匿名 2015-05-16 21:38:11 |
通報 |
……。
(学校もアルバイトもない休日、特に目的なく街中を歩いていて。それまでぼーっと歩いていたものの、前方に見慣れていた相手の姿があることに気が付き、「……カネキ…?」と驚いたように目を丸くさせて)
(了解致しました!絡み文の方出させて頂きますね。これからよろしくお願いします!)
……やぁ、トーカちゃん…
(街が賑わい、人混みの中を相手に背を向けている状態で歩いているが聞き覚えのある声が後ろから聞こえたので振り替えれば相手が視界に入り少し驚きの顔をするがいつもの顔に戻り、相手に声をかけて
……今まで、どこ行ってたんだよ…。
(声を掛けたはいいものの、あまり相手が動揺していないというせいもあってか掛ける言葉に迷いが生じ。相手の近くへと歩いて行きながら、どことなく戸惑うような口調で)
そうだね…色々だよ。色々な区に行ってたかな
(相手が駆け寄ってくるのを見ると何故かその場から離れたくなるが思い止まり。相手を目の前にすると少し動揺したのか相手から目線をそらしながら今までの事を話して
ふーん…。
(相手の経緯に何度か相槌を打ちながらそれを聞き。話を聞き終わると自分側にあった相手の腕を片方の手で掴み、「…帰るよ」とボソッと告げてからその手を引っ張って歩き出し)
えっ…ト、トーカちゃん…?
(いきなり自分の腕を捕まれると少し驚くが、すぐさま相手に腕を引っ張られて歩き始めると焦りながら相手の名前を呼び「僕は…まだ…」と少し足に力を入れて相手の行く方向に反抗をして立ち止まり
いいから!
(名前を呼ばれたことに気がついても無視をして歩き続けていたものの、さすがに立ち止まられてはそうするわけにもいかず。キッと相手の方を振り返ると、周囲の人々が驚くのも構わずに割合大きく強い声で一喝し)
………トーカちゃん…
(いきなりこちらを振り向いて大声を出したのを見れば少し驚くもあまり表情を変えず。呟くように相手の名前を呼び。「トーカちゃんはどうして僕を連れ戻そうとするの…?」と今まで思っていたことを聞いて
それは……っ
(周囲のように驚いた様子を大して見せず、それどころか落ち着いているようにすら見える相手に言葉が詰まり。足を止めてはいるものの掴んだ腕はそのままに、「……一人にしないんじゃ、なかったのかよ…」と視線を落とし)
………っ
(今までで一番驚いた顔を見せれば相手から目線をおもむろに反らすかのように目をつぶり。「ごめん…でも、トーカちゃん達を守ろうと思って…」とどこかで自分が過去に相手に言った言葉と今の自分の行動を肯定しようとするかのように言い
アンタが何してたのかとか詳しくは知らないけどさ…。
(相手の言葉に少し冷静さを取り戻したのか、一度頷いてから静かな口調になり。相手へと視線を向けると、「戻って来なよ。みんなアンタのこと待ってるから」と連れて行こうと掴んでいた手の力を緩めながら)
……そう…だね
(相手の言葉を聞けば色々考えて迷ったが最後に相手が望むようにあんていくに戻ろうと決意して相手の言葉に頷いて。「トーカちゃんが呼んでるから戻ろうかな…」と少し冗談ぽく言い
別に私が呼んでるわけじゃねーよ。
(戻ってくれるのだということに内心安堵を覚えるも、さすがに発言内容を認めるわけにはいかず。あっさりとした口調で返してから再び進行方向へと向き直ると、「…行くよ」と歩き出し)
(昨日は寝落ちしてしまってすみません…)
さっきはあんなに強引に手を引っ張ってたのに…?
(先程の出来事を思い出せば相手を少しからかうように相手に聞いて。「うん…。あんていくに戻ろうか…」と相手の言葉に頷けば相手の後を歩きだしてついていき、あんていくの事を思い出せば少し頬が緩み
(大丈夫ですよ、夜も更けてましたし)
…ああしなきゃ、また居なくなると思ったから。
(バツが悪そうに顔を顰めながらも素直に思っていたことを吐露し。さすがに後ろにいる相手の笑みに気づくことはなく、「そういえばその髪どうすんの?結構目立ってんだけど」と前を進みながら)
(ありがとうございます!)
