匿名 2015-05-16 21:38:11 |
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それは……っ
(周囲のように驚いた様子を大して見せず、それどころか落ち着いているようにすら見える相手に言葉が詰まり。足を止めてはいるものの掴んだ腕はそのままに、「……一人にしないんじゃ、なかったのかよ…」と視線を落とし)
………っ
(今までで一番驚いた顔を見せれば相手から目線をおもむろに反らすかのように目をつぶり。「ごめん…でも、トーカちゃん達を守ろうと思って…」とどこかで自分が過去に相手に言った言葉と今の自分の行動を肯定しようとするかのように言い
アンタが何してたのかとか詳しくは知らないけどさ…。
(相手の言葉に少し冷静さを取り戻したのか、一度頷いてから静かな口調になり。相手へと視線を向けると、「戻って来なよ。みんなアンタのこと待ってるから」と連れて行こうと掴んでいた手の力を緩めながら)
……そう…だね
(相手の言葉を聞けば色々考えて迷ったが最後に相手が望むようにあんていくに戻ろうと決意して相手の言葉に頷いて。「トーカちゃんが呼んでるから戻ろうかな…」と少し冗談ぽく言い
別に私が呼んでるわけじゃねーよ。
(戻ってくれるのだということに内心安堵を覚えるも、さすがに発言内容を認めるわけにはいかず。あっさりとした口調で返してから再び進行方向へと向き直ると、「…行くよ」と歩き出し)
(昨日は寝落ちしてしまってすみません…)
さっきはあんなに強引に手を引っ張ってたのに…?
(先程の出来事を思い出せば相手を少しからかうように相手に聞いて。「うん…。あんていくに戻ろうか…」と相手の言葉に頷けば相手の後を歩きだしてついていき、あんていくの事を思い出せば少し頬が緩み
(大丈夫ですよ、夜も更けてましたし)
…ああしなきゃ、また居なくなると思ったから。
(バツが悪そうに顔を顰めながらも素直に思っていたことを吐露し。さすがに後ろにいる相手の笑みに気づくことはなく、「そういえばその髪どうすんの?結構目立ってんだけど」と前を進みながら)
(ありがとうございます!)
そっか…
(相手の心の内を聞けたと思うと少し嬉しくなり、顔がまだ緩んだままで。「髪…どうしよっか…このままじゃやっぱり目立つかな…」とすでに白髪に慣れてしまったので少し悩みながらどうするか考えて
割と。見た時すぐアンタってわかったし。
(先ほど見かけた時のことを思い返しながら肯定を示すように一度頷き。唐突に立ち止まって相手の方を振り返ると、「ここまで白いと染めてもすぐ落ちそうよね…」と思案し)
このままでお店に立つしかないかな…
(自分の髪の先を弄ると少し軽いため息をしながらそう言って。自分の髪から手を離すと次に相手の方を見れば相手もだいぶ変わったなと思い「トーカちゃん、髪伸びたね…?」と相手を見ながら言って
そう?切らないでいただけだけど。
(相手の髪のことは後で店長にでも掛け合ってみようという結論で思考を中断し。言われてみればというように自分の髪を一房摘んで眺めながら、「…そういえば、御守ありがと」と思い出したように)
前より伸びて女の子っぽくなったね
(真顔で何時もの声色で言えば相手の髪の毛先を眺めながら言い。「あ、ちゃんと受け取ってくれたんだ…?」昔相手に渡した御守りを思い出せば受け取ってくれたことに少し驚き。「トーカちゃんのことだから怒られるかなって思ったんだけど…」と相手は神様など信じてないだろいおおもったのでそう言い
…?なんで怒んなきゃなんないの?
(受け取ったことを表すために一度コクリと頷き。しかし、相手から次に発せられた言葉の意味が掴めなかったのか不思議そうな様子で眉を顰めながら問いかけ)
あ、ううん。何でもないよ
(相手が追求してきたので少し目線をそらしながら言い、相手に顔を見せないように相手の前を歩き出して。気づけば人ごみを抜けていたらしくいつの間にか人とあまりすれ違わない道まできたみたいで。「この道も久しぶりかな…」ともうすぐ行けばあんていくが見えてくるころだと思い
…?そ。
(以前の相手の様子と照らし合わせても誤魔化したのであろうと予測はつくものの、あえて言及する気にはならず。相手の呟きを聞き流したまま歩き続けるとあんていくに辿り着き、ちょうど仕事をしていた店長と軽く話をしてから、「…店長、今なら平気らしいから話してきたら?」と奥へ向かった店長に目配せしながら声を掛け)
あ…うん。話してくるよ
(相手の言葉を聞けばこちらも店長が入っていった奥の扉を見て答えて。自分も奥に行こうと歩き出せば少し立ち止まって相手の方を振り返り「トーカちゃん、ありがとう」と相手にお礼を言えばきびすを返して奥の扉に入っていき
……。
(相手の言葉に頷き、さすがに付いていくわけにもいかないため相手が奥へと入っていくのを見送り。ちょうどシフトが入っていたらしいニシキと普段通りの喧嘩の掛け合いをしながらも相手がどうなるのかを内心気に掛けており)
……また喧嘩してるんだ…?
(店長との話が終わり奥の部屋から出てきて相手を見ると自分がいた頃と変わらずまた二人が喧嘩しており懐かしく感じると少し頬を緩ませながら二人に話しかけて。「どうかな…?」と久々にあんていくの制服を着た姿を二人に見せて
(昨日は寝落ちすいません!)
良いんじゃん?
(客もさほど居なかったために言い合いに集中していたためか、背後から聞こえてきた相手の声に一瞬驚いたように振り向き。腕を組みながら相手の姿を上下に一回り見ると、懐かしさが込みあげたのかふと微笑み)
(大丈夫ですよ!)
この制服久しぶりだな…
(自分の着ている制服を見ればボソッと呟いて。その次に店内を見渡して店内の匂いを少し嗅げば懐かしい気分になり少し微笑んで「トーカちゃんはまた西尾先輩と喧嘩してたの…?」と少し苦笑いをしながら二人を見ると相手に聞いて
(ありがとうございます!)
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