>天玉 三風 ……早くしないと[夜]が来るかな。 薄暗くなる森の中そう思いながら歩く。 「じゃ、楽しみにしておくよ」 あ~。楽しみで仕方ないかなぁ~! 着いた。彼女の店だ。……ここは昔から変わらない。ーーな店。 「はじめまして。二人の[アリス]」 僕は笑う。 ーーさぁ。物語を始めようーー