そっか…
(相手の心の内を聞けたと思うと少し嬉しくなり、顔がまだ緩んだままで。「髪…どうしよっか…このままじゃやっぱり目立つかな…」とすでに白髪に慣れてしまったので少し悩みながらどうするか考えて
割と。見た時すぐアンタってわかったし。
(先ほど見かけた時のことを思い返しながら肯定を示すように一度頷き。唐突に立ち止まって相手の方を振り返ると、「ここまで白いと染めてもすぐ落ちそうよね…」と思案し)
このままでお店に立つしかないかな…
(自分の髪の先を弄ると少し軽いため息をしながらそう言って。自分の髪から手を離すと次に相手の方を見れば相手もだいぶ変わったなと思い「トーカちゃん、髪伸びたね…?」と相手を見ながら言って
そう?切らないでいただけだけど。
(相手の髪のことは後で店長にでも掛け合ってみようという結論で思考を中断し。言われてみればというように自分の髪を一房摘んで眺めながら、「…そういえば、御守ありがと」と思い出したように)
前より伸びて女の子っぽくなったね
(真顔で何時もの声色で言えば相手の髪の毛先を眺めながら言い。「あ、ちゃんと受け取ってくれたんだ…?」昔相手に渡した御守りを思い出せば受け取ってくれたことに少し驚き。「トーカちゃんのことだから怒られるかなって思ったんだけど…」と相手は神様など信じてないだろいおおもったのでそう言い
…?なんで怒んなきゃなんないの?
(受け取ったことを表すために一度コクリと頷き。しかし、相手から次に発せられた言葉の意味が掴めなかったのか不思議そうな様子で眉を顰めながら問いかけ)
あ、ううん。何でもないよ
(相手が追求してきたので少し目線をそらしながら言い、相手に顔を見せないように相手の前を歩き出して。気づけば人ごみを抜けていたらしくいつの間にか人とあまりすれ違わない道まできたみたいで。「この道も久しぶりかな…」ともうすぐ行けばあんていくが見えてくるころだと思い
…?そ。
(以前の相手の様子と照らし合わせても誤魔化したのであろうと予測はつくものの、あえて言及する気にはならず。相手の呟きを聞き流したまま歩き続けるとあんていくに辿り着き、ちょうど仕事をしていた店長と軽く話をしてから、「…店長、今なら平気らしいから話してきたら?」と奥へ向かった店長に目配せしながら声を掛け)
あ…うん。話してくるよ
(相手の言葉を聞けばこちらも店長が入っていった奥の扉を見て答えて。自分も奥に行こうと歩き出せば少し立ち止まって相手の方を振り返り「トーカちゃん、ありがとう」と相手にお礼を言えばきびすを返して奥の扉に入っていき
……。
(相手の言葉に頷き、さすがに付いていくわけにもいかないため相手が奥へと入っていくのを見送り。ちょうどシフトが入っていたらしいニシキと普段通りの喧嘩の掛け合いをしながらも相手がどうなるのかを内心気に掛けており)
……また喧嘩してるんだ…?
(店長との話が終わり奥の部屋から出てきて相手を見ると自分がいた頃と変わらずまた二人が喧嘩しており懐かしく感じると少し頬を緩ませながら二人に話しかけて。「どうかな…?」と久々にあんていくの制服を着た姿を二人に見せて
(昨日は寝落ちすいません!)
良いんじゃん?
(客もさほど居なかったために言い合いに集中していたためか、背後から聞こえてきた相手の声に一瞬驚いたように振り向き。腕を組みながら相手の姿を上下に一回り見ると、懐かしさが込みあげたのかふと微笑み)
(大丈夫ですよ!)
この制服久しぶりだな…
(自分の着ている制服を見ればボソッと呟いて。その次に店内を見渡して店内の匂いを少し嗅げば懐かしい気分になり少し微笑んで「トーカちゃんはまた西尾先輩と喧嘩してたの…?」と少し苦笑いをしながら二人を見ると相手に聞いて
(ありがとうございます!)
アイツが喧嘩吹っ掛けて来たんだよ。
(相手からの問いかけに言い合いを中断し、苦々しげな口調で横にいるニシキを親指で示して。それが引き金になったのか、お前が先に吹っ掛けただろなどといった他愛もない言い合いが再開し)
あ、あはは…
(再び始まった二人の喧嘩を見れば苦笑いをしながら自分の頬を人差し指でかき。「二人の仲は変わらないね…」と懐かしむように言えば二人を再び見て。二人から離れれば他の人達に話に行き、自分があんていくから居なくなった後の行動を話始めて
(それからしばらく相変わらずな言い合いを続けていたものの、それも自然に終わり。再度制服姿の相手へと視線を向けると、「つーか、アンタ今日から入んの?」と声を掛け)
僕はどっちでもいいけど…人手が足りないなら入るよ…?
