんと後ろ向きに倒れて、相手を胸の上にのせて見上げる形となり)
ふ、ふふふ!はははっ!
(妙におかしくてクスクス笑いながら)
ん、うーん...
(相手の胸に顔を埋め気持ちがよくなったのか少し眠そうに)
え~?
そんなにおかしいこと言ったかなぁ?
(相手の反応に苦笑いして)
ちょっと寝ても良いよ?
疲れたでしょ?
(泣いたり笑ったりしたしね、と、相手の頭を撫でながら)
いや、ちょっと可愛いなって思っただけだ
(笑うのをやめると恥ずかしそうに言って)
い、いや...そんな事をしたら...お前と...話が...
(頭を撫でられてだんだんとうつらうつらしてきてしまい)
そう?
ありがと
(前に“可愛いよりかっこいいがいい”と言ったが、想いが通じあった今、相手に“可愛い”と言われるのがなぜか嬉しくなって)
大丈夫だよ、起きたら、またお話ししよ?
俺たち、ずっと一緒なんだから…
(安心させるように言って)
うん...あ、そうだ
(相手の手をとり指先に軽く口づけをし『真似をしてみた。どうだ?』といたずらっぽく聞いて)
ん..........スー
(少し丸くなって気持ち良さそうに眠りについて)
……っ、ふふ、ありがと
(子供の姿の彼の動作が、どうしても愛らしく見えてしまい、恋愛的なときめきよりは和みつつ)
よしよし…
(少しだけ眠気が過るが、寝ることはできないと、彼の頭を撫で続け)
ふむ...うーん...
(思っていた反応と違い少し気に入らないという表情を見せて初めて大人の色気を意識し始め)
う...んー
(気落ち良さそうな顔で相手の服を少し摘まみ)
ん?
なんだか難しい顔してる??
(相手が考え込んでいる表情に見えて、首をかしげて覗き込むように見て)
……ダニエルには悪いけど…、かわいい……
(静かに呟いてみて、この感情の正体を考えてみたときに母性という答えにたどり着いてしまい、まさかと苦笑して)
い、いや!何でもない!
(今度誰かに大人の男の魅力について聞いてみようと心に決めて)
..........ん
(目が開いてむくりと起き上がるもしばらく辺りをキョロキョロ見回してまた丸くなって眠ってしまい)
えー、そう?
ならいいけど…
(「あんまり難しく考え込まないでね?」と声をかけるも、彼のしたいことを見守って行こうと心に決め)
おっ?
(一度目を開けててま眠ってしまった相手を見て、彼を抱き締める手にいっそう力を込めて)
心配しないで……、俺が守るから
お前もこんな小さいの嫌だろ?真剣に大きくなること考えないと...
(でも顔つきはいかつくならないかなと自分の顔を押さえて)
ん...!
(少し寝苦しそうに顔を歪めて)
えっ??
(確かにそんな話をしたこともあったが、今言われるとは思ってなくて)
うーん、大きい方が、見下ろしたりしなくて良いけど……
(大事な人を見下ろして会話するのは好きじゃないから、と苦笑いしながら)
あ、ごめんごめん…
(慌てて力を緩めて、胸の上のあたたかな重みにこちらもうとうとしはじめて)
うーん...
(やっぱり大きい方が頼りがいがあるんだろうなあと少し憂鬱になって)
見下ろされることはオレあまり気にならないが...
(そういう考え方もあるのかと素直に受け入れて)
..........スー
(再び気持ち良さそうな寝息をたて)
ほら、ダニエルだって、お互い立ったまま会話してたら、俺のこと見上げるのに首疲れちゃうでしょ?
(その場で適当に考えた、考えられる弊害を熱弁して)
ふふ…、気持ち良さそう……
(寝たくはなかったが、ゆっくりと目を閉じて)
そうか...それはあるかもな
(でも慣れるぞ、と笑いながら言って)
........ん?フェリシアーノ?
(寝ていることに気付き、胸に重いものが乗っていると悪夢を見るという話を聞いて慌てて降りて)
......何か持ってくるか
(お腹が冷えるかもと思い目をこすりながらタオルケットのようなものを探しに行って)
ん……あれ?
(少し目を閉じたつもりだったが途中の記憶が抜けていて、いつのまにか寝てしまっていたのだと自覚して)
どこ、ダニエル…?
(覚醒し始めた頭で彼を探そうと辺りを見渡すが)
うーん...お腹だけだからこれでいいか
(なかなかいいものが見つからなかったが何とか望みのものが見つかって)
さて、じゃあゆっくりとあいつの寝顔でも満喫するか
(口が緩むのを必死に抑えながら戻っていって)
うそ、うそだよね…、ダニエル、ダニエルー?
(呼び掛けるために声を張ろうとしても、ひきつった喉からは僅かな声量しか漏れず、当たり前のようにそれに対する返事も聞こえなくて、本格的に怖くなり)
ば、か…、僕のばか……、どうしてあんなところで寝たりなんか…
(自分の気の緩みを深く責め、力が入らない膝を叱責してなんとか立ち上がると、彼を探すためによろよろとその場をあとにして)
ん?あれ、フェリシアーノ?
(寝顔をじっくり満喫するために戻ったがそこに彼の姿はなくて)
お、おいっ!フェリシアーノ?
(声を大きくして呼びかけても全く返事がなくてどんどん青ざめていき)
アイツ、まさかオレを心配して探しに...
(持っていたタオルケットがハラリと落ちたことにも気が付かず走り出して)
フェリシアーノ!フェリシアーノっ!おーい!
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