隻眼の少年とうさぎな少女

遅れてしまってすいません！

(/いえいえ大丈夫ですよー！^^*
黒金木くんということはアオギリ前の割と平穏な状態ということですよね？)

（そうですね、白髪の方だと話す回数が少ないと思ったので！）

(/それは確かに言えていますね…。一応まだお互い好きだけど両想いになっていない状態からを考えているのですが大丈夫でしょうか？何か希望などがあれば遠慮なく仰ってくださいね！)

（今のところ大丈夫です！思い付いたらまた言いますね！）

(/了解です！それでは初回ロル出しますね、これからよろしくお願いします！^^*)


(閉店後の店内にて。慣れた動作と流れで店締めの支度をこなしており。店内のカウンターやテーブル等を拭き終えた布巾を洗っていたところに相手の姿を見つけ、「お疲れ」とすれ違いざまに声を掛け)

（よろしくお願いします！）


あ、お疲れ様。今日は忙しかったね…
（ふぅっと軽い溜め息をつけば苦笑いしながら相手の顔を見て言い。また今日もミスして相手を怒らせてしまったと思い出せば苦笑いをしたまま相手から少し視線を反らして）

(/始めてすぐで申し訳ないのですが、今日は落ちますのでまた明日来ますね！お相手感謝です！)


…？
(相手のミスに叱りを入れるのは最早日常的であるということもあってか、自分から意識的に視線を逸らす相手を訝り。眉間に皺を寄せながら洗い終えた布巾を乾きやすいように引っ掛け、「……なんだよ」と少し不機嫌そうに問いかけ)

（分かりました！明日もよろしくお願いします！）


い、いや…今日もトーカちゃんに怒られたからさ…
（と相手の不機嫌そうな声色と眉間に皺を寄せた相手の顔を見れば少しビクッと反応してしまい、少し小さな声で相手に言い。「トーカちゃんは蹴ってくるからなぁ…」と心のなかで思っているだけに留めているが、蹴られたところを触り

(/遅くなりました…！今日もよろしくお願いします！(*_ _)ﾍﾟｺﾘ)

怒るって…アンタが失敗するからでしょ。
(布巾を干すついでにシンク周りをスポンジで清掃し始めていたため、ちょうど蹴った部分に手を当てる相手の姿は見えておらず。そのため罪悪感も特になく、むしろ清掃のために下を向いたままさも当然だろうと言いたげな口調で言い切り)

（お願いします！）


そ、そうだけどね…
（苦笑いをしながら言えば軽い溜め息をついてしまい。店内の掃除などを済ませると閉店作業は終了し、店の出入り口に近づき外に出ると看板をopenからcloseに変えて再び中に戻れば相手を見て

(/それでは一度本体はドロン致しますね、何かあったときはご遠慮なくお願いします！)


……。…なに？
(シンク周りの清掃を一通り終えて店内を見回すと、そこには消灯をしたのであろう相手がこちらを見る姿。一度視線を落として逡巡するものの、すぐに相手と視線を合わせ冷静な口調で問いかけ)

な、なんでもないよ
（相手と目線が合うと直ぐに目線を反らして。まだ自分が人間としてあんていくに来ていた頃を思い出して相手の姿を思い返せば今と性格が全然違うかったなぁっと思い少しクスッと笑い。「トーカちゃん、それが終わったら帰るの…？」と相手の作業を見ながら聞いて

（すいません「作業」は「閉店作業」の事です）

(/起きているつもりが寝落ちしてしまっていました…！ごめんなさい！|ω･`))


…？
(相手の微笑んだ姿に疑問を抱くものの、言及はせずに閉店の準備が一通り終わったことをぐるっと見回して確認。相手の問いかけにそちらを振り向くと、「そうだけど？カネキはどっか行くの？」と尋ね)

（大丈夫ですよ、気にしないでくださいw）


本屋によろうかなって思ってるんだ。好きな先生の新作が発売してるから
（久々に出た本を買おうと思い、そわそわして。バイトの時からいてもたってもいられず今回のミスもそれが原因だとは言えず

(/優しい方でよかった…！ありがとうございます！)


……なら、私も行く。
(閉店作業はすべて終わったと内心確認を取りながら相手の話を聞き。そろそろ着替えに行こうかと奥へと向かいながら、「私も参考書買いたいから」とほとんど一方的に言い残して奥へと入っていき)

（たまにグール見たいにガツガツと…w）


あ、うん分かった
（自分も着替えるために奥の部屋に行けば私服に着替え始めて。着替え終れば相手が出てくるのを待てばその間も本を読んでおり

（あげますね）

(/寝るつもりないのにまたもや寝落ち…ごめんなさい(泣)
グール良いけどリアルグールはさすがに怖いw)


…はや。
(できるだけ手早く身支度を済ませて出てきたというのに、既に読書まで初めて待っている相手の姿に驚きを隠せずに目を見張り。すぐに普段の冷静さを取り戻すと、店内の消灯をしてから「行こ」と店を出て行き)