(店内を見渡すが時間のせいかお客はそんなに多いとは言えず、他の人達だけでも回していけると思うが一応聞いてみて。「トーカちゃんは入るの…?受験勉強は大丈夫?」と相手の勉強の進み具合など気になり
今日休み。
(実際受験勉強のためにと比較的多めに休みを取っているため相手の言葉に顎を引き。せっかく休みを取っているのにいつまでも此処に居ても悪いだろうと考えると、「そろそろ私は帰るけど…アンタはどうすんの?」と店の出入り口へと向かいながら問いかけ)
(寝落ちすみません!)
…僕も帰ろうかな…。久しぶりに家に帰ってみたいし…
(相手の言葉を聞くと少し考えると自分の家に行くと相手に言い。「じゃぁ、僕着替えてくるよ」と相手に一言いれると再び奥の部屋に迎えば扉を開けて中に入り着替え始め
(気にしないでください)
そ。
(てっきり手伝って行こうとしているものだと思っていたため、意外そうに一瞬眉を上げ。しかしすぐに普段通りの表情に戻り、店内の出入口付近で腕組みしながら相手が終わるのを待ち)
(ありがとうございます!)
お待たせ。じゃぁ、帰ろうか…
(着替え終わって奥の部屋から出てくると相手に近づいて言い。「トーカちゃん、受験勉強で分からないとこがあったら教えるよ…?そう言えば…トーカちゃんはどこの大学受けるの?」とまだ相手から聞いてなかったと思えば聞いてみて
……上井大学。
(相手の準備が終わったことを確認すると店にいた店長等に軽く挨拶をして店を出て。相手の質問に受験という現実を思い出したこともあってか、若干表情を曇らせながら歩き出し)
……上井…?大丈夫?
(自分も相手と同じように店長や他の人達に挨拶をすれば相手の後に続いて店を出て。「僕と一緒だね。何で上井…?西尾先輩居るよ…?」と相手がいつも喧嘩している人物の名前をあげると不思議に思い
……とりあえず勉強はしてるけど。
(以前にも友人に同じような内容を言われたことを思い出し、やはりレベル的に高すぎるのだろうかと視線を落とし。「それは……。…行きたい学科あるから」と視線を落としたまま若干彷徨わせながら答え)
でも、トーカちゃんは受かると思うよ
(相手の顔を見れば少し微笑みながら言えば相手の前に回り込み、相手の顔を見つめて「だから、僕も協力するよ。トーカちゃんが一緒の大学になると嬉しいから…」と暗い顔をしている相手を励まし
…!あ、ありがと。
(地面へと視線を落としていたせいか相手が回りこんでいたことに一瞬驚いたように目を開き。驚いた表情のまま礼を告げるも、「…つーことは、アンタ大学戻るんだ?」と問いかけ)
まぁ……直ぐには無理だけど…いつかは戻りたいよ…
(相手に問いかけられればそう答えて。ヒデと通っていた時を思い出せば少し視線を落として。「あ、僕こっちだから…またね」と自宅がある方を指で差せば相手に背を向けると自宅に向かって歩きだし
カネキ!
(どことなく憂いを感じさせる相手の様子が気になってすぐにその場を離れられずにその背中へと声を掛け。「また居なくなる気じゃないよな…?」とさすがに心配になったらしく)
!……大丈夫だよ。トーカちゃんを一人にしないよ
(相手に呼び止められれば相手の方を振り替えって相手の顔を見れば心配している顔が見えて、相手にそう言って。「じゃぁ、またね、トーカちゃん」と再び相手に背を向ければ歩きだして
また明日。
(相手の言葉に安堵したのかほっと小さく息をつき。歩き始めた相手の背中をしばらく見送ってから自分もそろそろ帰ろうと自宅方向へと転換し歩き始めて)
……懐かしいな…
(自宅に帰りつけばあの当時のままで残っており、近くにあった本を手に取れば懐かしむように本のページを捲っていき、そのままベッドに仰向けに倒れると自然と目をつぶって眠り始め
(自宅へ辿り着き、相手が帰ってきたのだという事実を未だに少し実感しきれていないといった様子で。「帰ってきたんだな…」と一人呟いてから受験のための勉強をし)
………
(翌朝になれば自然と目を覚まし、コーヒーを入れて飲み始め。今日はあんていくに行こうとと思えば着替えて部屋を出てあんていくに向かい。あんていくにつけば制服に着替えて開店の準備を手伝い始め
トピック検索 |